トータルフィジカルセラピー第二回報告

久しぶりの投稿になりますね。
さて遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。

さて昨年12月に京都で開催したトータルフィジカルセラピー第二回講習会の報告をします。
京都では打ち上げに京料理を堪能したのですが、先斗町の鴨川のしらべから拝み見るその風情は本当に日本のよさを再認識させてもらえるものでした。
さていくつか参加者のなかから質問のあった事項についてお答えしていこうと思います。
質問1、肩関節機能障害の患健側に対するアプローチで、健側が患側の機能障害を規定している場合がある。という講義内容に対して、脳卒中の患者においてもあてはまるのか?
答え)麻痺という中枢神経の絶対的な病理的変化の後の抹消に表れる障害ですので、当然麻痺のステージということに関しては麻痺側に問題があります。しかしながら、体幹の機能が上肢機能に影響を与えることは疑いようのないところですので、体幹を介して健側上肢は連結していることを考えるとより麻痺側を使いやすい状態にするという意味で健側肩関節へのアプローチも有効といえます。
 ではどのように健側上肢が患側に影響を及ぼしているというのか?一般的なモデルとして考えているのは体幹を上下からつまり肩甲骨と骨盤で挟まれたピーナツ様の物体とします。骨盤は下肢と連結し、肩甲骨は上肢と連結しています。つまり体幹というピーナツ状の物体は肩甲骨と骨盤からの影響を多々うけており、その仲介として補正しているのが体幹といえます。もちろん体幹機能の不全により四肢に影響を及ぼすというルートもあります。一側の上肢機能は体幹に影響を及ぼし、その体幹から反対側の四肢にも影響が及ぶというメカニズムです。最初は麻痺側や患側の影響として身体全体が補償すべく対応していくのですが、その対応した健側のアライメントなりが固定化していくと、患側の状態がある程度回復した後に補償作用を解こうとした時に、健側の関節が固定化されていると元に戻れないということになってしまいます。つまり健側が元に戻る過程においてブロックしてしまうということになります。
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