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下腿外旋型のX脚

X脚の科学

X脚は下腿が内旋、O脚は下腿が外旋しやすいとされている。

しかしながら臨床においてはその逆パターンで変位していることもあり、

今回はX脚の下腿外旋タイプについて述べていく。

そもそもX脚は内股と言われるように大腿骨の内旋が最も特徴として外観できる。

大腿骨の内旋によって膝がknee-inとなり、いわゆる内股を呈する。

その時に同じく下腿も内旋するという連動性です。

X脚はミクリッツラインから膝の軸が内側に位置しているわけで、荷重線が足部の内側を通りやすい。

よって足部な回内になりやすく、それによって下腿も内旋に連鎖する。

つまりミクリッツラインは股関節骨頭と足関節中央を結んだ線ですが、荷重線は必ずしもミクリッツラインと一致するわけではなく、膝とミクリッツラインの間を通ることになると、途端に回内足になる。

よって足部回内に下腿の内旋が伴い、膝が内側に向くことで、必然的に大腿骨も内側に傾斜し、内旋が自ずと導かれます。

ではそこに敢えて下腿が外旋が起こる例外の運動連鎖とはどのようなものなのか?

ここから紐解いていく。

下腿が外旋するということは本来は足部の回外が同期することになる。

X足の回外足というのは大腿筋膜張筋などの外側バンドの張りが顕著となる。

一方、一般的なX脚は鷲足の伸長ストレスなど、内側バンドに負担がかかりやすい。その時の足は回内である。

つまりX足の内側の伸長ストレスによって止めるか、外側のバンドをtightnessにして止めるかとなる。ただし外側バンドの張りによって止めるというのはX脚の角度的には近づいている側であるため、伸長ストレスによっては止められない。

つまりノリかテープで貼り付けるようにしなければ固定できないのである。l

そのための方法はO脚の外側筋群の膨隆や張りとは違い、X脚の場合には逆に外側広筋やTFLを使うのではなく、短縮位にすることによって結果的に筋萎縮が起こり、よりtightになっていくのである。つまり外反を内反に戻そうとしても、あまりにも外側の糊付けが強すぎて剥がれないというニュアンスとなる。

つまり筋収縮によって外反するのではなく、骨性の支持により筋膜や筋肉の不使用による膜性の滑走障害による固定です。

臨床症状
①大腿骨内側上顆:内転筋結節部の痛み
機序:X脚にて外旋であることから、COPの外側への偏移量が多くなることで、特に膝関節近位の大腿骨内側上顆に付着する大転勤への伸長ストレスが常にかかっている状態であると察せられる。
②アライメント:足部:距骨下関節回外位
 一般的にはX脚は回内位になることが多く、回外足はさらに足部の外側への荷重が増大する。
膝関節は外反モーメントだけではなく、大腿骨が垂直に地面に真っ直ぐに落下するような力も働き、そこで大内転筋が大腿骨が崩れないように上方へ牽引していることで、常に痛みが消えない状態を作り出しているものと考える。

アプローチの原則
①廃用筋群の促通
②本来のX脚の連鎖に戻す:下腿の内旋

アプローチ
⒈外側広筋の収縮によりTFLのリリース
⒉胡座座位ポジションによって膝の外側をストレッチ
⒊ ⒉のポジションから下腿を内旋に誘導
⒋膝周囲全体のマッサージリリース
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