運動連鎖道場in海老名

運動連鎖道場in海老名 報告


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 4月から始まった運動連鎖道場in海老名も6月で予定の8日間のうち6日間が修了しました。この間、多くのゲストbodyworkerに依頼して来ていただき、普段交流できないインストラクターの先生方と接っしてもらいました。人と人とのつながりが人生においても最も大切なことであり、感動と感銘こそが明日への活力になると考えています。将来に向かっての夢と希望こそが生きていく上での栄養源だからです。日本がワールドカップで勝つことがこれほど夢と希望を支えてくれるとは、本当に人はお金や物ではなく実態がない心の支えと張りが大切なんだと思わされます。宗教でも国家への忠誠心でも家族への帰属意識も希薄になりつつある日本の精神社会は何処へ向かおうととしているのでしょうか?新宿の歌舞伎町と池袋のように軸のない街に人がさ迷って集まってくるかのように何にもつながっていない不安定なココロになっています。尊敬する目上の人も、親も恩師や偉人もいない現状ではたかが20数年生きてきたなかで人類の歴史上積み上げたものを継承せずに自分の軸を作るという無理難題を突き付けられているのです。人類の歴史に比べて自分の人生における価値観やこだわりなんてなんと脆く崩れやすいものか!!いつでも流されて変わってしまいます。確固たる核がない現状においてサッカーは一体となれるnationarismを植え付けてくれます。

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 さて4月から始まった海老名での道場ではまずスタジオフィジカルケアー代表の森重さんにフランクリンメソッドをレクチャーしていただきました。フランクリンメソッドはイメージュリーとボーンリズムが特徴であり、今回は膝をテーマにした実技と解説でした。

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これはピラティスの指導場面です。

 フランクリンメソッドは、みんなで手をつなぎながら輪になって掌の暖かさや意識の一体感を促す独特のセッションがあります。そうすることによって自らの内なる身体への気付きと、共感性といった人間にとってある意味最も大切なコミュニティーを促します。膝については運動学的な知識をイメージとして転写することで不思議に屈伸などが軽くなります。または体重が乗りやすくなります。身体イメージはまさに脳内のシナプスのファシリテーションであり、脳によって運動がcontrolされていることが改めて実感できます。

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5月にはヨガのインストラクターでありPTの太田麻子さんをお呼びして開催しました。太田さんはヨガのアライアンスが認定する200時間のカリキュラムを修了しており、ヨガのインストラクターとしてもかなり研鑽を積んでいます。今回いわやるポーズであるアーサナもですが、瞑想:ディヤーナから入り呼吸:プラーナヤ~マ、さらにチャクラと印によるつながりなどを実践しました。ヨガではパタンジャリがヨガスートラという教典がベースとなっており、八支則という実践を8段階に分けたものがあります。八支則はヤーマ:禁戒、ニヤーマ:勧戒、アーサナ:体位法、プラーナヤーマ:調気法、プラティヤハーラ:五感の制御、ダーラナー:集中、ディヤーナ:瞑想、サマーディ:三昧という段階があります。目指すべきは心身をcontrolするということにつきます。
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実はヨガはポーズが目立ってはいますが、生き方そのものの修行といっても過言ではありません。ヨガのカテゴリーというか種類としてカルマ(業)ヨガ、バクティ(帰依への道)ヨガ、ギャーナヨガ(知識)、ラージャ(王)ヨガなどがあります。いわやる現代のヨガのイメージはラージャヨガのココロと心身の科学的探究になります。この様な背景にあるヨガは太田さんが醸し出す雰囲気は、ヨガの八支則全てを感じることができます。つまり存在そのものがヨガなのです。スタジオに入って来たときに一瞬にしてヨガの風が吹きました。
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ヨガですがペアーでお互いのことを信頼して行うアーサナ?

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見事なブリッジング

6月は同じくPTでヨガとピィラテスインストラクターの中村尚人さんです。ヨガフェスタの講師として活躍をする唯一のPTです。類いまれなバイタリティーで最近は執筆活動も手掛けており、間もなくヨガの本もでるようです。ヨガのアーサナを解剖運動学的に解説し、安全で機能的なポーズのとり方を指導してくれました。また安全なポーズからさらにおとしこんで、理学療法への応用を提示していただきました。特に印象的だったのは胸椎の伸展です。硬い胸椎が問題になることが多いですが頸板状筋や頸半棘筋を促通することで自然に胸椎の可動性が向上します。
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戦士のポーズ1

また大腰筋を長軸状に効かせることでより下肢の挙上が容易にできたりと、古来からヨガの達人達が探究し、突き詰めていった身体感覚を改めて現代ヴァージョンに改訂しています。先人の功績を受け継ぐ責務を我々は担っています。身体運動学がデ~タ化できるようになったのは最近のことです。運動の理論や常識が常に変わっていくように、既に頭だけで考えて納得する方法に限界があるのです。科学者の発表を待っているだけで、直に臨床に携わっている我々が創造性という機能を使わないのであれば専門家ではなく、ただの作業員です。また日本人は器用さと独特の身体感覚を有しています。いつまでも欧米に追随するばかりで、日本人としての核を失っている様は見るに堪えません。
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この6月にはアメリカのピラティススタジオにて研鑽をつみながら内科の医師として日本とアメリカを行き来しながら活躍されている曽根崎さんも参加していただきました。写真は中村さんと曽根崎さんがリーチングの実習をしているところです。

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ご自身の歩みとアメリカでのピラティス事情をレポートしていただきました。内科医師からみて理学療法士は本当に優秀とのことです。なんだかこそばゆいほどの持ち上げぶりでしたが、実際に運動器に詳しい理学療法士のしゃばっていることは宇宙人に見えるようです。なかにいる自分自身がそれほど大したことはないんだけど・・と誰しもわかっています。確かに知識はあるまかもしれませんが、実力というか自信のはる人はそれほどいないものなのです。海外のセラピストをみている曽根崎先生だからこそわかる実情と日本の理学療法士に期待することをメッセージとして伝えてくれます。実際ピラティススタジオでもスポーツトレーナーよりもPTのインストラクターのほうが評判がいいとのことです。理学療法士はどんどん外部にでていくことでニーズを掘り起こしていくことができる存在なのです。

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ランチタイムのひと時。参加者のクラシックバレーのトレーナーをしている参加者の難波さんとツーショット。姉妹?のようなお二人でした。このあと翌日には釧路の病院に戻り、渡米する予定だそうです。前日も当直明けにて参加していただいたようで医者は本当に大変ですね。全てにおいてPTの比ではありません。だからこそ頑張らねばですね。

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ということで元気に海老名道場は順調に盛り上がっています。ラストは7月です。どんどん参加者の方々の眼が輝いていくのがわかりますね。
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