FC2ブログ

運動連鎖道場in船橋スタート

1月14日日曜日
千葉県船橋市での初めての運動連鎖道場を開催!
そして第二回目を2月11日に開催されました。

東京から約20分と利便性もよく、千葉県でも有数の規模を誇る街です。

運動連鎖道場では身体機能の原理原則を求めることを掲げ、国民の広く健康に寄与できることを目指します。そのためには、国の置かれている医療と介護、そして保健に福祉を機微に察知し、その中であらゆる関連職種の専門性を理解し、我々の果たすべき役割を強く自覚することが大切となります。

運動連鎖道場は半年の全6回コースで構成されており、第一回目のテーマは足の運動連鎖アプローチになります。一般的に運動連鎖と言えば、上行性の運動連鎖から入ることが、なじみやすいと言えます。

何故なら歴史的にも足元から運動連鎖は形作られた経緯があり、biomechanicsからの観点から、過去の文献などを見ても述べられています。

視覚的にも足の変化は確認しやすく、まず映像として撮影するにあたっても足はとっかかりやすかったと言えます。

つまり足は扁平足というわかりやすい病態が理解されており、この後アーチが低下するということの弊害は経験的にも理解されていたからです。

そして歩行やランニングにおける足の動態が解明され、biomechanicsの観点から靴の開発や、テーピング、運動療法なども進化してきます。

船橋道場参加の皆さんは、千葉県近隣の参加者が多く、皆さん其々に高いモチベーションを持って参加されています。

最近のマラソンシューズ事情は、ナイキの厚底シューズ(Zoom fly)か話題を席巻しており、私も早速購入してみましたIMG_3384_201802132247214cf.jpg
innovation!まさにマラソンシューズといえば薄い靴と定番化していたところに、ナイキの先進的な発想から開発されたシューズです。なんでも義足のランナーが使用しているブレードの形状を模したソールとなっており、あのピストリウスの使用していたブレードの接地面はナイキが開発していたとのことです。そのノウハウを今度はシューズに応用し、一流ランナーが履くことにより、実際に結果として示したことになります。
まだ本当の有効性については、しばらく観察してみたいとわかりませんが、靴のストラテジーによって人間が推進していく。まさに靴の機能に合わせて人間の走り方をアップデートすることで、そのストラテジーを存分に活かせるためのフォームに変化させていくのです。この発想はなかなか日本ではできません。日本はシューズのストラテジーではなく、足の機能や足の形に合わせて快適さとフィッティングを重視し、吸い付くような装着感を実現しています。細かくミクロを、みるからこそ実現可能なコンセプト、形や縫い方などを吟味していくことを優先としています。もちろんバイオニクスの観点からの分析もできていますが、データーとして床反力やブレを測定し、安定性を追求してきました。そこに推進性という機能を靴に装備したものを、斬新に道具に身体を合わせていくという発想です。
 これはなかなかできることではありません。ナイキは常に発想とアイデアについては常に斬新で、これはどうかな?というモデルもあります。その失敗を恐れない新しい発想をどんどん市場に出すことで、発展させていく外向きのパイオニア精神があります。日本は職人としての追求という点での深堀をしていくために、一見その変化は細かすぎてわかりにくという特徴もあります。
 靴のフィット感も海外のメーカーはそれぞれの特徴があり、合う合わないがあります。日本のメーカーはどのような足でもフィットするようにできています。個性がはっきりしている海外製、足にフィットする日本製。この辺りは独自性がでていますね。ストラテジーがはっきりしているということは、いわば洋服でも食事でも時に違うものを着たり食べたりという楽しみがあります。もちろん身体にあったものを着る食べるということも大切ですが、時に違った刺激が欲しくなる。ナイキにはそのような楽しみが含まれているように思います。またイメージとしてもファッショナブルな感じでしょうか。イメージは必要ですね。その辺りのイメージ戦略が海外製は長けているように思います。そこに日本的な細やかさを突き詰めていくということになりますが、海外においても靴の歴史は深く職人がいます。靴にギアが盛り込んでいくという発想が海外には多く、日本もアウターソールやミッドソールの素材は刻みについては変化があるのですが、ダイナミズムな変化は少ないように思います。おそらく伝統を守るということの文化によるものと思われます。

 玄人からはリスペクトされる日本職人、しかしながら世間や世界や大衆からの圧倒的な支持については、イメージや価値観に訴える必要があり、その辺りのブランディング能力が海外は長けていると言えます。
 いじれにせよカーボン素材を靴に入れ込むという確信的なシューズの開発については、脱帽ですね。また各種シューズを履き込んでのレポートをしていこうと思います。

 このような世界の潮流を見据えての足や靴やインソールを理学療法においてもアップデートさせなければいけない時代となってきました。ここ数年でどれだけのインソールコンセプトがビジネスモデルとして出てきていることか?地道な作業とともに、シェアを広げていく活動も同時に我々の手でやっていかなければいけません。価値の創造ですね。

 理学療法の一つの欠点は身体に負担のないフォームや動作を求める過程において、誰もが同じ動きになってしまうということです。例えば投手のフォームについては原則は同じとなっていますが、あまりにもの個性的なピッチングフォームが満ち溢れています。もし我々が理想とする身体に負担のないフォームが同時にパフォーマンスにおいても最高というならば、これほどまでに全く違って見えるフォームが存在する理由が見つかりません。
つまり我々が提唱する歩き方や走り方や投げ方は皆同じになってしまうのです。ランニングについてもそうです。各種本がでていますが、結局は皆同じ綺麗なフォームとなっています。しかしながら実際には一人一人あまりにもフオームが違います。このあたりの個別のストラテジーをいかに考えるかということが理学療法の課題なのです。

フィジオ運動連鎖アプローチ協会ではこの課題についても答えを用意し世間に示していきたいと思います。
スポンサーサイト

コメント:0

コメントの投稿

トラックバック:0