カイロプラクティック徒手医学会

第10回カイロプラクティック徒手医学会


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10月12・13日に浜松町にある日本赤十字社にてカイロプラクティック徒手医学会が開催されました。10回目という節目の記念大会となりました。私自身がカイロプラクティックの業界に関わりだしてから、15年はなるかと思います。学会も開始当初から準備委員などで関わっており、10年もあれからたったんだな~という感じです。テーマは「ケアの本質」という医療の本質をとうものです。EBMや技術偏重では本日に迫れないのは病というものであり、心身一如、まさに心の問題なくしては身体は語れなくなっているといっていいでしょう。そもそもケアーとはなんでしょうか?看護や介護という意味もあるようですし、治療的なイメージのカイロプラクティックとは、少しイメージがかけ離れているかもしれません。しかしながら、今は心と病の関係が切っても切り離せない状況になっています。腰痛についてもヘルニアの神経症状として痛があるのかどうかは定かではない!!ということが通説となって認識されつつあります。神経の圧迫であれば痺れや麻痺がわかるとしても、痛みはどこから来ているのか?心理的な要因が相当大きいといえるようです。最近、NHKで福島大学教授の菊池臣一先生が原因不明の腰痛として脳との関連性が放送されていました。カイロプラクティックでは、このような診断的な原因を探求していく流があります。リハビリでは診断的な原因は医師に任せていますので、われわれは機能に興味があります。裁量権のある開業をしていると症状について機能だけでは解決できない場面に多々遭遇します。リハビリでは、機能障害よいりもICFの障害モデルにより、活動が優先されつつあります。よって心理的な側面は考慮にいれつつもチーム医療としてあらゆる職種が関わっているので、心理面などの全てをPTが考える必要がないのでしょう。カイロプラクティックでは心理面に相当言及した発表が多々ありました。これはテクニックを極めた業界であるからこその思考過程なのです。リハビリではまだまだ技術の習得が十分でないため、そこまで余裕がありません。つまり徒手療法なりを極めると、そこから見える身体への造詣が深くなり次の段階である心理面などに着目していくことになるのです。物理的な身体への限界が技術の研鑽によって明らかになるからです。
 これほどままでに心の在り方が世間も医療界もカイロ業界もリンクしているのは、いわゆる時代の要請なんでしょうね。リハビリでは心理面が原因といわれると、どうしようもありません。唯一認知運動療法が突破口になるかなとは思いますが、なかなか世間に広まる様子はありません。認知運動療法はサイエンスとして構成されている理論体系を妄評としていますが、観念的な印象を与えてしまったことが周りからみると別世界のことのうように感じてしまうからです。
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大会の終了後、大会長の櫻井先生が準備委員に挨拶をしている場面。ご覧のとおりおじ様方が多いのがカイロプラクティックの学会の特徴です。

 来年度は10月11日~12日の日祝日に開催します。東京ビッグサイトにて予定しており、大会長は私になっています。カイロ学会の大会長を理学療法士がするということで、是非成功させたいと思います。みなさまにも来ていただければと思います。一般演台発表もありますのでどしどしご応募ください。私自身がカイロプラクティックと関わりあって15年もたちますが、カイロの人たちの独立心と探究心は並大抵ではありません。独立心とプロ意識をより高めるためにもとても大切な場であると考えます。また、内容も実践的でもあり、なおかつ学会発表もかなりしっかりとした内容でプレゼンされています。学術的な観点で身体機能を評価するのはもしかしたらカイロは得意かもしれません。テーマは「ココロと身体」です。また詳細が決まりましたら報告します。

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 さて、話は変わりまして、夕方からは道場生が企画したジャイロのbodywork、目黒若菜先生を招いてのセミナーを10名程のセラピストが集まって恵比寿で開催でした。私は学会もあったので飲み会のみの参加でした。やはり光輝くオーラは共通しています。またジャイロというのはbodyworkの一種で、ピラティスに比べると開放感が根源的な理念にあるようです。写真は飲み会でのものです。中央左の輝いている女性が目黒先生です。また個人的にレッスンを受けに行こうと思います。さらに第二弾のセミナーの話がでていますので、楽しみにしています。
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