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Naomi Osaka

Category: トピックス
大坂ナオミ選手がUSオープンを制覇し、歴史的一ページを書き記しました。
日本人初ということもありますが、あらゆる認識を変えるきっかけにもなりそうな風が吹いています。
昨今のスポーツ界ではハーフの選手が活躍することも珍しくなく、単一民族国家としての意識がここにきてようやくボーダレスな意識へと転換しなければいけないことを教えてくれます。

サーシャバインコーチのことがフィーチャーされていますが、概ね彼の存在が大坂選手のメンタルに大きく寄与していることが取りざたされています。

憧れのセリーナウイリアムスと戦っても、ゲームではビジネスライクに徹し、リスペクトはもちろんあるのすがプレーの上では一切の気後れもありませんでした。完膚なきまでにゲームプランの遂行に徹したといってもいいでしょう。

「相手が素晴らしいプレーをした時は仕方がない。自分のできることに集注しよう」これは言うほどに簡単ではありません。嵐が過ぎ去るのを待ちながら最小限のほころびで抑えて、受けながらむしり相手の力を利用してミスをさそう。
根気よくしっかりと打つことで、相手も曇らせる。決勝まで1ゲームしか落としていなくて、4大大会の8や4の壁に何度も跳ね返されるのではなく一発でクリアしてしまいました。
 
また全てのリターンが足の長い伸びるボールを返していて、明らかに相手は加速してくるボールにベースラインを下げさせられていました。体制を崩されても何故かつまったボールは一つもないというは、本当に見ていて危なげなかったです。

メンタルを鍛えるという言葉をききますが、メンタルという筋肉があるわけではないので具体的に何をどのうように鍛えればいいのか?またどのようにコントロールを覚えればいいのか?世界にトッププレーヤーであっても、時にイライラしたりしているとことをみると、もちろんメンタルコントロールに優れてはるのでしょうか、必ずしも禅を組むように落ち着いているわけではないことがわかります。人ですのであらゆることが感情の起伏となって現れてしかるべきです。

「若い選手はみなんグランドスラムに勝ちたいし、世界一位になりたいと思っているわ」とさらっと言えてしまう立場にあることがまたすごいです。普通はなかなかさらっと口に出しずらいものです。コメントの中にも冷静に分析している節があって、間違いなく情動エモーショナルに惑わされない、描くイメージと目標に向かって無駄なく最短距離にて遂行していることが伺えます。
いわゆる自らをできるだけIT化させるというか、AI化させるということでしょうか。
むらのない練習の必要性をコーチは説いています。
 普通は試合が近づくと気合も入ってくるものですが、もちろんその通りだとは思いますが、それによって練習の質や熱量に差が出ていてはダメだということのでようです。常に全力というのも難しいことを考えると、コンスタントに無駄なくマイナスを省くということなのでしょう。

ダブルベーグルと呼ばれる6−0のスコアで勝利したときも、コーチは「その後にさらに注目を浴びて相手も警戒し、勝つことが当たり前のように周りからもみられることによるプレッシャーが増大する」といったニュアンスのコメントを述べています。つまり一喜一憂ではなく、そのシチュエーションにおける心理的な変化を予測し、事前にそれに対する心構えを具体的に準備していおくこと。一挙一動足に注意し、その兆しを逃さないことです。

対戦相手に対するリスペクトが、謙虚さが無駄な力を抜きかえって試合に一球に集注できる力を引き出すことができる。
大坂選手は日本人であり日本語も片言ですができることから、普通に日本からの質問がインタイビューなどで投げかけられます。まず質問の文脈が英語に直すことがすでに難しい、微妙な機微を読みとらなければ難しい日本語独特の、文末に「・・・いかがなものか?」とイエスともノーともどっち付かずの立場を明確にしない、いわゆる責任を全く持って負う必要のないコメントがあります。つまり語尾を濁して、フェイドアウトする話し口でも壇上のアンサーが、文脈をよみとって解釈して被せてくれるから記者会見なども成り立っているところがあります。当然、質問者もかなりのところを聞き手が読み取り、解釈して繋いでくれるので英語的な日本語にて質問することができなくなっています。

シンクロの井村コーチとバレーの中田監督の対談がNHKで放送していましたが、描く像から逆算して今いる選手と照らし合わせ、到達するまでの段階を描くこと。その描くイメージが鮮明であることがわかります。そのイメージから離れていることにおいて、どこの何が足りないからが明確になってくるので、試合までの逆算にて到達するまでの機会はカウントしなければなりません。そのあたりを全て俯瞰的に物事をみながら推し進めていける、それも選手の心理状況をより細かく深く観察して、それによって柔軟に練習内容の見直しも説明があれば納得することでしょう。
 サーシャバインコーチはまだ33歳、22歳で現役を辞めて、ヒッティングパートナーという野球でいえばバッティングピッチャーということでしょうか?セレナのパートナーを8年間も務め、その後も年単位にて選手のパートナーを努めたようです。かなりの下積みで、大坂選手とは春口から、コーチ契約で初めてのチームに入りのようです。

いずれにせよコメント力の高さを感じた二日間でしてね。
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