FIC運動連鎖道場

運動連鎖道場in茨木



 6月15日、FICとのコラボレーション企画はもう何回目になるでしょうか。10回シリーズの道場も半分の折り返しに差し掛かりました。毎回ゲストのボディーワークのセッションを入れて交流を促しています。確かに知識や技術の習得は必要ですが、それ以上に大切なことがあります。つまり知識や技術も、熱い思いや役割の明確化、必要とされている実感など必然性を高めることが最も大切なことなのです。今回はテーマが顎関節とかみ合わせです。夕方からMEN'Sジャイロトレーナーの田中さんです。まだ20代半ばの若手インストラクターです。顎関節は運動連鎖アプローチ研究会では必須と言える要部位です。実際不思議なぐらい頸部の筋緊張は、顎の調整で緩快します。頸部の筋とはいったいなんなのか?わずかな関節のズレにも反応して緊張を可変させるリトマス試験紙のような存在なのかもしれません。またこの頸部の筋はかみ合わせや顎に物凄い影響を受けており、下顎のcontrolのために頸部筋は存在しているのかと思うほどです。顎の動きに最も関係している筋は外側翼突筋です。下顎骨の関節突起と筋突起の隙間に触れることができます。短縮しているもしくは硬くなっている側は圧痛があります。

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 この顎の開閉の軌道を評価するのですが大抵どちらかに偏移がみられます。いわゆる顎がガクガクするという症状になります。この顎の偏移へのアプローチは実に簡単で開口路にそって抵抗を加えるだけでOKです。ただそれだけですが開口路の改善がみられます。また開口のアプローチは顎運動にとどまらず、上位頸椎のリリースにもつながります。不思議なことに上位頸椎を全く触れなくてもリリースが得られるのは不思議です。このあたりは顎機能の特異性というか生体の巧妙な仕掛けに改めて驚嘆を覚えます。つまり生体は恒常性を保つために固めたりゆるめたり反射レベルで行っているのです。顎運動はそれこそ食べるという最も大事な行為を担っています。この顎運動かcontrolできないと死活問題です。たまには口内を噛んで痛い思いをしますが、何千回と咀嚼するなかでほとんど間違いなく食塊を外さないのは凄いことです。繊細なcontrolが必要であるからこそ、頸部の筋緊張がセンシティブに役割を果たしているのでしょう。

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さてジャイロキヌシスはMEN'Sのインストラクター田中さんです。まだ20代半ばという若さでMEN'Sでインストラクターはまずいないでしょう。それだけに明日のジャイロ界を背負って立つ人材です。ジャイロキヌシスもとても解りやすく大変参考になりました。解りやすいということは、間違いなく一つ一つを突き詰めているからこそ成せる技です。前回の東海林さんもそうでしたが、本当に皆さん上達しています。当たり前ですがコツコツと積み上げること以上の上達方法はありませんね。地味に努力することの大切さを改めて感じました。ジャイロというリハビリとは違う業界に踏み入れたからこそ出会えた人達の力を借りてさらに理学療法士に刺激を入れて行きたいですね。
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