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頸部へのpilatesアプローチ

頸部のコアコントロールとは?

コアコントロールといえば、体幹をイメージすることが多いと思いますが、コアとは軸とか芯を表している言葉なので、腰部に限ったことではありません。

つまりスマホ症候群に代表される、頸椎の機能障害が多発する時代となっており、エクササイズやボディワークも、体幹や四肢だけにフォーカスを当てたコンテンツだけでは足らなくなっています。
体幹を代表とされるコアエクササイズは、身体機能の全ての礎とも考えられていますが、頸部の安定性や頸椎の安定性への効果は、より未知数といえます。逆に首に問題のある人に対しては、エクササイズは怖くてできない。ましてやタクタイルなどのハンズオンは尚更難しい…と思う方も多いと思います。

しかしながら肩凝りや首の痛みに世界中が悩まされる現代において、健康に帰する仕事についている限り、健康増進やパワーアップ、体力アップのその前段階の方々が沢山います。

高齢化社会において、さらに100寿時代と言われる現代において、その先の未来が沢山見えています。介護に携わる方々も多くなり、そしてひと段落終えた方々が、自分のこととして捉えるようになっています。

おそらく一昔前なら、介護をされる前に天寿を全うしてきたはずですが、昨今は介護も人生の一部として組み込まれています。つまり介護を受ける可能性がゼロでは無いという人生なのです。

一般的なロールアップは頸椎の屈曲から始まり、また骨盤と腰椎の下部からロールダウンが始まります。
頸椎にとって最も大切なことは前弯というアライメントです。ストレートネットという言葉が独自に広まっているように、

脊椎の中でも頸椎のアライメントは胸椎や腰椎とは別物として表現されています。
つまりエクササイズにおけるアーティキュレーションの成立は、S字カーブが形成されているという前提がなければアライメントへの弊害が大きいということです。

長座位のロールダウンととロールアップどちらから始めることが、頸部のアライメントにとって有用か?
答えはロールダウンになります。

頸部の初動を考えるとロールアップは腰椎や胸椎から初動することが難しいからです。
つまり頸部の前弯を保持したままロールアップすることは、基本的にはできません。
ただ頸椎の前弯を頸部の伸展運動ではない自然な形で無理なく作り出すには、仰向けから胸椎のみを屈曲(鳩尾を凹ませる)させる動きにおいて頚椎は自動的に前弯(顎が上がる)となります。腰椎はその時に後弯となりやすく骨盤が後傾することになります。よってこの時も腰椎はAE(Axial elongation)を出しながら、できるだけ骨盤をneutralに保持することが不可欠となります。

頸部のコアコントロールの基本
⒈頸部を初動に動かさない
⒉頸部は胸椎の動きの延長戦上とし筋緊張もあくまで抗重力における必要最低限な範囲とする。
⒊ロールダウンは胸椎主導にて行い、骨盤や頸部は前弯をできるだけ保持する
⒋ロールダウンのスタートポジションは長座位とし、骨盤前傾の腰椎前弯アライメントとする。
 キューとしては「お臍の下を前に出すように」骨盤のstabilityを強調する。
⒌胸腰移行部から生理的なCカーブまでロールダウンする。背骨全体としては股関節からヒンジバックして、胸椎の後弯に連動させながら20〜30°まで後傾させる。
⒍次に腰椎の上部から1→2→3→4→5までロールダウンさせる。骨盤の前傾は保持しながら股関節のヒンジバックを30〜45°まで深くする。腰椎と頚椎の生理的なCカーブまでロールバックする。
⒎全体的に生理的Cカーブができたら、揺り籠のようにローリングさせる。完全に床面に対してsupineにならない。l
⒏ハンドレッドにつなげる
⒐ハグアツリー
10.ティーザー
11.ハンドレッドポジションからSide lying:ヘッドアップはキープ
12.Side lyingからProne
13.ProneからSide lying

タクタイル
原則
⒈胸鎖乳突筋(Sternocleidomastoid:SCM)のバランス
⒉椎前筋:頭長筋・頸長筋の促通
⒊椎前を二指にて縦に広げる(AE)
⒋頚椎の前後を二指にて同時に広げる(AE)
⒌SCMのlateralityがある場合には回旋屈曲を加える。
⒍SCMの促通側を屈曲回旋にて短縮側にする場合と延伸側にするパターンを使い分ける。
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