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筋膜ストレッチ

筋膜は今さながらキーワードとしてここ数年運動器の改善のための最新トピックスとして取り上げられています。
出だしは筋膜リリースだったのが最近では筋膜ストレッチというカテゴリーまで生まれています。
このリリースが他動的な方法だとしたら、ストレッチは能動的な方法ということになります。
しかしながら筋膜そのものは医学的な見地に立って解明されていますが、これほどまでに巷に知れ渡って、認知されてということが凄いことです。
つまり筋膜の理論的な学術は医学ですが、一般大衆における健康増進においては、言ったものがちなところがあります。
よって筋膜リリースはエコー下でのハイドロリリースということにります。
リリースは比較的他動的であったり、道具やギアを使う必要がありますが、そこにもっと簡単勘弁に日常的にできることはないかということで、筋膜ストレッチが出てきました。
確かに簡単にできる体操としてストレッチはすでに浸透していますので、そこに託けたということになります。
筋膜は緩めるためにストレッチするのではなく、滑走性と連結性を高めるために行います。リリースイコール可動性と柔軟性ではなく、機能性なのです。
包括的な筋膜テンションテクニックとも言える概念が必要であり、私はハンモックストレッチと呼んでいます。
ハンモックですから撓むように弾ませることがコツであり、アイソレーションにて延ばすことではありません。伸ばしても延ばしてはいけないのです。
つまりリリースも、癒着に対してのハイドロリリースは最早外科的な領域になりつつあり、局所の診断的な見方になります。
フィジカルなアプローチが、ファンクションが診察室の中で出来るようになってきたのです。
筋膜の連動生となると筋連結がイメージされますが、出始め筋連結があるとされるラインにてアプローチすることが正解か?これはガイドラインとして一つの指標とするにはいいですが、そんな単純なつながりではなく、これからと新たなラインはどんどん見つかることでしょう。最終的には何のリアクションなのかわからなくなります。
つまり物理的に癒着していると診断できるエコー下でのリリースは、まさに局所の改善となりますが、果たして本当に原因はそうなのか?これはやってみたけれど特に変わらなかった.ということのリアクションも珍しくなく、一つの可能性を潰していく作業するとなります。そして今最終的には残った可能性についての臨床思考過程を、セラピストとしてはどのように展開できるかコソが大切なのです。
徒手的にリリースするということは、皮膚や浅筋膜に対しても必ず侵襲性があるわけで、表層を介さなければ深層には到達できないという決定的な事実があります。
また感覚入力という点では、脳からのリアクション、姿勢制御としてのリアクションなどが混在し、最早良くなったからOKの世界となり、それが筋膜リリースによると思えばそうなるし、そうでないと別の意味で機序だと主張すればまたそうなるという、我思うゆえに我ありになります。
結果、良くなったいう臨床思考過程の違いにより、論点が変わってくるだけなのです。
ということで、今まではしっかりと関節の遊びをなくして、二関節筋を伸ばしてのストレッチが当たり前でしたが、個別の筋肉だけをアイソレーションしての伸ばすという理論そのものが危うくなっています。適当にたわませるように適度に坂東も使いながら、無理なく反復することが筋膜テンションテクニックなのです。
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