西八スタジオ

「西八スタジオ」開設?治療日記


 名古屋での試合が終わったその足で、PTの中村尚人クンの住まいがある西八王子に向かいました。中村邸の一室にアレグロというリフォーマーがあり、bodyworkのアイテムが所狭しと置かれています。中村クンはポールスターリハビリコース一期生の卒業生です。その同期に内科医の桐子さん(前列左)というかたがいらっしゃるのですが、その妹さん(前列右)が今回のクライアントさんです。なんでも15年も前から左大腿筋膜張筋が歩き出し50mで痛みがでるそうです。股関節内旋運動において痛みが再現できるとのことです。桐子さんは普段はアメリカのデンバーだっと記憶しているのですが、活動の拠点を置いており、北海道に月に数回仕事にて来日されているようです。その日本滞在の時期に合わせてのPT中村クンへの依頼で、そのまた応援のような形で私がスタンバイしたという経緯です。本当に妹さんはあらゆる治療、整体、ハリ、カイロ、ヨガ療法などなど試されたようで、相当苦労されたようです。その期間の胸中たるや本当に大変だったようです。

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前列、美人姉妹ですね~後列左から中村くんとフィアンセ(同じくポールスター1期生看護師さんです)、そして私です

  桐子さんはアメリカにて理学療法士との交流もあるようで、その素晴らしさをアメリカにて実感し日本に帰国後に困っている妹さんを理学療法士にみせたいという思いもあったようです。しかしながら、ここで問題なのは15年間妹さんは治療をもとめて渡り歩いたはてに理学療法士には一度も接点がなかったようです。いったいどうしたらリハビリを受けることができるのか??という思いと、日本の理学療法士はおとなしいという印象をお持ちのようです。確かに我々は病院のなかで自己主張しないで生きるすべを磨いてきた職業ですので、これは伝統ですね。世界のなかの主体性がない日本という立場と似ています。さながらアメリカが医師で日本が理学療法士でしょうか。高齢者や脳卒中そして介護保険下でのリハビリが主流となっている日本において、さらにあらゆる制約や期限がある現行の医療制度のなかでは仕方がありません。
 実際にみてみると腹横筋の働きは良好でいわゆるインナーの働きは問題ありません。しかしながら右の腹斜筋と左の多裂筋の機能低下および脊柱カーブのマルアライメントがみられました。フラットスパインなどの矢状面での問題は、結果的に姿勢制御のキャパシティーを減少させ、僅かな前額面や水平面での変位においても症状の発現につながります。いわゆるスタイルのいい、OL体型の女性に非常に多い症候群です。スタイルが良く日本人体型から洋風に移行段階の身体は、四肢は長く伸びていますが、骨盤の形状は和風そのもので変化していないのです。骨盤後傾の和風体型の洋風適応は脊柱を過伸展させ背筋の過緊張ををおこします。一呼吸ごとに脊柱は常に伸展し、一日1万~1万5千回の呼吸の全てが脊柱の機能障害につながります。大腿筋膜張筋そのものがたとえ痛みなどがあっても、生活に困るほどの症状は考えられません。つまり、それほどまでの気になる症状に発展しているということは、姿勢そのもののに根本原因があるということです。また左右バランスで左右半身を比較すると左側に全体的に傾いており、正中重力線から左側が膨張したような状態になっていました。頸部を右に偏移させた位置が正常でしたので、末梢を全体的に正しい頭位に戻します。
 体幹も腹横筋がうまく使えない人が大半ですが、腹横筋のみの働きはいいという事例もいることは私にとって発見でした。つまりコアー機能とはまずはインナーの腹横筋ありきといわれていますが、実際は体幹の機能構成の一部であって、脊柱のアライメントやアウターも含めて総合的な機能集合体であるということです。
 西八王子に中村クンのスタジオ?ができましたので気軽にお問い合わせください。
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