被災透析患者救済プロジェクト

Category: 東日本大震災
藤山勇司さんという方から私のブログにコメントがあり、早速その経緯や趣旨を伺ったところ以下のような回答がありました。「今、わたしにできること」各々のあらゆる立場の方々がこの一念を持って全力で動いていることがわかります。何かをしたいと心で思っている人は本当に全国全員といっていいほどだと思います。透析患者さんの問題は当初からニュースでも取り上げられていましたが、一刻を争う死活問題です。それは透析を受ける施設が確保できなければどうしようなないからです。不動産の大家さんとエイブルという誰もが知っている賃貸会社の思いが一つの大きなプロジェクトに短期間で立ち上がった画期的な試みです。今、できることを形にするという上ではフォーマットはありません。熱意と思いです。是非、透析患者における情報をおもちの方は下記のエイブルさんにご連絡ください。また今後の皆さまの活動の参考になればと思います。一つの思いがあらゆる人たちの支援の輪となって広がっていっています。きっとこれが日本の新しい復興の力となっていくに違いありません。
 

『被災透析患者救済プロジェクト~立ち上げるにいたった経緯~』                                 
                                          藤山勇司

 私は江東区に住んでいる48歳の大家兼著述業を営んでいます。
私はある事情から被災透析患者救済プロジェクトを立ち上げました。
エイブルと東京内科医会の橋渡しをし、東京に疎開された患者さんを集団治療から医院から近い貸家にご案内しております。
敷金、礼金、仲介手数料は無料。三ヶ月分の家賃も無料。その上、当面必要な家具も揃えています
このプロジェクトは私が被災地の惨状を目にして
(良かった、木更津や苫小牧でなくて…)
と思ってしまった贖罪です。決して思ってはならないことでした。
思い悩んでいるときに、知り合いの記者から携帯に電話がありました。
「藤山、お前なんとかならんか」と。
記者の方はいわき泌尿器科から1100名の人工透析の患者さんが大阪、新潟、鴨川、そして東京の四箇所に疎開されるとのことでした。
七年前に亡くなった義理の母は死ぬまでの七年間、人工透析に週に二回通っていました。
他人事ではない。私の使命だと思ったのです。
私のアドレスはfujiyama57@hotmail.com不動産関連及び、その他書籍を16冊上梓しています。
決して怪しい者ではありません。しかしながら、企業に電話をしてもとりあってくれません。
「どちらの藤山さまでしょうか」
といつも聞いてくるのです。
私は
「すみません。パソコンはあるでしょうか。それでグーグルを開いて、藤山勇司で検索してみてください。藤山は藤山寛美の藤山で、勇司は勇気の勇に司会者の司、つかさでも結構です」
そこから何度も被災者は被災地にいるだけではない。東京にもいることを説明しました。
何社もあたりましたが、ほとんどは門前払いでした。
丸の内の大企業各社にも連絡をとりましたが、どうにもなりません。
そこで、原点に戻りました。
私の本業は大家さんです。いつもお世話になっているエイブルさんに連絡をとりました。
受付から総務に回していただきました。
総務の方は当方の身上調査をそれはこと細かになされました。
当然のことでしょう。こちらはアポもなく、電話をしたのです。
ただ、納得していただいた後は早かった。
経営企画室のマネージャだる加茂さまに回していただいたのです。
ここでも一時間近く話しようやく、翌日の面会を約束をとりつけました。
お会いするとエイブルの加茂さんは穏やかな方でした。
気負いもありませんでした。当然、断られると当方は思っていたのですが、とんでもない英断をなされたのです。
エイブルは仲介手数料を無料の上、三ヶ月分の家賃をエイブル負担で家具もつけた上で用意するのです。
「今、わたしにできること」
このフレーズがテレビから流れるたびに私は今本当にできることを全力でやりきっているのか不安になります。
しかし、エイブルさんの英断を契機として、東京の開業医で組織された東京内科医会との提携を果たし、
腎臓病患者さんで組織される全腎協も協力を約束してくれました。
受け入れ態勢が確立し、昨日は一家族の転居に成功しました。
なぜ、仲介業者が良いのか、それは患者さんは物ではありません人です。
引越しは大きな決断です。
「ここに入れ」では納得しないのは当然のことです。
病院から近い場所、日当たりの良い場所、公園の近くなど、人の好みは千差万別、選択するからこそ納得されるのです。
だからこそ、患者さん主体の物件選びが重要です。
では、なぜ三ヶ月なのか。三ヶ月以降はどうなるのかと疑問が湧くことでしょう。一ヶ月、二ヶ月の延長にエイブルさんは応じます。また、その頃になると被災者援助も重い腰の政府も始めることでしょう。
宮城県で2名の患者さんが死んでいたことが読売新聞で報じられました。
被災地での話しです。ただ、報じられていない犠牲者の方々を思うと、いてもたってもいられません。
声を上げたい。エイブルさんも東京内科医会さんも全腎協さんも思いは同じです。
どうか、ご協力願えないでしょうか。
今、NHKさんも取材をしてくれ、民放さんの一社も取り上げてくれようとしてくれています。
ただ、一刻を争う事態です。広く世論に呼びかけるには当方は力がありません。
被災者の中でも人工透析患者さんは特に死の淵に立たされています。
一週間に最低でも二度の透析をしなければなりません。
透析は4時間から5時間かかります。体外で血液をろ過しますから、その間は貧血となります。
医療機器、そしてろ過財、血液凝固を防ぐ薬など様々な薬剤も必要です。
現在、東京で集団治療を受けている方はストレスで病状が悪化している状態です。
当たり前です。健常者でさえ、プライベートのない集団生活では体調を崩してしまいます。
一番弱い方から救済する。そしてその行為が復興に携わるすべての人を勇気付けるのではないかと思います。
おちまさと様のように多くの方がご存知の方に取り上げていただき感謝いたします。
支援の輪を広げたい。今思っているのはそれです。
東京では患者さん主体の物件選択の受け入れ態勢が整いました。
また、来週の木曜日には著名な大家さんが集まりその他の支援体制も話し合います。
全国賃貸住宅新聞で懇談の様子は掲載されます。
思い入れが強いのかもしれません。
私は器用ではありません。あれもこれもできるほどの才人ではありません。
目の前にある問題に全力でぶつかるしかないと考えています。
被災透析患者プロジェクトを広く知ってもらいたいたいと思っております。
どうか、お力添えをお願い申し上げます。
以上、略儀ながら伏してお願いとともに。
                        藤 山 勇 司

被災透析患者さまをお迎えする受け皿はできあがりました。
ただ、本当に必要とされる患者様の元に情報が届きがたいのが実情です。
本プロジェクトの現場責任者は㈱エイブルchintaiホールディングスの
経営企画室マネージャーの 加茂直樹様 電話番号 03-5770-2602
                          メールアドレス n-kamo@achd.co.jp
 転居先の通常手順といたしましては
 ①東京内科医会殿が会員である開業医へ転居要望書を配布
 ②患者様が転居要望書に記載し、開業医に提出
 ③開業医はエイブル殿にFAX
 ④エイブル殿が患者様の要望を詳しくお聞きする
 ⑤治療医院の近辺やお身内の近くなど、患者様の要望をお聞きして候補の貸家を複数確保
 ⑥通常の案内と同様に患者様を入居候補の貸家に案内
 ⑦患者様のご希望箇所が決定した後に大家さんと交渉
 ⑧エイブル殿は大家さんから貸家を借り受け家賃を払った上で、無償で患者様に住んでいただく
 ⑨貸家には事前に必要な家具、家電を用意(無償)
 ⑩入居後、定期的に患者様の様子をボランティアでエイブルの社員が伺う(病状の確認と相談相手として)
以上です。
 
 ただ、エイブルの加茂さまに連絡をしていただければ、必要な書類を送付した後にお医者様の診断を受けて、
 転居の手続きを取ることも可能です。
 加茂様は喜んでお引き受けくださります。

 添付資料は、上記の手続きを取材した記事、そして関係機関のホームページなどです。

 私は連絡係りと考えてください。
 実務に携わるわけではありませんが、関係者の橋渡しをいたしました。

以下は、私が今回のプロジェクトを立ち上げることを決意した経緯、そしてエイブル殿との出会いを記述したものです。
ご一読いただければ幸いです。

 以上、略儀ながら感謝とともに。
                            藤 山 勇 司
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