被災地に役立つリハビリ関連情報

Category: 東日本大震災
≪リハビリ被災地活動ボランティア有用情報≫
参考 twitter:朝日新聞社会グループ  @Asahi_Shakai
          宮城県災害保健医療対策室 @saigaishien 仙台
              Hisashi Yamamoto @undourensa


(被災地のトピックス)
3月に比べ、4月になってからは、廃用症候群、生活不活発病、DVT、感染症、栄養バランス、歯科口腔領域の話題が多くなっています。避難所での運動不足および栄養の偏りによる体重増加。

(4月29日の被災地ボランティア)
相当数のボランティアが現地に入ることは確実です。お互いの立場を尊重しながら、ともに協力しいろんな方々と情報交換をしましょう。

【ボランティアに臨むにあたり】東京女子大・広瀬教授「実際に被災地に行くことになっても、精神的な安定を保つために被災者と同じ悲しみを背負わないように気をつけましょう。

【ボランティアのスタンス】
心理学の先生の災害時のケアのお話し。傾聴して、無理に相談に乗らない。聞き流さずに遮らずに気持ちを受け止める。ただ、話しが終わるまで聞くことに尽きるって…その人が話しをしなくなったら無理に聞かない。それから必要な適切な情報の提供、余計な不安を取り除く。どの年齢にも同じです。
・膝づめで1人1人と話して全身状態や眠れているか、食べられるか、薬は飲んでいるかなど事細かく聞いていく必要がある。


(DVT関連URL)
【被災した方へ】 エコノミークラス症候群の予防策。足首や肩・腕を回して関節をほぐし、ストレッチで循環を促すことが大切です。特に、不安感は姿勢を丸くし呼吸が浅くなります。胸を開くストレッチをすれば呼吸も深くなり、さらに循環を促します。 

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110420/dst11042020080031-n1.htm
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20110401/1301666458
避難所では窮屈な雑魚寝状態で隣り合った被災者とぶつからないように,トイレに行く人に踏まれないように縮こまって寝るしかなく,眠れない日々が続いて疲労が蓄積し将来の生活不安も重なって動こうという気持ちもなくなる(血液停滞).このように避難所では下肢の外傷,脱水,就眠環境,ストレスなどによりDVTの危険性が高い.新潟県中越地震の車中泊による肺塞栓症はマスコミで取り上げられ震災後の車中泊避難の危険性は認知されているが,避難所生活におけるDVTの危険性は十分に認知されていない.新潟県中越地震後に発生した能登半島地震,中越沖地震,岩手・宮城内陸地震では車中泊避難者は少なく,震災後のPEによる死亡は無かったが,震災 1 週間後のDVT頻度は能登半島地震6.3%,新潟県中越沖地震6.9%,岩手・宮城内陸地震7.1%であり,これらは新潟県と調査した新潟県中越地震対照地のDVT頻度1.8%よりも有意に高い.したがって現在の避難所環境では震災後に約 6~7%のDVT発生の危険があることになる.首都圏直下型地震や東南海地震などの広域大規模震災における被災者は100万人以上と推定されることから震災後のDVT発生は数万人以上となる危険性がある.震災後のDVTはPEの原因になるだけでなく,遷延して慢性期に若年性脳梗塞や高齢者の呼吸不全の原因になることが判明している
http://www.js-phlebology.org/journal/meeting/lecture.php?mc=29&no=42

・DVT検査:下肢静脈エコー
・DVT徴候:下肢浮腫、痛み、熱感、呼吸苦(肺塞栓)、
・重症度:遠位型の深部静脈血栓症、近位型の重度血栓症
・生活支援機器:避難所に簡易ベッドの導入
・対策:不活動の是正。体操。マッサージ。水分摂取。生活環境整備。ストレスケアー。

【栄養関連】
・野菜や肉などに含まれるビタミン類やたんぱく質の不足
・牛乳などの乳製品も手に入りにくい
・風邪を引きやすくなり、栄養の偏りから口内炎

【震災関連死】
避難所では偏食にストレス、運動・睡眠不足、入浴や歯磨きができないなどもあり、平時に比べ60倍死亡率が高いともいわれています。・阪神淡路大震災では「震災関連死」と認定されている人が900人余りにのぼり、肺炎、特に口の中の汚れ・細菌を誤って飲み込む「誤嚥性肺炎」で亡くなる高齢者が多かった。
・避難所へのAED(自動体外式除細動器)無料貸出(2011.4.21)ストレス時には、心臓突然死の発生が増加すると言われており、避難所で突然死事例が発生することが危惧されます。既にこの被災地でAEDで救われた方もおられます。

【血圧が高めの方へ】寒さや睡眠不足、不安感などでも血圧は高くなります。難しいかもしれませんが、できるだけ睡眠をとってリラックスを心がけて。水分を取る、少し体を動かす、下半身を温める、野菜や果物を取る、なども大切です。(日本栄養士会)

【被災した方へ】簡単足のマッサージ。むくみ・冷えにも効果あり。①足指5本を握って5秒ほど反らす・曲げる(4往復)②足を両手で挟み、足裏が天井を向くようにねじる(4往復)③足裏全体を両手の親指で指圧する④足裏を20回叩く(NPO法人セルフメディケーション推進協議会)

【血糖値が高めの方へ】血糖値の急な上昇や低血糖の予防には▽糖分を含まない飲料を選んで、水分を十分に取りましょう▽食事量が減っているので薬を使っている人は低血糖に気をつけて▽食事は一度にたくさん食べず、回数を分けて▽よくかんで時間をかけて食べましょう(日本栄養士会)

【被災した方へ】下痢や風邪にかかった時は▽脱水予防のため水分をこまめに取りましょう▽レトルトおかゆや煮物の缶詰など、消化がよく柔らかい食事を▽できれば野菜などビタミン・ミネラルをとりましょう。野菜や果物のジュースでも。 (日本栄養士会) 

【被災した方へ・食生活】感染症を防ぐため、食べる時にはできるだけ食べ物に直接触らず、袋ごと持って食べるようにしましょう。配られたものは早めに食べましょう。(日本栄養士会)

【高齢者の方へ・食生活】食べ物を飲み込みにくい方は▽横になったままでなく、座るか少し体を起こして食べましょう▽食べる前に少量の水で口をしめらせて▽食品と水分を交互に▽袋に入っている時につぶしたりちぎったりして食べやすい大きさに (日本栄養士会)
【被災した方へ・食生活】避難生活では水分を取るのをひかえがちですが、水が不足すると疲れやすい、頭痛、便秘、食欲や体温の低下につながります。血圧や血糖のコントロールのためにも、水分をしっかりとりましょう。(日本栄養士会)

【排泄ケア】特に中高年、高齢男性の頻尿には、残尿増加している例が絶対に増えているとかんがえた方が安全。「頻尿・尿意切迫感には抗コリン剤」と刷り込まれている内科の先生はご注意を。残尿の確認ができないなら、先にαブロッカーを出すほうがまだ安全。勿論血圧に注意して。

【排泄ケア】また、従前から「前立腺肥大症」と診断がついている方でも①あまりに頻尿がひどくなった、②尿失禁が目立つようになった、と言う場合は尿閉⇒溢流性尿失禁になっている可能性大!薬物で引っ張るよりも一度でも導尿をためらわないで行ってみてほしい。

【排泄ケア】口腔ケアをおろそかにすると呼吸器感染のリスクがあがるように、頻尿、尿失禁のアセスメントを間違うと、尿路感染、腎機能低下のリスクがあがる。尿路感染の背景には、まず「尿排出障害」を考慮するのが、ワンパターンだけど鉄則、基本のき!

【排泄ケア】特に尿臭の強い尿失禁には熱がなくとも尿路感染を考慮すべし!というのも鉄則。清潔保持だけではすでに間に合わない。こうなると、医療への連携が必須。

【子どものケア】子どもたちがどれだけ不安な思いをしているのかをじっくり聞いてあげてください。「一緒にいるから大丈夫だよ」などと言葉で伝えてあげること、安全だと伝えてあげることも大切だそうです.(東京プレイセラピーセンター)

【地震酔い対策】船酔いのような症状の方が出る「地震酔い」は、不安も原因の一つ。「温かいお茶を少しずつ飲んだり、ゆっくりと深い呼吸をしたりしてみてください。避難所では手足を伸ばす、隣の人と手をさすりあう、なども効果的」(喜多悦子・日本赤十字九州国際看護大学長)

・社団法人日本栄養士会
http://www.dietitian.or.jp/eq/110408.html

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