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閉鎖力の評価方法をとは?

○歩行における閉鎖力の話があったと思いますが、その他の動作でどう閉鎖力を評価すれば良いでしょうか?
閉鎖力はアライメントとも違います。よって見た目や触って分かるわけではありません。観察からは力は見えないように、床反力やスピードも実は数値としては見えません。ただ床反力はなんとなく衝撃が強そうだなとか、スピードは評価見た目が速いな…などの、いつのまにか皆の目で見た感覚が共通していることから、「あの人速いよね」そうだねー、という自然な認識となっています。
しかしながら、共通認識となっている物理的な力は限られており、実際には見えていない、人間の五感では認識できない力はたくさんあります。
骨盤の閉鎖力も骨盤輪の輪まりを締めている力ですので、見た目では働いているのか働いていないのか全くわかりません。
例えば紐やチューブで他動的に締めれば、今は力を入れている、今は緩めていると自覚できるので分かります。
普通は触診にてアライメントや筋肉の緊張を評価して判断します。または観察的な動作分析にて論じます。
骨盤輪の評価においては、そのどれもが使えないのです。
ということは結果から変化を見て、閉鎖力が働いたからだという推察するしかありません。
帰納法と演繹法という証明の仕方がありますが、条件を積み上げて論証する方法と、文脈のストーリーと出てきた結果からメカニズムを推察する方法です。きっとこのようなチカラが働いたから結果としてこのような結果になったのだろうという。
よって検証方法と閉鎖力が働いていない時の現象、事実を積みげて論じるのです。
先ずは閉鎖力の評価ですが、
いうつか例をあげておきます。
パフォーマンステスト
①ベンオニーフォールアウト
これはピラティスのエクササイズになりますが、膝立の臥位にて片膝ずつ自動で外旋します。その時に骨盤の水平が保たれていれば閉鎖力が働いていると判断しますが、左右に傾く場合には効きが悪いしと言えます。
②ベンビッククロック
これもピラティスエクササイズになりますが、仰向けで膝を伸ばした姿勢で寝ます。
骨盤を上下左右に下肢や上半身を使わないで動かせれば、閉鎖力が働いていると判断します。
③膝立て臥位にて、臀筋を収縮させ、その時に股関節が外旋しないで、膝立てが正中に保持できていれば閉鎖力が働いていると判断します。
もちろんその時の筋活動として臀部とヘソ下の腹壁の収縮を触知する事でも、判断できます。
④うつ伏せにて臀筋をリラックスさせて、骨盤底筋を意識して尾骨を丸め込むようなイメージにて収縮させ、骨盤が後傾せずに骨盤が閉じる、インフレアーに作用していることを確認します。
このようにパフォーマンステストを活用して、閉鎖力の現象の可否を判断することです。
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