運動連鎖アプローチ研究会In宮崎 盛況報告

運動連鎖アプローチ研究会In宮崎 盛況レポート

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どげんかせんといかん!そんな熱い思いが迸る、ミヤザキでの運動連鎖アプローチ研究会でした。太陽の陽射し、まさにマンゴーとパイナップルが名産だけに、南国という代名詞がピッタリです。幸い天気に恵まれ宮崎の良さを身体で感じることができました。今の季節はプロ野球のキャンプ真っ盛りで、多くのファンや観光客、取材のクルー、女子アナとおぼしき人達を眼にすることができます。宮崎は巨人、広島、西武がキャンプをはっており、多くの人達が押し寄せてくるのです。

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宮崎キャンプにて原監督とグーパンチ!!あくまで人形です。周りはお土産屋さんなどでにぎわっています

 事務局をしていただいている井上さんに、巨人のキャンプ地を案内していただいたのですが、道すがらヤシの木がハイウェイランプのように見事に並んでいます。それも並の高さではなく、見たこともないような高さのヤシの木で、ただの田園風景が南国のパパイヤに様変わりです。球場に入ると、その日は調度広島とのオープン戦だったようで、赤いユニホームの選手たちが練習をしていました。残念ながら巨人の選手は見れませんでした。宮崎は肉巻きが名物のようで長い列ができていました。野球のキャンプといえば野球好きのオヤジや家族連れが沢山来ていると思いきや、綺麗に装ったお姉さんたちも多々みられます。おおよそ野球観戦には似つかわしくない力の入りようがみえます。きっとお目当ての選手に一目会って覚えてもらおうということなのでしょう。

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わかりにいくいですが広島の選手が練習していました。


宮崎は青島という観光地があり、すぐ近くに巨人の宿泊ホテルがあります。さぞかし豪華なホテルと思いきや、なんてことない普通のビジネスホテルでした。さて青島は浜辺から程近い小島で、陸地と橋でつながっており歩いて渡れます。見所は島をとりまく、鱗のような石畳です。近くでみると、人工のテトラポットの残骸が無造作にそれでいて規則的に並んでいるように見えます。実は空中からみた絵図がナスカの地上絵のようにも見えて圧巻なのです。
青島神社が島にあり、巨人のキャンプ前に祈願をしに来るところです。エビちゃんが引いたオミクジもありました。
また街には多くの著名人が訪れる、レタス巻きが売りのお寿司屋さんがあります。海苔巻きにレタスが入っている、いわゆるサラダ巻きなのですが、お店の代名詞となっている人気店です。なんでも発想と着眼点と何にフォーカスするかなんですね。
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青島の海辺に広がる岩肌をバックに井上さんのショットです。

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最大の観光地、宮崎県庁!!

 太陽の国、宮崎のなんといっても一番の観光地は宮崎県庁、東国原知事です。どこにいっても知事の看板やロゴを眼にします。県庁も夜にはライトアップされるようで、夏にはお店もでるようです。多いときは観光バスが何台も来るそうです。警備員さんも活気があるというか、観光地のガイドのようでした。

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85名もの運動指導員の方々を前に介護予防セミナーです。

 運動連鎖アプローチ研究会の研修会は土日だったのですが、前日の金曜日の午後に宮崎市の介護予防などの運動指導員の方々を対象にした研修会を、事務局の井上さんの奥さんである美佐さんが企画していただきました。美佐さんはボバース記念病院にも勤務していたこともあり、現在は市の職員として介護部門に携わっています。宮崎に来るついでといってはなんですが、企画していただき85名もの運動指導に関わっている参加者が集っての、パワー全開の熱気あふれる研修会となりました。時間は午後の三時間で、テーマは姿勢や体幹についての講義とボールを使った実技、転倒予防のための姿勢制御における足関節底屈の働きなどを体験していただきました。

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レタス巻き・・肉巻きと並んで名物?著名人のサイン色紙がずらりと並んでいました。

 土曜日の午前は観光案内をしていただき、午後から運動連鎖アプローチ研究会です。市内の会議室にて、主に宮崎市内からと鹿児島からの参加者を交えての開催です。今回は来年5月から予定の運動連鎖道場In宮崎のインフォメーション的な位置付けになります。運動連鎖アプローチ研究会の掲げる運動連鎖の理念やコンセプト、方向性を二日間でレクチャーしていきました。全ては事務局をしていただきました、井上さんの熱意によりこぎ着けた研修会です。

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言語教示で歩行をいかに正常化するか!!そんなテーマでみんなで歩行分析です。結果的には視線を右上にして左外踝に意識をしてもらうと歩きやすくなりました。

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同質同圧にて肩に手を置いていると自然に補正されてきます。いわゆる軸が定まってくるのです。しかしながら結果的にいきついた軸は違和感がありありなのです。本当にこれが自分の軸なのか?と・・自らの身体感覚に任せていると本当の意味での軸は曲がって解釈されているのです。


参加者は急性期から介護保険下でのサービス、スポーツに力を入れている病院など多岐にわたります。最近は本当に関わっている部門が細分化されているので、全ての参加者に通じる普遍的な内容を、伝えなければなりません。つまり人間という対象は変わらないので、ようは人間の機能について述べれはいいのです。ココロがあり肉体があり、情動があってホメオスターシスがあるのです。現代は、まさに人間として原点回帰をしてリハビリテーションを理学療法を考えていく時代です。今回、もちろん運動連鎖とは何かという話もしましたが、内容は身体イメージ、セラピスト自らの脳の働きのコントロールと認識がメインとなりました。土曜日一日目は比較的参加者は静かな空間でしたが、飲み会では熱い魂のこもった話がたくさん聞けました。日向の血には熱い熱い太陽が流れているんだと実感しました。やはり運動連鎖アプローチ研究会のセミナーに来る人は多くは何かしら人生についてセラピストについて探究し迷っている真剣な人たちが集まります。熱さその表には見えない秘めた情熱が宮崎県人の特徴なのかもしれません。宮崎は元気です。東国原知事の影響は多分にあるでしょう。宮崎といえば必ず知事の('◇')ゞ顔が浮かびますし、地鶏をイメージします。おおよそ公務員っぽくない雰囲気を介護予防の市の担当職員からも感じました。つまり事務的な印象があるお役所仕事ではなく、やりがいと未来を感じているのです。最もホットで元気な街の一つでしょうね。

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懇親会では参加者20名あまりのなかで15名も参加していただきました。飢えた狼のように渇望感をもって宮崎の地でくすぶっていたのか、そのエネルギーを真正面からぶつけて来るセラピストが多くいました。話は哲学的な人生とは・・生きるとは・・本質的な話題になりました。

セミナ~では、まずは身体軸つまりコア~について体験してもらいました。自分が正中だと思っているその姿勢は正しいか?実は脳は見事にあたかもバランスがとれているかのように加工して我々な認識させます。脳は基本的にはコントロールが難しいのです。治療とは脳を、騙しあい駆け引きをしなければいけないのです。脳内の身体表象と知識として認識している実際とは一致していません。知識や常識が邪魔をして正しく、身体表象を再現出来ていないのです。そのギャップが身体の歪みとなって痛みやコリを作ります。脳内はいい意味でも悪い意味でも勝手に作動して、我々に誤解させます。運動連鎖とは身体イメージと不可分な関係にあるのです。

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青島神社です

最後はジャイロキネシスをやってみんなで解放されました。後日談として感想を集めると「あれだけ動いたあとなのに筋肉痛もなく気持ちよかった」「あのあとなぜか自然に身体が動いて車の洗車をしてしまった」臨床でも「身体が考えるより先に動いている」不思議な感覚を体験できたようです。つまり普段考えて動くという脳の使い方から動いて考えるパターンの脳の働きにスイッチさせたのです。自らの身体を見つめなおすことで脳を意識的にコントロールすることで臨床技術は何倍も早く成長できるのです。そのいい意味での自分の身体を改変する虜になることが臨床家として長く探求していける術なのです。
次回は5月、7月、10月に開催予定です。
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