ボランティア

ボランティア

いわき市の磐城中央病院の渡部さんと連絡をとり支援を模索するなかで、多くのボランティアの存在を知ることができました。そのどれもが迅速な対応と初動に驚かされます。多くの被災地などへのノウハウと全国的なネットワークがあるため、一般的には現地への単独行動は控えるように、かって迷惑になる、危険だなどの論調とは全く関係ないかのように活動を展開しています。被災地にどうやった入っているのか分かりませんがルートの確保、ガソリンの確保など、我々が最も難しいと思っている壁をなんなくクリアーしています。国や専門家およびメディアでの指摘とは全く関係ないかのような自治ぶりです。一般論に習っていると、ただただ見ているしかないといった感じです。もちろん気持ちに任せて行動することは危険だとは思いますが、家族が被災していたらどういった方法でも現地に入り支援をするはずです。どんどんインフラが整い支援体制ができていることはニュースで伝わってきますが、実際に現地でニーズを掘り起こし対応することこそがボランティアの強みとなっています。どこどこに何がないとなると、通りすがりの自衛隊の人に伝えると直ぐにルートができるなど、国や行政が一括して末端まで網羅しているわけではないのです。大きなインフラは国が主導ですが、我々にもできることは沢山あるのです。ニーズを新たに掘り起こし、そして伝達して早めに動くことです。問題になってからではかなり深刻な状況です。
 いわき市のその後の展開ですが、いくつかの支援団体とつながりができて新たな段階に入っています。渡部さんも、多くの情報を得られることで先行きがみえ安堵を得ているようです。やはり、原発地域は特にそうですが見捨てられているという気持ちこそが最も不安なのです。見捨てれていないというその事実が大切なのです。具体的な物資の支援も大事ですが、サポートしてくれる人がいるということをしっかりと伝えることも一つの支援だといえます。
 私も仙台のSTARの佐藤さんとの話の中で、石巻市にある病院などはまだまだ相当大変な状況のようです。また松島に被災地が実家があるセラピストも帰省して復旧に向けて動いているようです。私としては同じ同業の理学療法士、作業療法士などのセラピストを支援していきたいと思っています。支援は一般の市民や被災者という視点が大半ですが、医療などのスタッフそのものも実際は被災者であり疲弊しています。個人レベルのニーズを聞いて支援したいと思っています。避難所に行ってというのは、流石に勝手がわからないのでまずは同僚からです。友達からです。いずれにせよ、理学療法士の方々からも実際にボランティアなどの活動をしたいが、どうしたらいいかわからない。行っては見たものの、医師や看護師のてきぱきとした活動に比べて、理学療法士としては何もできなかったという無力感を感じることも多いようです。理学療法士だからと病院ではある一定の地位と立場がある環境とは違い、別に理学療法士だから特別視されて重宝されることはありません。待っていてればどんどん依頼が来るわけではないのです。報告をして科の一員として動く、協会の一員として動くことに慣れている我々はいざ一人で活動するとなると、その責任の重さに怖くなってしまいます。今回を機に被災地の初動で動くためのノウハウを持たなければいけません。普段からボランティア団体などと協力関係を築いておいて、メディア以外の情報がドンドン仕入れられるようにしておくことでしょう。
 ヨガのインストラクターの太田麻子さんが今回のいわき市との仲介に相当尽力してくれています。kokoさんとも仲介してくれて、下記も紹介してくれています。ボランティアの先輩である各団体の活動をみながら、我々が何ができるかを模索していきましょう。

シャプラニール
http://www.shaplaneer.org/support/report_jishin_japan.html#report1
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