神奈川災害情報ボランティアネットワーク

神奈川災害情報ボランティアネットワーク

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 かながわ県民活動サポートセンターで3月26日(土)、神奈川県内の「一時避難所ボランティア」説明会が行われました。

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2日目となった説明会には約200人が参加。私は午後の二時からの参加でおそらく100名近い方の参加者が会場に詰め掛けていました。今回三日間でトータル700名以上の応募者があり、県知事、国なども含めて大々的にバックアップしてれており、また一日でも早くその活動が軌道にのることが望まれています。まさに正規職員ではないですが急務という異例の事態です。ボランティアと言えば、病院などにイベント時に慰安として訪れる市民団体というイメージでしたが、今回ばかりはまさに復興の担い手としての担い手になります。その責務は国家レベルでの規模になります。震災からはや二週間がたち、救命救急としての段階から新たな段階へと進んでいます。行政のやれることはインフラの整備などの復旧であり、一家族の片付けや手伝いなどは行政の役割ではありません。まさに神戸の震災でもそうですが、孫の手も借りたいボランティアの手が無ければ復興は成り立たないのです。
 私も東北の知り合いなどの情報を自分なりに集める中で、直接活動できる場を求めるようになりました。スポーツ現場などで、何処の後ろ盾もなく単独で駆けずり回った経験からも、じっとしていることが我慢ならなくなっていました。そんな中、横浜でボランティア説明会があることを知り、説明会に応募しました。見つけて申し込みしたのは比較的早かったせいもあり、説明会には参加できることになりましたが、翌日には応募多数で締め切りとなっていました。ボランティアと言えば社教の人たちも行ってましたが、若い人たちがほとんどいないようで、特に女性が少ないということだそうです。暇と時間があると言っては語弊がありますが、普段はボランティアと言えば仕事も一段落してからという印象です。しかしながら、今回ぐらいボランティアとしての大義名分が高まっていることは無いでしょう。何かできないか・・・そんな思いを本当に多くの人たちが抱えているなかでの、立ち上げです。説明をきくと、その意義は神奈川にとどまらず東京と横浜という二大拠点にてボランティアのセンターとしての役割が期待されているようです。現在はボランティア的な活動をしている人たちは、個人レベルでの活動も含まればそれこそ五萬とあるのではという状況であり、正確には把握できないのです。被災地との個人的なルートから新たな支援の道が開けというのが実情であり、決して最初からセンターが統括して行っているわけではありません。また統括部門があったとしても、結局は個人個人のその時のタイムリーな行動こそが一刻を争う被災地においては大切なのです。我々医療従事者はどうしてもあらゆる制約があるためか、大きな指示系統のなかで動こうとします。それだけ医療という責任のある立場であるからこそのリスクを知っているからです。個人のスタンドプレーが大きな混乱を招くなることになることが叩きこまれているのです。しかし、このような事態になると本当に翌日にも現地に入って活動しているボランティアの人たちの行動力には舌を巻きます。社教の人たちも言っていましたが、彼らはボランティアのプロだと。特別なルートとノウハウを持っている、いわゆる精鋭部隊なのです。よって一般の人が単独で行動してもかえって危険と邪魔になってしまうというのです。
 そのノウハウは是非見習いたいと思います。全く我々にはないスキルです。もっといえば国にも行政にもない力です。ましてやテレビで評論している連中との最前線で活動しているボランティアの人たちとの格差にはあきれるばかりです。情報をどんどん集約してドンドンものを運び、また新たな情報をもとに活動の幅を広げていく、その臨機応変ぶりを眼にするにつけ初動の備えのなさを痛感しました。私も神奈川県の海老名市に治療院を構えており、横浜までは相鉄線で30分あまりで行けます。もう少し世の中が一体何によって動いているのかを知る必要も感じていました。病院の運営ではなく世の中の運営です。
 神奈川神奈川災害ボランティアネットワークというのは1995年の阪神淡路大震災の教訓を神奈川に生かそうということで、1997年4月に結成されました。26の運営団体から構成されています。現在、神奈川県には福島原発からの避難として県立武道館に30数名方々がおられるようです。皆さん車にて家族で来られているなど、中には車いすの方もいるとのことです。最終的には200名の受け入れが可能だそうです。当初は一時避難所の支援という名目での説明会だったそうですが、あまりにも応募者が多いのでさらに多くのセクションを設けての募集となってようです。というようい臨機応変というかその場その場でドンドン物事が動いていく、現場での即決即断が求められる場所です。このあたりはスポーツ現場での経験が活きそうです。
 
 最初にボランティアの心得というおのが示されました。「自己完結型」避難書への足も食事も全て自分で用意できて完結できるということが必須となります。自己責任とはまた違うようですが、何が必要なのかをしっかりと調べておかなければいけません。最初からやることが決まっているわけではなく、これをできる人はいますか?ではグループをつくってリーダーを決めてください。では現場にお願いします。おそらくその間、召集から発動まで数分といった感じでしょうね。
 一通り説明が終わってから早速、「一時避難所支援」「物資仕分け」「情報ボランティア」と「被災地支援(待機)」のボランティア参加意思の確認などを行いました。
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武道館へのボランティア希望者がポストイットを貼っていきます。私も希望日に貼ってきました。

 午後の説明会終了後には、情報ボランティア希望者十数名が残り、今後の活動内容や運営体制について意見交換しました。私も情報ボランティアに残って皆さんで自己紹介。本当に今日昨日立ち上がったばかりの、あらゆるキャリアの持ち主が集まりました。
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今回の震災者ボランティアネットワークのリーダーの杉浦裕樹さん、宮島真希子さんです。
杉浦さんはヨコハマ経済新聞 編集長 http://www.hamakei.com http://twitter.com/hamakei/
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事 http://yokohamalab.jp をされています。
宮島さんはNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 理事 http://yokohamalab.jp

今回の説明会の写真を杉浦さんがfacebookにアップしています。
http://www.facebook.com/album.php?id=207488569262436&aid=56768

また、「神奈川県災害救援ボランティア支援センター」を担当する神奈川県のボランタリー活動サポート課の方々との意見交換の結果、かながわ県民活動サポートセンター10階を、情報ボランティアの作業拠点として、31日までの期間限定で使用できることになりました。
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