福島の子供の年間被ばく量

Category: 東日本大震災
<放射性物質>福島県内の学校 年間積算試算を発表…文科省
毎日新聞 5月12日(木)21時7分配信

 文部科学省は12日、福島県内の学校などで屋外活動を制限する放射線量の基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)を実際の児童生徒の生活パターンに即して積算したところ、1年間で9.99ミリシーベルトになるとの試算結果を発表した。当初に屋外活動が制限された13校・園の同様の試算では、年間平均6.6ミリシーベルト。上限値の20ミリシーベルトの半分以下だった。

 上限値20ミリシーベルトを巡っては「高すぎる」として小佐古(こさこ)敏荘(としそう)東京大教授が内閣官房参与を辞任し、不安が広がっていた。政府は当初、1日8時間を屋外で過ごすなどの条件で、上限値から逆算して毎時3.8マイクロシーベルトを基準値としたが、今回の試算は屋外活動を2時間に短縮。「生活の実情や放射能の半減期を考慮した」と説明している。

 試算における年間積算線量の内訳は、通学や学校にいる時に受ける分が1.67ミリシーベルト(16.7%)、自宅など学校外の分が8.32ミリシーベルト(83.3%)。このため同省は、子供の屋外活動のあり方について専門家から意見を聴く場を来週にも設置し、学校外での屋外活動の自粛など一段の低減策を検討する。

 同省は、福島県内の54校・園で教職員に線量計を配って計測した結果も発表。4月27日~5月8日の全体の平均は毎時0.22マイクロシーベルト。学校での滞在を8時間、年間200日と想定した年間積算値の平均は0.35ミリシーベルトだった。【木村健二】

福島の子供の年間被ばく量、安全基準の半分
日本テレビ系(NNN) 5月12日(木)22時29分配信

 文科省は12日、福島第一原発事故を受け、福島県の学校で子供が一年間に被ばくする放射線量を計算したところ、最大でも10ミリシーベルト未満と、安全基準の約半分になると発表した。

 文科省は、子供が校庭を制限なく利用できる放射線量の基準を、一時間あたり3.8マイクロシーベルト以下としている。文科省はこの基準を基に、校舎で5時間、校庭で2時間、通学に1時間など、実際の生活に近い条件で子供が一年間に浴びる放射線量を試算した。その結果、被ばく量は最大でも年間9.99ミリシーベルトで、文科省が示した安全基準の年間20ミリシーベルトの半分であることがわかった。

 一方、この試算について、原子力安全委員会は「仮定の条件を重ねすぎている」として、賛成できないという見解を示した。

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