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Body-Mind-Spirits

Category: bodywork
Body-Mind-Spirits
身体精神
リハビリの世界ではフィジカル(脳機能も含む)を主として対象として、脳や認知であってもあくまで機能としてのカテゴリーに押しとどめている。それは、最後の砦を守ろうとする意識とも言える。人間は本来、心身と言うように心と身体は切っても切り離せない相互の関係を持っている。心はカウンセリングや心療内科の領域であり、心と身体は切り離して考えるべきと言う風潮は医療界全体にあったものが、昨今はストレスというキーワードにて心そのものが免疫系に与える影響、そしてストレスが背景になって、臓器が不調を起こすことは当たり前のこととして社会は考えるようになった。うつ病、心的外傷に対するメンタルケア、そしてサプリンメントやヨガなどのエクササイズによる健康増進、最早ストレスマネージメントは社会全体の命題であり、働き方改革においても時間や残業など休みが少なくなることでストレス発生率が相関することは間違いないところですが、杓子定規で計るだけではなく、また単に運動しましょうと言った提言だけではなく、もっとメンタルや精神(エナジー)への造詣を深くして、観念的な話だけではない、より実践的なツールを提供できるようにならなくてはならない時代に突入している。
理学療法士は治療も予防も健康増進も、会社や企業における産業リハビリと総称される分野においても、運動の効能と言った視点にて理学療法の有効性を担保しようとする。しかしながら、運動の効能ということは、別段何をしなければならないと限定されているわけではなく、ということは専門職としてではなくてもいいということである。
運動には運動指導の専門家がいて、これは明らかにインストラクターとしてのスキルが不可欠であり、理学療法士は専門外である。医学的な知識があればより有効な運動指導ができるわけではない。
そのことに早くから気がついていた私は、そのティーチングという領域を学ぶべく、ボディワークの業界に足を踏み入れたのが10年以上も前になります。
例えばあなただったらどんな指導を受けたいだろうか?専門知識がある大学教授?臨床家?インストラクター?自分では最適と思っていても、それは理学療法士のみのキャリアではなく、+元々がインストラクターであったとか、後に何らかのボディワークを研鑽したかということになるでしょう。つまり、理学療法士教育だけでは到底、運動指導の場面では運動学的な解説や効果判定などはできても、実践については素人なのです。
認知症や精神疾患に至っては、理学療法はさらに専門性からは遠く離れていきます。作業療法の方か明らかに独自な専門性を有していると言えるでしょう。国立長寿医療研究センターが出しているコグニサイズにおいては、筋骨格系の筋トレとは程遠いカテゴリーであり、エクササイズというよりも体操ということになります。明らかに解剖学的にどこどこの筋肉を鍛えるという目的はなく、楽しく身体を動かしましょう!というツールは理学療法士は持ち合わせていない。もちろん、その実施においては関節に負担がないようにケアするという役割はあったとしても、ダイレクトに認知症にはつながりません。つまりよりマインドや精神に近くなればなるほど理学療法は、声が小さくなります。何れにせよ、マインドやスピリッツが混在すると客観的ではなく、主観であるという文化と歴史がありますので、急にはその文化を変えることはできません。
専門職に対する講義や指導は理学療法士はニーズがありますが、世間一般からはニーズはありません。自分たちが思っているほど、価値は高まっていないのです。ということは予防や産業理学療法という分野においても、計画的にデータを取ったりとプロジェクトを進めることはできたとしても、運動の効果としてのデータは理学療法でなくてもいくらでも出せるでしょう。よって、運動指導の実践において理学療法士でなくても、むしろ運動指導の専門家にお願いしてしまった方がいいのでは?ということにおそらく気がついてきているはずです。よって健康運動指導士としての単位組み替えなどしたとしても、トータルフィットネスを見るという領域は、解剖や運動学はメインとはならないので、実際の臨床で使う場面はないのです。ケアマネを持っている理学療法士はいても、実際に活用している人はほとんどいないことと同じです。
前段として長くなりましたが、解剖学を学びたいという欲求がインストラクターの中で高まっていますが、知っていることは大切ですが、それがダイレクトにティーチングの効果として出ることはないのです。むしろ解剖や運動学をベースとした運動指導はつまらないのです。認知症は認知の最たる例だとしてら、そこにアクセスできないということは、そもそも人間の情動や感情にアクセスする視点が抜けているということなのです。
Body-Mind-Spiritは日本は、自然に当たり前のように生活の中に常に伴走することが当たり前なので、むしろ気がつかないのですが、だからこそあるものに気がつかづ、欧米のものを憧れとして感化されるのです。本来はBody-Mind-Spiritと分けて論じるのは、まさに欧米理論であり、その融合を実に上手く仕様しているのが日本なのです。
改めて人として生命としての原点回帰することを一つの目的と掲げ、身体ー心ー精神を某表としたボディワーク研究会(仮称)が生まれました。これは時代の要請として浮かび上がってきたグループです。
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昨日6月6日に駒沢公園近くのスタジオにて、スタートとなる勉強会を開催させていただきました。
また内容の詳細については、アップしていきます。
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