天皇杯

平成20年度 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会
関東ブロックラウンド


 10月19日(日) 会場:秋葉台文化体育館にて上記大会が開催されました。天皇杯皇后杯はサッカーと同じで大学やJFL参加チーム全てがトーナメント方式で勝ち上がっていく大会です。バレーボールも予選が4月から開催されており、今回が関東ブロックラウンドという位置づけになるようです。二試合~三試合一日で行い、ブロック別に勝ち上がるとセミファイナルにすすみ、さらにプレミアリーグも参加してくるファイナルラウンドに進むということだそうです。私もよくはわからないシステムですが、いずれにせよ上尾メディックスは結果をみてもらうとわかるとおり、大学とチャレンジリーグのチームから勝ち抜いて関東ブロックA代表として次のステージにすすみました。次は12月に全国のどこのチームかまだわからないですが、ブロック予選を勝ち抜いたチームとあたるようです。このような大会では高校~実業団まで幅広く情報のないチームどおしが3セットマッチであたるため、勢いでもっていかれる可能性は十分あります。サッカーなどはもともとが何点も入るゲームではないので、よく大学や下部組織のチームにJリーグやJ2のチームが敗れています。バレーボールも同じプレーをしていても微妙なタイミングや流れで点数が加算されてしまいます。ラリーポイントの怖さは自分たちの形で点を取ることもあれば、自分たちの形はできていても失点してしまうこともあります。つまり形を崩されたとしても点数はどちらに入るかわからないのです。つまりバレーに勝って勝負に負けるようなことも十分ありうるわけです。最近は流れに左右されやすいラリーポイントであっても、目に見えないゲームのコントロールに長けているほうが結局は勝つんだなとわかってきました。つまりものすごい大砲がいてバンバン打ったとしてもし、チョロっと落としても一点、ミスが多ければ失点するので結局はチームの成熟度、総合力に勝ったほうが勝つことは間違いありません。世界レベルになると、肉体的な差がその成熟度やチームワークなどの要素を吹き飛ばすぐらいのレベルになってきます。海外のチームに高さとスピードに戦術が加わってくるとと、レシーブ力に長けていると思われる日本であってもサーブレシーブさえもままならなくなります。つまり小学生のどんないいチームでも、そこそこ強い中学生や高校生の明らかにフィジカルの高いチームには結局余裕をもって受けられて後半は押し切られてしまいます。小学生のチームは最初からエンジン全開で、いずれ息切れしてしまいまうのです。アップアップしながらやっていても3セットももたたないのです。バレーボールは制空権の勝負です。空間を支配したほうが最終的には、心理的にも押し込んで相手の重心をわずかに後ろに下げさせます。それが気持ちにまで影響して、わずかのタイミングのズレとなってくるのです。そんなとき完全に押されているチームは、フェイントなどでかわすしかありません。その逃げのフェイントなどにて流れを引き寄せることもできますし、そのフェイントさえも見切られると今度こそどうしようもなくなります。押せ押せで乗っている時こそ、ディフェンスで誰かが違ったモードにて俯瞰してみれなければいけないのです。チームの一体感というのが、一つのボールに全員が反応することともいえますが、ひとつのボールやプレーや流に全て同調してしまうと、ちょっと外された時に逆に対応できなくなります。ボールがコートのはるか外に出てしまった時に、全員で取りに行くといった現象がたまに試合中でみられますが、ある意味ゲームに入っているゾーンの状態ともいえますし、目の前のことしか見えていないともいえます。バレーは技術と体力もありますが、経験によるセルフコントロールが不可欠です。ネットサーフィンならぬブレインサーフィンをしなければいけません。脳がフリーズしていないかどうかを常に意識して、突破口を開くための糸口と変化を脳のなかで探索するのです。脳は宇宙であり、宇宙は脳である…と最近あやしいことをよく思う今日この頃ですが、まさに曇った時にさらに自分のなかに閉じこもってしまう傾向が脳の特性としてあります。気合を入れることが自分をもっと頑張ろうとさせすぎて、身体が止まってしまっていることが多々あります。つまり、この場合は自分のことしか考えていない状態なのです。ゲームとは対戦相手があることを忘れて、自らのミスや前のプレーの残像に引きづられてしまうのです。ベンチにいても、ピンチやミスで失点を繰り返したときのタイムアウトでは、スタッフの立ち上がりが遅くなります。逆に相手がタイムアウトをとったときは、こちらがのっているときなどで自然とスタッフも立ち上がるのが早くなります。このようなベンチワークは結局流れを一緒になって作っている可能性があります。ブレインサーフィンをしていると、ミスが続いたりしていると脳が曇ってくるのがわかります。そのなかで、流れを変えるのはベンチワークからだろうと、意識的にピンチでもチャンスでもタイムアウトで選手を迎える時には、いつもと変わらないリズムにて立ち上がるように心掛けてみました。確かにピンチの時に出迎えるような気持ちにはなりにくく、腰も重くなりますがくり返し行くと慣れてくるものです。ミスした選手がすまなさそうに帰ってくるのは確かに仕方がないのですが、さらに頑張ろうとして自分に意識が向きます。すると動きまでも止まってしまい、相手からみると動きが小さいのでわかりやすく予想がたてやすくなってしまうのです。ベンチいてもまるで禅をやっているような脳の修業になりますね。
スポンサーサイト

コメント:0

コメントの投稿

トラックバック:0