イノベーター運動連鎖勉強会報告

第二回イノベーター運動連鎖勉強会報告

 10月25日第二回イノベーター運動連鎖勉強会が開催されました。第一回目は報告していませんでしたが、東京近郊には大きな勉強会といいますが有志の集まりから発展して大きなウネリを作っている勉強会が主に3団体あるようで、その中の一つが「イノベーターInnovator」とのことです。Innovatorとは創案者という意味のようで、ちょっと言葉の韻からも革命的なイメージがありますね。その創始者が4年目の畠山クンでいわゆる私が提唱するゴールデンエイジになります。第一回目は9月6日で主にペルペーションテクニックを、そして今回の二回目はスポーツリハビリⅠにて開催しました。テーマは主に畠山くんからの提案にて組んでおり全5回シリーズとなっています。いってみれば運動連鎖道場のようなものですね。しかしながら濃いキャラの畠山クンが主催する勉強会ですから、それはそれはさらに濃いキャラの人たちが集まっているのだとうと期待と不安がありました。実際に参加者は各スポーツ団体にてトレーナー活動をされている積極派で行動派のセラピストが多く参加しており、確かに一味違ったカラーを有しています。当然ですが本物志向の厳選された?会員となっています。
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右が主催者の畠山くんです。とてもマニアックで何でも国会図書館に通いつめて文献を読みあさっていたとか・・・

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まずはstratagyを考慮した姿勢制御アプローチにて投球動作を行いました。足の足圧部位は左右差があり、普段使っていないstrategyにてperformanceを行います。評価としては足の内外側の接地パターンおよび骨盤のnegativeとpositive、そして肩甲骨の挙上下制の組み合わせを評価します。この場合は、左足が踵内側のpelvic negative pattern、右足が踵外側~positive patternになります。positiveは股関節症でいえばトレンデレンブルク徴候、negativeはドゥシャンヌ型の中臀筋跛行の骨盤swayになります。リリース後に体幹が左寄りに傾くのが観察されます。
 この場合仙腸関節の評価をするとむしろ問題は右足の軸足にあることがあります。つまり仙腸関節のPSISの片脚起立の動態をみると右脚挙上時にPSISが上方向に移動や坐骨が外側に開きすぎるのが観察されます。
 また左仙腸関節はPSISの動態は正常なものの、骨盤の挙上がみられます。これは仙腸関節レベルでの動きではなく腰部筋による挙上になりますので間違えないように判断する必要があります。
まず右足支持にて内側に荷重をかけてpositivehな骨盤swayをつくり、そして左肩甲骨は下がらないように気をつけます。左腰部にて引き上げないように留意することも大切です。
 動的な姿勢生においては足の荷重部位と骨盤のsway方向、そして肩甲骨の上下動の組み合わせをみることで大半の評価ができます。そしてstrategy エクササイズとして苦手なパターンを練習することでcapasityを増やすこともできます。capaが増えると結果的に目的とするperformanceは安定します。全ての運動についていえることですが、使っているstrategyが片寄っているのです。
 最初は調子がいいフォームでもすばらくするとしっくりいかなくなったりスランプになったりするのは、主動作部位ばかりが働いてしまって、拮抗部位の機能が低下してしまうからです。よって少しフォームを変えることで使っていたstratagyを拮抗としてまたは梃子として使っていなかった部位の活動を促すことで調子が戻ったりするのです。スランプのメカニズムの運動学的な解説としてはこのようになります。靴でもしばらくものすごく調子がいいと思っているものが、しばらくするとしっくりいかなくなり調子が悪く感じてきます。これは靴が減ったということばかりでなく、その靴で得られるstratagyが決まっているからなのです。よってマメにあらゆる靴を履きまわすことでもコンディショニングになるのです。
 
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strategyの後は以前も報告した、脊柱のバネ、スプリングエクササイズにてstabilityのあるバネのある脊柱のカール屈曲をつくり立位へと誘導していきます。さらに立位にて回旋や屈伸などの振り子運動を上からバネを施術者が与えながら遂行していきます。こうしてあらゆる位置でのバネ運動の間隔を学習していきます。バネを感じたる位置は胸椎の生理的な屈曲アライメントになりますので、頸部と腰部の前彎を胸郭のアライメントを保持しながらバネ感覚を失わないようにしながらoppositeに起こしていきます。顎は引きながら仙骨と後頭骨が近づくようなイメージになりますね。
 stratagyと脊柱のバネと獲得したら次は横隔膜呼吸による正中感覚と位置の矯正になります。
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 横隔膜の動きは胸郭のアライメントが偏っていると当然収縮弛緩が阻害されます。きれいな円筒形のなかでこそ横隔膜は動きやすくなるのです。その部位は往々にして自然立位から左右どちらかにズレテいることが多いのです。横隔膜の動きやすいアライメントに補正してから足の位置と頭部を胸郭の位置に合わせます。そしてさらに胸郭のアライメントを保持しながら骨盤を前後に動かし分離と制御を促します。
 ここまでくるとstrateagyは制御できたなかで脊柱のスプリングがきいていて、呼吸がしやすくなっている。呼吸でコアーの道筋を作るのです。ほぼスポーツ選手といわず万人に適応できる人として抗重力に適応できる最高の身体を作ることができます。
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