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足底筋膜炎の運動連鎖的考察

足底腱膜炎



一言印象は難治性


例えば理学療法に処方が出たとしても、即効性もなく特効薬もない、投薬や外科的処置も適応になりにくい。

足底板やクッションを入れる、テーピングを貼るなど手札はあるが、どうもそれで完治するかどうかは?

運動療法もあるが、例えばストレッチや筋力強化が膝や体幹のように目に見えて効果が反映しない印象がある。

もちろんヒールカップや内側アーチパッドなどは免荷することになるので、やらないよりもマシだと言えますが、

エクササイズやリハビリにて対処しにくいということがあります。

その理由は結果的に常に荷重され続けており、安静を保つことが困難であるということ。

骨折でもすれば否応無く免荷することになりますが、足の裏が痛いぐらいでは、また踵に激痛が走っていたとしても

それでも毎日の仕事や生活があれば無理してでも耐えて歩くものです。

つまり人は余程のことがない限りは我慢してなんとかしてしまうという特性あるのです。

間違いなく免荷してしばらく足を着かないようにすれば、良くなることは間違いありません。

しかしながら現実的には保存療法が選択されるものの、なかなか免荷に勝る効果を出すのは難しいものです。

私自身の例を持って足底腱膜炎の治療方法への一つの示唆としていただければと思います。

最近、私は左の足底腱膜が張った感じが増強し、ちょっと走るには気が引ける状態とりました。

別に歩けないわけでもなく重篤な足底腱膜炎にみられる骨棘があるわけでもありません。

ただ定期的にというかことあるごとに左の足底や内側アーチに外脛骨があるもので、痛みが出ることがあります。

右足はハイアーチタイプでこちらにも過去測定の痛みが出たこともあります。

左足は非荷重側で筋力差としては廃用側であり、普通に生活しているとどんど左右差がひどくなり、左は筋力の低下、右側は発達していきます。

不思議なものですが普通に左右足を交互に出しているだけなのに、左右差がどんどん開いていくというのは。。。

最近は車率が高くなったこともあり、歩く機会が減り、これも脚全体の筋力が低下していることが背景にあります。

つまり全体的な抗重力能が低下してくると弱いところが顕在化しやすくなるということです。

中国に三週間行ったことで体重が3キロほど減り、これはこれで身体としては体調が良かったです。

軽くなりそしてバランスも良くなったようです。

しかしながらその後、帰国してから寝っころがってスマホを見るような生活習慣がついてしまい、そこで首を捻っていたことがそもそもの原因であることが最近明らかになりました。

もともと私は左に傾倒しやすいバランスであり、脊椎は左側屈変位している部位が、各分節にあり、普段はそれほど顕在化もせず愁訴につながっていませんでした。

ただ今までにも左仙腸関節は嵌っていない感覚があり、それが自然に治っていくことを経験していました。

記憶を辿ると20最代から仙腸関節の左側の不整合と思しき症状が出ていたので、これは陸上競技による左回りの弊害が出ていたものと思われます。

それから割と40歳代はボディワークなどにより収まっていたように思います。

それが今回は頚椎のおそらく微妙な変位があり、それが矢状面の問題だったのです。

つまり運動連鎖アプローチにおいて、水平面→前額面→矢状面の原則があるように、水平面での問題だけであれば容易に戻りやすく、次に前額面、しかしながら矢状面に問題が大きく出てくると難治性となってきます。

よって段階的に水平面を戻して前額面の変化を見て、前額面を修正して矢状面の自然な戻りを確認します。

つまり元々、私のアライメントはlataralityが顕著であり、これは左右の前額面となります。つまりその前段の水平面は既に何かしらのマルアライメントが存在しているということです。

頚椎の前後の伸展が過度に働いたことにより、可逆的な範囲での前後のshear horseによって、一気に水平面と前額面の変位が顕在化し、頚椎、仙腸関節、脊椎の椎間関節、臀部、大腿、下腿、足底に連鎖的に違和感が出てきます。

もちろん違和感といっても無視しようと思えばできるし、慣れてしまう類のレベルです。

しかしながら、足底の膜の張りは荷重が加算してくると明らかに不快ですので、結果的に横アーチパッドを入れました。
確かに楽になりました。つまりストレッチや足のアーチのエクササイズのみでは完治せず、そして仙腸関節や脊椎の分節に対するアプローチも自分なりにして、上位頚椎の調節も施しましたが、その時はいいのですが、どうやら核心をついていないことも明らかでした。

頚椎の変位は左側屈の右回旋がベースであり、これは既に関節運動学的には回旋と側屈が逆方向ですので問題です。
元々、下位頚椎は棘突起が左寄り、つまり右回旋位で固定されており、その上位にあるC5/6あたりは前後の変位の影響をい受け易かったと言えます。

ある臨界点を超えると、既にあった問題が顕在化する

つまりこのように積もり積もった負債が、顕在化するのが年齢とともに変位してくる姿勢とも言えるのです。

変位が変形すると固定化します

私のとった最終的は方法は頚椎右側屈、左回旋にて、左頚部のストレッチです。

顎は引いて伸展しないよう屈曲に作用させます。

そして不思議なことに足底の張りと荷重時痛は軽減傾向にあります。

結論から言うと頚椎の変位が足底に影響していた・・・と言うことです。
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