トータルフィジカルセラピー

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トータルフィジカルセラピー

運動連鎖アプローチ研究会part27の顎関節のテーマで、総合歯科診療というキーワードがでてきました。その意味は虫歯だけでなく歯周病も審美もかみ合わせも口腔外科的な内容も含めて全てみていくという概念だそうです。病院でいえば内科も外科も含め全てみていくという赤ひげ先生のような立場になるんでしょうか?無医村医療なども結果的には総合的な診断能力が求められます。リハビリにおいても疾患別などである程度の専門性が求められますが、人の機能を司るということにおいては、やはり身体全体を何らかの方法でみれるようなツールを有していることが求められるものと思われます。部分から全体へ・・・久しくこのような言葉がキーワードとして挙がってきている理学療法において、医師の下での部門もしくは病院という構造のなかでの役割の遂行といった役割から、徐々に理学療法士としての独自性に目覚め始めている兆しを感じます。ピラティスリハビリテーションといった言葉もきかれるようになった現代において、一般健康人の健康に関わっていけるような役割を担っていくことこそ我々の本当の意味での専門性が発揮できるのではないでしょうか?
 外来のリハビリを担当されているセラピストの方々の割合は少ないのかもしれませんが、外傷系ではないいわゆる保存的な頸や腰部の症状を訴える比較的若い患者さんの外来を担当していると、同じ診断名や部位であっても退行性変性疾患とは全く違うカテゴリーに入る病態であることがわかります。部分から全体に徐々に波及させている流れのなかで、もっと大胆に全体へのアプローチを最初から構築していく必要を感じています。
 例えば、私自身も運動連鎖アプローチ研究会を30回余り開催してきましたが、結果的には各々のテーマで断片的な内容といわざるをえません。総合的に集約されてくるには当然多くの知識と方法を学ぶ中で個々が研鑽することが不可欠なのですが、理学療法士はどうもこの統合的な視点が欠けているように感じます。研修会で学んだことがそのまま次の臨床の大半に応用できるわけではないので、学んだことはとても大切なことであってもその病態に見合う方法であるかどうかは実際に患者と面して見ないとわかりません。おそらく皆さんも講習会にでて自己啓発にはなっても臨床応用が分かりにくいといった感想をもつことは多々あると思います。臨床というのは一つの概念で全て解決するのではなく、完結にいたる道の過程ではそれこそ何十もの方法や概念が連続的に重なってようやく治癒にいたるものなのです。
 そこで運動連鎖アプローチ研究会のなかから新たなカテゴリーとしてトータルフィジカルセラピーという新たな部門を設け完全に参加者の身体を紐解いていく過程を検証していくリアル理学療法の臨床ドキュメントをその場でデモおよび実践し、お互いが検証・ディスカッションしてく研修会を開催していきたいと思っています。流れとしては参加者の身体機能を評価し、その中でどのような概念をどのような考え方で展開していったかを解説しながらどのようなプログラムおよびマネージメントを行うかをともに考えていきます。来年から全国展開として始動していきたいと思っていますのでご希望の開催地などがありましたらどしどしご提案ください。
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