運動連鎖道場勉強会11 報告

運動連鎖道場勉強会11 報告

DSC01413.jpg

4月24日土曜日に運動連鎖症例検討会part11が開催されました。道場一期生の小関さんが中心となって、かなり定番の勉強会となってきました。発表者は2年目の佐々木さん、ニュートラルをテーマとした小関さん、そしてスタジオ『ファジカルケアー』を開設した森重さんによるフランクリンメソッドのレクチャーでした。2年目ということは、ほとんどまだ一年目、わたしが一年目の時とは比べものにならないほど情報の出回り方が進んでいセラピスト自身の知識の会得も進化しています。ですから本当に1~2年目の経験でも昔とは比べ物にならないぐらい成長が早いのと、すでにそこまで考えてしていれば結果は経験者とほとんど変わらないようというところまできています。
DSC01408.jpg

驚くほど経験者が圧倒的に結果を出せるなんていうのは実は冷静に考えればそれほどないのです。ただし確かにハンドリングにおいてはかなりの差があるようです。しかしながらそれは反応というレベルでの話ですので、臨床とはそこからさらに多くの要素が組み合わさって改善していくものなのです。そこが自己満足なのか本当にリハビリテーションとしての役割を果たせているかは考えなければいけません。佐々木さんは二年目に入ってつまり一年目のセラピスト生活における現段階での臨床思考過程を披露してくれました。症例のOA患者に対して体幹からのアプローチにて改善している様が映されていました。つまり体幹へのアプローチというコンセプトにて身体機能全体が何らかの変化があるということを実感しているということです。以前ならこのような思考過程はありませんでした。足なら足でしたので、そこに体幹といっても腹筋と背筋を鍛えるということぐらいで、筋力という思考はあってもstabilityではありませんでした。もちろん体幹へのアプローチが筋力であってもstabilityであっても、どちらかだけが身に付くわけではなく混在していることは間違いありません。そこには現代の理学療法の整形外科的アプローチの流れのいったんが見えます。つまり昭和の藤が丘リハビリテーションの流れです。これは決して日本の理学療法の流れのすべてではなく一旦です。そこな地方に行けばまったく違ったコンセプトにて理学療法が成り立っているので不思議です。当然と思われていることが実は当然でないというのは頭でわかっていても実際に全く動きや運動療法を用いない地域もあるのです。何が普通なのかということがわかるためには、世間のあらゆるものを見てこなければ普通もわかりません。理学療法に足りないものはこの普通がわからない現状にあります。普通がわからないので、誰かが言ったことに傾倒してしまうしかないのです。つまり鎖国なのです。開国して自国内で構わないのであらゆる価値観に触れることで、実は理学療法の基準が何かがわかるのです。そしてそれが取るべき道、進むべき道となってくるのです。
 頑張っていないセラピストなんて誰もいません。つまりみんな与えられた環境のなかで必至に頑張っています。現代は夢がなくなってきた世の中といわれています。幸せ指数というものがあるようで日本は10点満点の6点台だそうです。せめて8点台はほしいところだと解説していました。誰が悪いなどと言っているうちは、幸せ指数は上がってきません。情報はインターネットなどで十分知っているということの世間ではなく、あらゆる世間の価値観を実際の目で見て聴いて、体験することなのです。

 DSC01417.jpg

 さて小関さんはニュートラルについて発表してくらました。ニュートラルとは軸であるという論理展開にてすすめています。ニュートラルからすべては始まる・・・そしてニュートラルとは軸でありその軸がしっかりしてなければ運動は円滑には遂行できないということです。このニュートラルがわかると連続的なアプローチができるようになってきます。直線的なアプローチから円や螺旋の描くアプローチへの展開になるのです。治療と評価が混然一体化となったアプローチやハンドリングままさにこのニュートラルから始まるのです。

 DSC01420.jpg
森重さんはフランクリンメソッドについての紹介と臨床体験をレクチャーしてくれました。ダンサーである森重さんはフランクリンメソッドはそれはそれは楽しいものだったようです。このあたりはダンスのような踊りのような流れと楽しさがあるコンセプトですのでダンサーたちには堪らなく感じるのでしょう。実際には運動学がベースとなるようなコンセプトですので理学療法士にはうってつけです。まだ臨床というような展開はこれからですが、自らの身体がより動きやすくそして滑らかに美しく動いていくための方法として確立されているといえます。そういた意味においては認知運動療法ととてもにているところがあっていわゆるイメージをいかにつかって学習していくかということになります。
DSC01421.jpg


 さて次回は5月16日に森重さんのスタジオにて勉強会を開催予定です。また日曜の午後という時間帯ですがぜひ皆さんこぞってご参加ください。お待ちしています!!
また詳細をお知らせします。

スポンサーサイト

コメント:0

コメントの投稿

トラックバック:0