「知覚と身体運動の基礎と応用」

身体運動学セミナーⅢ in 東京
知覚と身体運動の基礎と応用」
~疼痛に対する知覚・認知神経学的アプローチ~
 

研修会予告第一弾
申込はもうしばらくお待ちください。


 知覚と認知をいかに身体運動へのアプローチに応用していくかというテーマをもとに開催してきた身体運動学セミナーの第三段となります。過去二回福岡で開催してきましたが、今回は埼玉、関東エリアでの開催となります。脳科学、認知神経科学のリハビリへの応用は、まだ日が浅くリハビリの臨床に浸透しているとは言えない状況です。知覚と運動の研究において第一人者である森岡 周先生と樋口貴広先生が共著として書かれた「身体運動学―知覚・認知からのメッセージ(三輪書店)」は、セラピストにとってバイブルとなるべき清書となっています。
そして今回、さらに樋口貴広先生、森岡 周先生がともに絶賛している、東京大学医学部の麻酔科医,住谷昌彦氏を加えてのセミナーとなっています。私が住谷昌彦先生と出会ったのは今年福岡で開催された日本カイロプラクティック徒手医学会でした。
http://www.jsccnet.org/meeting-main_12.html

そこでの特別講演は、「CRPSに対する神経リハビリテーションとそのメカニズム」と題して、いわゆる難治性の痛みに対する最新知見でした。そのメカニズムの解明における手法が、なんと認知神経科学的な観点だったのです。医師という病理学や生理学などのメカニズムをベースとして、投薬や注射もしくは手術における治療を選択するというイメージです。しかし、住谷氏の提唱するメカニズムはCRPS患者の視空間知覚障害の障害だったのです。治療は視野偏位プリズム順応を用いた視覚による疼痛治療だったのです。視覚―運動系の問題が改善する結果、大脳表象での患肢の知覚-運動協応が再統合され疼痛が寛解してくるのです。
また樋口貴広先生のHPで「セラピスト向け情報発信」の項でも以下のように住谷先生のことがとり上がられています。
幻肢痛や複合性局所疼痛症候群(Complex Regional Pain Syndrome, CRPS)の発生機序として,脳内において知覚系と運動系が情報交換をする過程―知覚運動ループ―の異常があると仮定し,その過程に基づく治療法を臨床にて実践し,目覚ましい成果を遂げています。
http://www.comp.tmu.ac.jp/locomotion-lab/higuchi/therapist/info152_Sumitani2010.html

日本カイロプラクティック徒手医学会の講義の中でも、リハビリの重要性を強調されており「我々の仕事はいかにリハビリにうまくつなげられるかだ」ということを述べられていました。廃用症候群における痛みに対する悪影響についてのデータなども紹介され、理学療法の治療効果をこれほどまでにバックアップしてくれる論拠と医師は見たことが無いといった感動を覚えたことが思い出されます。

(プログラム)
9時00~開場 受付
9:20~10:50  講演Ⅰ 樋口貴広 先生
(首都大学東京人間健康科学研究科・准教授)
11:00~12:30 講演Ⅱ 住谷昌彦 先生
(東京大学医学部付属病院麻酔科痛みセンター助教)
12:30~13:30 ランチ
13:30~15:00 講演Ⅲ 森岡 周 先生
          (畿央大学理学療法学科・教授)
15:10~15:40 一般演題
 15:40~16:00 総合ディスカッション 
   発表者も含めてフロアーからの質疑応答 総合討論
16:00 終了

会場:埼玉教育会館(〒330-0063 さいたま市浦和区高砂3-12-24 TEL.048-832-2551)201+202号室
アクセス:JR浦和駅西口より徒歩10分。都心から京浜東北線にて20分。
http://www.scvb.or.jp/pdf/guide/kyouiku.pdf

会場には駐車場はなく、使用する場合は周囲の私営の駐車場になります。
いちばん近くの駐車場は当日最大1800円で、駐車台数はかなり少なめのようです。

参加費: 10,000円
募集人数:100名(先着順、参加費振り込みにて受諾とします)

事務局 山岸恵理子(三郷中央総合病院)
主催:運動連鎖アプローチ研究会
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