第6回カイロプラクティック勉強会報告

第6回カイロプラクティック勉強会報告


少し前になりますが、8月21日土曜日に大井町キュリアンにてカイロプラクティック勉強会が開催されました。
内容:マニュアルメディスンの基礎 
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   真壁大輔 (カイロプラクティックまかべ)
   大場弘(Dr.大場 弘カイロプラクティック) 解説
実際のデモンストレーションをお二方で行っていただきました。脚長差や身体の左右の伸びの差をみて上位頸椎をアプローチ、変化をみます。

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   症例発表 青木弘好 (いずみ整骨院)
歯の矯正をした患者に対するアプローチの症例報告です。私の経験からも顎や歯の影響はとても大きく、青木先生もその矯正期間の調整の難しさなどを感じておられるようでした。実際に私もかみ合わせの矯正患者を多多みていますが、頭蓋が硬くなる印象があります。動かなくなるのです頭蓋が・・矯正はよほど強い力が歯根を通じて頭蓋にも及んでいることがわかります。

 第六回目となると教科書の抄読会などの形式が慣れてきました。理学療法士や作業療法士の参加が多いのですで、最近感じるのはリハビリテーション部門にカイロプラクティックやオステオパシーの勉強会が随分と増えてきたということです。逆にいえばあらゆるものを受け入れる土壌が現在のリハビリ業界にはあるといえます。理学療法士はもちろんですが、それにも増して作業療法士の貪欲にあたらしい分野への開拓が積極的であると感じます。もともとは機能訓練は理学療法士がメインで行うというイメージでしたが、現在の医療保険制度においてはリハビリテーションのコスト算定は、基本的にはどの職業がリハビリ部門の何をうやっても構わないということになっています。よって作業療法士が理学療法士化してきていると感じます。しかしながら理学療法士は作業療法士化することはあまりありません。言語聴覚療法士は確固たる業務独占ともいうべき部門を確立していますのでPTとOTのST化というのは稀なケースだと思われます。しかしながらある老健ではSTが運動療法を担当していました。なんとも、確かに専門性はあるものの、とりあえずやってみるとなんとかなるものですね。
 さて今回の教科書の項目テーマは上位頸椎です。また尾骨への見識も紹介してくれました。尾骨を操作すると情景頸椎のアライメントも変化するという報告です。確かにつながってはいますので、あるかもしれないという知見ですが、先人たちの洞察の深さには頭が下がります。またカイロプラクティックにおいては脚長差を評価指標とする場合が多いのですが、これも上位頸椎を操作することで容易に変わる場合があります。
 どこに着目するかということが大事になってきます。つまり同じアプローチにおいても何を評価指標とするかによって効果は違ってきます。もちろん気がつかない部位で効果がでている場合も多々あるということです。しかしながら、その変化を患者自身に自覚してもらわなければ効果は半減してしまうということなのです。
 カイロプラクティックうやオステオパシーそしてヨガや東洋医学、アーユルヴェーダなどリハビリの業界にも少しずつではありますが入ってきています。いかに病院が閉鎖された空間だといっても、ネット社会ですのでその情報の流通を止めることはできません。いやがおうにも情報が入ってくるのです。分野違うからとかエビデンスが無いからといって無視し続けることが既にナンセンスなのです。いいかどうかはまず確かめてみて実感してから考えるというスタンスがより臨まれます。確かに医療ですのでなんでもかんでも民間療法が入ってくるのはどうかと思いますが、身体機能に健康にいいというものであって、リハビリの中で許容範囲であれば取り入れたいと思うのは自然な流れです。

 実はカイロプラクティックもオステオパシーも興味をもって取り組んでいるセラピストはかなりいます。しかし、どうしても理学療法・作業療法の本流から離れてしまいますので表だって言えないというのは本音でしょう。マニアックと捉えられてしまうことは明らかであり、やはり学会での研究発表は理学療法で認められている治療施術方法でないという負い目のような感情はでてきます。bodyworkも場合によっては、いわゆるフィットネスとも捉えれられますので「そっちにいっちゃうのか」と言われてしまうこともあるでしょう。しかしながら作業療法士さんはそのあたりの垣根があまりありません。もともと専門性とは何かと模索してきた歴史があるので、新しい分野への適応が優れています。そして理学療法士が作業療法の主流がなんたるかを知らない様に、作業療法士も理学療法のトレンドがなんであるかを詳しくは知らないはずです。逆にしらないからこそ先入観なく受け入れられるということなのです。例えば心理学や脳科学も良く考えたら学校ではほとんど習いません。だからこそ自分たちの解釈にて心理学も脳科学も勝手に都合よく解釈することができます。新しい何かを切り開くためには、先入観がないところから始まりますので、あながち全てを否定することもできませんけどね。
 しかし、学校教育で何も武器を持たされていないからこそ、なんでも新鮮に受け入れる土壌があるリハビリ業界は今後ドンドン伸びていくことでしょう。学ぶ姿勢、受け入れる姿勢そのものが理学療法士や作業療法士の特性です。
 しかしここで考えなくてはいけないのは、あくまで立場が違うということです。そして専門性も違うということです。全くのコピーではいけません。必ず理学療法ならではのアレンジを入れることです。成程、理学療法士が使うとこうなるのか!新たな一ページを提供することこそが使命となります。
 また次回は未定ですが是非ご参加ください。
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