運動連鎖アプローチ研究会in瀬戸大橋

2005,11.19.20の両日で開催された運動連鎖アプローチ研究会in瀬戸大橋
そもそも、この瀬戸大橋のふもとで開催しようと思った動機は、未知の世界?である中国・四国の架け橋になりたい(笑)と思ったからではなく、道路公団の通行料に貢献しようと思ったわけでもありません。肩関節のテーマでADLとスポーツと分けて開催したいと思ったことと、当院のスタッフで香川出身がいたので、その地元にかけて開催しようとおもいたったことがきっかけです。またin瀬戸大橋というサプライズも演出して反応をみたかったという思いもありました。しかしながら東京や大阪のようなアクセスが良い場所ではなく、ましてや倉敷や岡山などの都市でもない児島という瀬戸大橋だけのためにある街(ごめんなさい)での開催は確かに来るものを二の足を踏ませたことと思います。アンケートにもなんでこんなところで?というご指摘もありました。
さて、講習会の内容のほうですが、初日は「肩関節機能障害の基礎と運動連鎖アプローチ」
尾崎尚代(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院)でした。肩関節といえば関東では昭和大学というぐらい臨床的にも学術的にも先駆者ですが、尾崎先生も同病院で10数年臨床で研鑽されており、まさにリアルタイムで臨床に携わっている実感のある一言一言でレクチャーいただきました。運動連鎖としては肩関節から末梢の肘や指の影響から、中枢では体幹や姿勢についてもご講義いただきました。トピックスとしては女性の胸のトップの位置を下着でどのようにするかということで肩の凝りがまったく違うということでした。全体的な流れとしては、肩関節の診断から理学療法評価・リハビリテーションまで最もホットな情報を提供していただきました。特に、先生は肩甲胸郭関節に着目しておられるようで、肩甲骨の前後傾をどのように考えアプローチするかということをテーマにしてらっしゃるようです。後半には実際に二人の参加者に対して評価とアプローチをしていただき、臨床モードの尾崎先生を間近でみられたことは私自身も大変参考になりました。特に肩甲骨を固定しながらの肩関節の柔軟性およびモビリティーを評価と治療を流れるように施術する技術は特筆するべきものがあります。懇親会は地元の美味しい魚を食べながら有意義に時間をすごせました。
二日目は私山本が運動連鎖アプローチ研究会でやってきたことの流れと運動連鎖評価およびアプローチを講義しました。今回のトピックスとしては、ずばり肩関節と胸郭~さらには歩行との関連です。体幹や肩甲骨の動きの硬さなかなか柔らかくはなりません。多いですよね体幹が硬くてなかなか柔らかくならない患者さんは。それは日常的に体幹を回旋させるイメージもしくは肩甲骨を体幹から分離させて使うイメージができていない、もしくはそのような動きができていないということにつきると思います。ためしに手を腰にあてて歩いてみてください。なんば歩きのような状況になるヒトが多々みられました。普通に腕をふっては歩けるのですが、手を腰に当てて肩甲骨までを固定された状態で歩く、つまり体幹を回旋させるしかないのですが、普段あまり体幹を回旋させる歩きをしていない場合はこのタスクではっきと露呈します。ちなみに後ろに手を結んで歩くと肩甲骨がフリーになりますので主に肩甲骨の意識ということになります。また頭の上に手を組んだ場合は胸郭あたりがメインとなります。面白い現象ですので是非みなさんも追試してみてください。
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