bodyworkのための解剖運動学セミナー2報告

bodyworkのための解剖運動学セミナー2報告
骨盤~下肢編

 9月12日~13日、八王子市市民会館にてbodyworkのための解剖運動学セミナー2が開催されました。テーマは骨盤~下肢です。前回は上肢肩甲帯で3回シリーズの第二弾です。今回は単発参加の人たちも含めて10名の参加者が集まりました。みなさん経歴がbodyworkに興味があったり既にインストラクターとして活躍されている人たちがほとんどであり、bodyworkつまり身体を動かすことで何かを得ようとするスタンスになります。これだけ身体を動かすことが常習化すると、座学が長いと耐えられなくなってきます。自分自身のセミナー形式もほとんどが実技、8割方は何かしら身体を動かしています。よくどのセミナーでも実技がもっと多いほうがよかったという声が聞かれますが、おそらく日本でも有数の実技と自身の身体を動かして感じて体得できるセミナーだと思います。
 「動きから学ぶ理学療法」これからの新しいkeywordです。多くのインストラクターの方々とお付き合いをさせていただくなかで、いかに医療の知識が求められているかがわかります。その探究心はそこはかとないエネルギーであり、bodyworkとはライフワークにする覚悟が必要なんだとようやくわかってきました。ともすれば何かのコースや期間が終われば一段落して修了という区切りとなりますが、bodyworkはTAOつまり道なのです。
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初日の午前は上尾中央総合病院の増渕さんが講師です。テーマは股関節でope件数も多くその経験や知見から、pilatesの応用について話をしてもらいました。現在もポールスターのリハビリコースの試験前ということで追い込んでいる最中でしたので、そのリアリティーのある解説は本当に実感がこもっていました。
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一日目の午後からは骨盤に対するbodyworkです。仙骨をベースとして脊柱の屈伸回旋側屈を促します。ここでの発見は各運動で左右差があるのですが、実際に動きの悪い部分を指摘してもらっても本人は全くイメージできないということです。雲をつかむような気分になります。つまりいくらこれを動かす練習をしてといわれても全く動かし方がわからないのです。このような場合は練習をする気にならないのです。成功体験として動くという変化を実感できなければいけないのです。そこで仙腸関節のコントロールをいれます。呼吸にともなう仙骨のneutationとcounter neutationを促して運動すると即座に運動感覚ができてきます。

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仙骨の運動連鎖は脊柱からの運動と連鎖させますが、腸骨または寛骨の運動は下肢から連鎖させます。特に寛骨の運動の支点は恥骨結合になりますので、この恥骨結合を支点として動かすイメージが必要です。仙腸関節はいくら後ろからアプローチしても恥骨結合がズレテいたら全く効果がでないのは容易に想像がつきます。写真で恥骨結合を調整するbodyworkになります。特に上方にズレテいる側の下肢を屈曲させて寛骨を下方からグルリと回すように調整します。

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この四つバイのエクササイズも仙腸関節の調整につかいます。この肢位では下肢がCKCですので下肢からの影響が入っています。よって腸骨の調整をすることで左右回旋運動が整います。

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腸骨の調整はこのように行います。実はこれも恥骨結合を支点として遠くにリーチアップして行います。できれば対側の手足を伸ばしてバランスエクササイズにつなげます。すべての部分をoppositeさせて行うため相当きつい運動になります。

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前後しますがこれはOKCでの仙骨の調整になります。

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そして歩行時の恥骨結合をベースとした寛骨の調整方法になります。全てのpositionで調整してそしてその時の感覚の変化をfeedbackして学習していく必要があります。学習とは効果の持続とは例えば100ある肢位のバリエーションのなかで最低50はクリアーしてコントロールできる用になったとkに定常化し維持できるものなのです。この概念がセルフコントロール方法の根幹といえます。このセルフコントロール方法には二通りあり、筋肉の使い方とアライメントコントロールがあります。日本の理学療法では筋の使い方という発想が主流ですが、セルフアライメント矯正法として宗形テクニックがあります。クライアントとしては筋の使い方は難し印象があります。アライメント矯正法のほうが機能維持にはむいているいのではないかと思われます。つまり腹横筋をsupineにて常にエクササイズすることで腰痛予防にはなると思いますが動作につなげようとするときには、さらに動作テクニックが必要なのです、例えば走りながら腹横筋を利かせる、perfprmanceしながら利かせるなどとなるととても難しくなります。腹横筋がつけば全てに楽になるというものではなく、実際にどんなに体幹を鍛えているbodyworkerでも下肢などに愁訴があることを考えると、その体幹をどのように全身に動作につなげるかは今後の課題となっているのです。


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