ピラティス談義

Category: トピックス
Bodywork ピラティスの今後

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本日は武田クリニックの武田先生と中村君の三人で恵比寿にていわゆる飲み会をしました。武田先生は日本にポールスターピラティスのコースを持ち込んだ功労者であり、中村君はポールスターピラティスリハビリコースの第一期卒業生になります。このほど代官山に新しくスタジオを開いたこともあり、定期的に武田先生も東京に来られるようです。新しいスタジオでは既に養成コースが始まっており、写真をみただけですが、とても奇麗な内装と雰囲気です。いわゆる上質な空間です。まだスタジオとしてはオープン前であり、現在スタッフのオーディションが始まっているようです。オーディションというだけあって、モチベーションや覚悟は相当なものであり、かなりの高いレベルのスタッフが揃いそうです。やはり福岡にスタジオがあるのと、代官山にあるのとではステイタスが違うのでしょうか。これは相当の話題と評判をよぶことでしょう。これからのリハビリにおいても大きな影響を与えそうな予感がします。リハビリの世界にピラティスなどのボディーワークの流れが本格化したのがここ3年ですが、私の予想では後2年もすれば、臨床で結果をだせるエースてきなPTのボディーワーカーが出て来ることでしょう。いろんな業界を見ていると、まず三年で言葉や概念に慣れ、それから本格的に臨床応用できる土壌が出来上がります。まさに3年前はピラティスといってもまだまだ珍しかった時代でしたが、早くもその広がりと勢いは私の想像を遥かに超えています。社会では不況で閉塞感が蔓延していますが、PTはそのずっと前から八方塞がりです。勿論介護保険には新たな可能性が広がっていますが、医療保険では改正が行われる度にダメージが深くなっているようです。何かしら専門性が認められて改訂されているように思えないことと、介護保険もいわゆる一般整形疾患を治療するという醍醐味からは離れています。また期限や制約が定着したことで、その後患者さんは何処に行ってしまったのだろうという状態のなかで、専門的な医療機関では受け入れてくれず、結局何処にも行くところがないというのが現状です。いわゆる医療難民といいますか、派遣切りならぬ、リハビリ切りです。私は仕事がら地域の運動指導者や体操教室を開いている中高年の女性指導員が作っている団体と一緒に仕事をさせていただくことが多いのですが、とにかく医療改正後はリハビリ目的の参加者が増えているとのことです。本来はPTが見るべき人達が、運動教室を訪ねて来るというわけです。今宵は武田先生の熱い戦いの歴史をお聞きして、その私利私欲のない姿勢は学ぶべきところがたくさんありました。医師でありながら何もピラティスなどのbodyworkに傾倒する必要性や必然性を感じて尚且つ自らライセンスを取得し具体的に活動をされているというのは、本当に奇跡に近いと思われます。もし、自分自身が医師という立場にあったとしても同じような行動ができるかどうかは自信がありません。必要性やPTの仕事や役割に対する理解が得られないことを嘆くよりも、むしろ理解されないことのほうが当然であるというスタンスに立ちかえり、世間に自信をもってアピールしていく必要があります。しかしながら、我々医療従事者も病院という箱の中で守られている存在ですので、何も得にもならない対外活動や啓もう活動をしても仕方がないという考えも理解できます。
 自分にプラスになるかどうかで判断して行動することは、全く持って間違いではありませんが、物事の本質をついたり、新たな流れを作るべく活動をしようとするならば、今!にとらわれることなく時には自己犠牲的な姿勢が必要であると思われます。理学療法士は今一度百歩下がって頭を下げるスタンスを思い出す必要があるかもしれません。さて、ここでは何が話し合われたかといいますと、ピラティスなどの学術的な発表や研究の場がないということです。医療となると必ず実証性のある側面が不可欠となります。体験して感じて応用する・・・それだけでは障害を有する患者さんには応用できません。身体で感じる、その感じ方は人それぞれであり、いったい何をもって感じたのか?ということを明らかにしなければいけません。bodyworkによって感じ方に相違があることは体験としてわかっていることと思います。もちろんインストラクターのカラーにもよります。しかしながら例えばヨガとピラティスとジャイロの場合、全く違った身体感覚が想起させられると思います。その違いはなんなのか?それはコンセプトやマインドの違いによるものなのか?単に運動形態そのものは、何ら珍しい型があるわけではないのです。では何故bodyworkというコンセプトになったとたん、同じ腹筋でも全く違ったように感じるのでしょうか?事実効果を実感することができます。そのような事実を論理づけて、さらに本当に効果があるのか?ということも明らかにしていければと思います。そのようなことを武田先生と中村クンと構想を話していたということです。
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