センタリングアプローチ

センタリングアプローチ

 しばらくテクニカルな記事が少なかったのです、少し専門的な話題にも触れておこうと思います。今までスポーツ現場にて多くの時間を費やして活動してきたことで得られた発見が多くありました。大半はその時の必要性やアイデアなどを具現化したものが運動連鎖アプローチ研究会のベースとなっています。被災地での経験もスポーツ現場とは違いますが、ある意味究極の場になります。今回も多くの発見がありました。発見は自らの能力が最大限に引きだされたときにこそでてきます。発見とはいいつつ、持っていないものが引き出されあるわけがないので、やはりもともと持っているものなのです。
 センタリングアプローチというのは少し具現化していたのものが被災地での経験において確信になってきたものです。理学療法においては軸をつくるというアプローチは実はありません。stabilityを体幹のトレーニングをしようとかの観点はありますが、軸をつくる目的でやっているわけではありません。
 では軸とは何か?それがセンタリングアプローチとなります。bodyworkにおいては内股に意識をというキューがあります。最初は体幹なのにどうして内腿なのか?そんな疑問が湧きました。実はそれが軸へのアプローチなのです。センターが無ければ実はスタビリティーはないのです。体が歪んだ状態でエクササイズをしてもアンバランス助長する可能性があります。もちろん筋肉にターゲットを絞って体幹のエクササイズをすることでセンタリングしてくることも確かです。腹横筋は腰部をぐるっと取り囲んでいますので、当然締めればセンタリングしてきます。しかし目的をセンタリングしなければ副次的では足りないことも多々あるのです。
 内腿を意識するということは左右がありますので寄せれば真ん中になってきます。しかし、この内腿の筋肉の働きに左右差があるので意識した段階で既にズレている可能性があるのです。ポイントは内腿を促通するのですが、そこに入れようとすると外側の筋肉まで力が入っていることがあります。センタリングのポイントは入れるではなく余計なとおころを抜くです。抜くと必要なところが最低限の入り方で浮き上がってきます。
 コアのエクササイズに下肢を繋げることがbodyworkではルーチンとしてエクササイズに入っています。この体幹のみのアプローチから結果的に四肢の動きが良くなればいいのですが、現在は体幹を高めれば四肢の動きは結果的によくなるというのが理学療法の流れです。しかし、結果的にではもしかしたら効果があまり出ないかもしれません。つまり具体的に体幹だけでなく四肢とのつなげる方法を持たなければいけないのです。それがピラティスなどでは内腿であり、閉めるということになります。しかしこの閉めるは身体全体に力が入ってしまって硬い身体になってしまいます。つまり固めた時に入る体幹筋ではなく、動的な中で自然に対応できる軸が不可欠なのです。

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目的の内腿意外の力の入り方をフィードバックさせていあげます。

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これは立位でも同じことなのですが、やはり余計なところを抜かせる意識です。センタリングが自然と行われます。

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これは運動連鎖道場in流山の一幕です。これはハムストリングスを股関節の屈伸にともなって弛ませないように操作する方法です。ハムストリングスが固くなるのは使わないからなのです。廃用つまり短縮なのです。膝を曲げると自然にハムストリングスは弛みます。そこをできるだけテンションを緩めないで保持するためには、どうすればいいでしょう。それは股関節の屈伸よりも位相差を造って膝を遅らせながら動かすのです。

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殿筋を入れないで骨盤を前傾させる。多裂筋などを正確に入れられれば可能です。その時に殿筋の力を抜いてという指示が有効です。
 このセンタリングアプローチは軸ですので左右になります、あとは上下のセンタリングを加えます。そして動的な支持性のスクワットなどにつなげます。蛇足ですがbodworkは質的な動きであったりコアーですので、抗重力筋をダイレクトに鍛えるというコンセプトではありません、。下肢荷重関節の連鎖性はスクワットなどの抗重力かでのアプローチが不可欠です。実はbodyworkにて滑らかな動きや柔軟性は増したと思いますが、筋力は落ちた感じがします。これが40代の抱えている問題ですね。
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