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距骨下関節と足関節軸の機能的役割とは?

7月21日土曜日より
初の土曜日開催の運動連鎖道場24期が始っています。
同時に福岡での道場もスタートしています。

本部道場では12名の参加者が集っています。

地域包括病棟勤務のPTが2名参加されていたことが印象的でした。

運動連鎖といえばクリニックが主流だったようなところが数年前まではあったのですが、
訪問や慢性期、デイサービスなど介護分野においても参加者が増えてきたことが昨今の特徴と言えます。
参加者の傾向については、その時々の世相をある程度反映している可能性もあり、
私に取ってもどこに焦点を合わせ低下といった観点からも大切な情報です。

最初にアブストラクトのような感じで、概略を説明し各々参加者の意向をお聞きします。
その中でも・全体の見方
     ・急性期における炎症症状のある患者さんへの対応
     ・地域包括病棟だからこその機能回復という視点の高まり
     ・多くの情報があるなかで頭のなかでまとまらなくなってきた。
などの意見が聞かれます。
現在の病院業務のなかでは、マネージメント能力は不可欠であり、そのなかで臨床能力もマネージメント能力のなかの一つとして包括されます。以前であれば臨床能力イコールセラピスト能力だったのですが、現在はマネージメント能力のなかの一つとなります。

さて本題に入りますが、距骨は踵骨は角度をもって重なっています。
足の軸2
載距突起がせりだしていることでわかるように、足関節軸と距骨下関節軸は75度の角度をなしています。
これによって我々は足関節が進行方向正面に向いている時にも、足部は10〜20度のFick角をもってtoe-outになります。長方形よりも台形のほうが面積が広くなることでわかるように、支持基底面が広くなるメリットがあります。

斜度のある道を歩くときにも、台形もしくは前後逆の台形は威力を発揮します。
パラレルではブレーキは利きにくくても、ハスに構える事で摩擦を増加させることで安定性を確保することができます。

図を見ても分かる通り、本来であれば上部足関節軸とされるラインは、進行方向に向かって平行に位置することはありません。つまり足関節は外側に開いているということです。それよりも下部足関節軸とされる距骨下関節が普段は正体していることになります。この事実からも、如何に距骨下関節軸の回内外が影響を与えているかを物語っています。
 
足関節つまり距腿関節の打ち返しや外返し運動は、ある意味距骨下関節を生かすために、苦肉の策としてとった戦略であるとも言えるのです。その結果、無理がたたって捻挫をしやすい動的脆弱性を有したとも言えます。
 距骨下関節軸が進行方向前方と一致していることにより、前額面におけるストラテジーを足元から実現することにつながり、結果的に二足直立歩行で最も必要なヒップストラテジーにる、股関節内外転、つまり歩行時には骨盤の左右swayを実現することによって歩幅を確保し、加速度を得やすい構造へと進化していったものと考えられます。

このような考えにたつと、いかに距骨下関節がニュートラルなアライメントであることが大切であるか!
身にしみて理解することができますね。
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