運動連鎖アプローチ研究会part27in東京報告

9月24日東京都町田市にて運動連鎖アプローチ研究会part27を開催したしました。当日は天気も良く秋晴れの中での一日でした。
さて、内容は「顎関節」「咬合」などについて歯科医の立場からご講義いただきました。相模大野に開業されている西川洋次先生および井上正敏先生に今回の講師としてご依頼したわけですが、リハビリの分野ではおそらく初めてといっていいテーマでの開催だと思われます。
 私自身の歯科とのかかわりというか全身と咬合との関係性に興味をもったのはかれこれ13年前にさかのぼります。当時スポーツリハビリに携わっており、スポーツ医学の雑誌にかみ合わせを改善することで姿勢やパフォーマンスが変わるといった記事を目にしました。また、かみ合わせのの改善により腰痛などの愁訴の改善も報告されており、姿勢や腰痛などはリハビリとかぶっている項目であるところに、全くノーマークであった咬合からも効果がみられるというのはどういったことなのだろう?と思ったものです。普段の臨床でも腰痛の患者さまはたくさんみますが、顎を注目したことはなく、しかしそこそこ効果も上がっているように思っていたものです。しかしんがら、もしかしたら咬合がメインで症状がおきている、つまり下行性に体幹や四肢に傷害を引き起こしている可能性がある場合は、既存の理学療法のアプローチだけでは不十分で難渋ケースなどはもしかして咬合などからの下行性の問題ではないかと思ったのです。そしていろんな学会などを調べていると全身咬合学会というものにめぐり合い、その奥深さに驚嘆しながら方々の歯科医に出入りさせてもらいながら全身と咬合との関係について研鑽してきた次第です。西川先生とは7~8年前にとある関係で知り合いになりその後定期的に医院にうかがって治療の補助として整体からのかかわりを続けてきました。昔はリハビリの現場に不定愁訴系の患者や顎などに問題のある患者はほとんどいなかったように思いますが、最近はどうもかみ合わせや顎に機能障害を抱えていて不定愁訴のある患者が増えてきたように思います。診断名はあくまで整形疾患なのですが明らかにそれだけでは解決できないタイプです。前置きが長くなりましたが、全身と咬合といったスタンスの歯科医は皆、口の中だけでなく全身の機能とセットで咬合を考えられています。姿勢やバランスなどはまさに顎関節との関係性が最も説明しやすい分野であり、理学療法で簡単には治らない姿勢といた問題をいとも簡単に?改善がみられるという現実は認めざるをえません。
 さて今回の研修会ですが、顎の解剖と機能についてのご講義とさらに咬合治療についての概念と実際についてレクチャーしていただきました。参加者はPT50名あまり、歯科医10数名といったちょっとしたコラボ的な参加風景でした。おそらくそのプロフェッショナルな姿勢に理学療法の講習会とは違う何かを感じたことと思います。何せ理学療法の講習会で40~60才ぐらいのセラピストがわんさかと参加しているという光景そのものが既に珍しいわけで、そういった意味においてもいつまでも研鑽を続けるその姿勢そのものも学ばなければいなけいと感じました。
 内容の紹介にまではいたっていませんが、また報告したいと思います。
スポンサーサイト

コメント:3

コッコ
理学療法師を目指している高校3年の者ですが
私が大学又は専門学校を出て就職するころには
やはり就職先は施設ばかりなのですか?

管理者より“ユッコ”さんへ

運動連鎖アプローチ研究会
理学療法士を目指しておられる学生さんへのお返事をさせていただきます。
将来的にはどのような就職状況になっているかはわかりませんが、数年前からもう就職先は無くなるんじゃないかといわれつつ、特に就職にあぶれているという実情を耳にすることはありません。新しい病院やクリニックそして老健施設や訪問などできてきますので、意外と大丈夫なのではないでしょうか?と私自身が?マークで申し訳ありませんが、確かに学校も増えて毎年一万人が卒業していくことを考えると空きは無いのでは感じてしまいますが、医師や看護師も万年不足状態ということを考えると大丈夫ではないかと思われます。現場で働いている我々も楽観的にとらえているというのが現状です。それでは、また同じ理学療法士として夢を追いかけていける仲間として働けることを楽しみにしています。頑張ってください。

コッコ
ありがとうございました。
頑張ります(*^^*)

コメントの投稿

トラックバック:0