ターダアーサナにとバンナ

Category: YOGA
ターダアーサナとバンナ

 バンナという締めるという作用が準備段階で必要なのでしょうか?もちろん過剰な前彎が腰椎を痛めるということもあるでしょう。もともとはインドで発祥したものとすればインド人の体型をある程度は反映していると考えざるをえません。しかしながら日本人はもともとは骨盤後傾が多いとされています。前彎が強い人が恥骨をひっこめさらに尾骨を内側にたくし込むように意識したらどうでしょう。きっとますます骨盤が後傾が固定化されてしまいます。骨盤のもともとの肢位によって同じポジショニングにおいても身体内におこってくる作用が全く違ってくるのです。本来、大地に根差した安定とは、安定した下肢骨盤帯が不可欠です。つまり野球選手の臀部が大きいように、ある程度の臀部の発達が不可欠であろうと思われます。骨盤が後傾の人はだいたい臀部も垂れているようにみえますので、やはり臀部の発達には適度な骨盤の前傾が不可欠であることは間違いないでしょう。
 しかしながらヨガのアーサナにつなげていくためには、制止して安定するということが要求されるヨガにおいては腰椎が前彎というでは危険です。本当は生理的前彎にて全てのアーサナができれば理想なのですが、実際まだ人間の腰部は直立してから歴史的に日が浅いため欠陥を多く含んでいます。よって腹部を締める、ドローイン、バンナ、ナローザペルビス、インプリント呼び名やニュアンスは微妙に違いますが、ようは脱力して立っていては間違いなく負担がかかってしまう腰仙部を守るために全てのbodyworkが共通して最初にフォーマスを与える部位となっています。経験的に体系づけられた、もしくは創始者が考案した方法になりますが、これらは全て個人の感覚がベースになっていることは間違いありません。なぜならば、各々の姿勢やアライメントは違うわけで、その個人が自らエクササイズをを行うなかで気づいて会得していったことだからです。その概念は同じことを言っているようで、個人によって強調するところが違うので結果的に身体としては流派によって傾向となって表れるのです。再度わかりやすくいくと腰椎の前彎が強い人ともともと後傾の人が腹部を締めるのでは全く違う身体内の筋活動なりがみられるということです。
 さて私自身のターダアーサナをの目標は、足は基本的には左右の母指をつけて踵が少し離れるパラレルな足のポジションが理想なのですが、このときにどこにも偏りのない真っすぐに天に伸びるような感覚が得られることです。この閉足は実は最も嫌な動作の一つです。これほど左右の偏りと足の接地感覚つまりgroudingに左右差を感じる動作はないからです。ワイドベースに立っていればある程度は左右さは是正されます。しかし閉足となるとそうはいきません。この左右の感覚の差は足のアライメントの差というだけでなく、実は骨盤の歪みとも関係しているのです。左回りのグランドで走っていたため右骨盤は挙上し左は下制します。左回りのモーメントにより、針金がたわむように右外側凸へ身体全体に遠心力がかかります。右骨盤はPIそして左はASですが骨盤は左下がりなので結果的に坐骨が前に出るタイプのPIつまり左に傾きながらのPIは恥骨がズレテしまいPSになってしまうのです。結局は私の骨盤はWPIと右PI,左PSということになります。腹筋の割れ方も明らかに左下がりですので、骨格だけでなく筋肉のつき方まで左右差があります。これはかなり致命的といえますね~自分で言っていますが・・・よって私の場合は体幹だけではどうしようもなくて下肢骨盤帯のアライメントおよび荷重バランスの是正が不可欠なのです。この下肢のアライメントに関しては片脚起立系のアーサナをの段階で詳細に解説します。片脚起立バランスが最も苦手な私はヨガによってさらに再認識させられたということです。やはり片脚起立は片脚起立でのエクササイズを通してでしか確認できないのです。もちろん体幹のstabilityが高まれば安定に寄与することは間違いありませんが、それだけでは骨盤のアライメントや下肢のアライメントは変わらないのです。
 さて話をターダアーサナをの骨盤肢位に戻りますが、では何故に骨盤が結果的に見た目が直立する肢位が推奨されるのでしょうか?あくまで結果的に直立であって直立させなさいと言っているわけではありません。バンナすることで結果的に直立に見えるのです。しかしながらこのあたりは一般の愛好者においては解るはずがありません。同じようにアーサナを練習していても結果的に上手くいかない人は違う手順を考えなければいけませんん。ターダアーサナをのはただ立つだけでなく、ターダアーサナに入る手順として足の外周4点に均等に体重をかけ、ジャイロトニックでいえばサクションフィート吸い込むような足を作ります。膝を軽く曲げたところから脚の感覚を得るためにゆっくりと膝を伸ばして踵の上に膝、そして膝の上に腰がのるようにします。自然に腹部を締める作用が働き安定します。しかしながらこの時に腹部の締める作用のみが優位になると実は踵荷重が強調されすぎます。セッティングの途中で膝を曲げてから伸ばしてくるという行程があありましたが、その段階で多裂筋と腹横筋に刺激は入って坐骨方向にelongationする作用を働かせ、直立いていきながら腹部を締める、しかしながら前のめりになるような腰椎が屈曲して骨盤後傾を強調するような意識の締め方ではありません。多裂筋の抵抗となるような拮抗した内腹斜筋の働きです。そうすることによってさらにローカルマッスルがリクルートメントされるのです。ターダアーサナは楽な立ち方ともいえますが、実は安定と不動をを保つためにこのようなコントラストを利かしたエクササイズであり、安静立位とは違う機能的立位なのです。このような骨盤単位での動きの達成には骨盤の仙腸関節の歪があっては上手くできません。アーサナアーサナをしているうちに骨盤は元に戻るということもあるでしょうが、ハタヨガのなかに骨盤矯正を目的としたアーサナにがあるようにやはり同じことをしていてもフォーカスする観点が違えば効果も違ってくるのです。これは理学療法でも同じで同じ肩を触っていてもどの層の軟部組織にアプローチするかによって変わってきます。カイロプラクティックやオステオパシーと理学療法では同じ脊椎をアプローチしても目的が違うのと同じです。
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