運動連鎖インソール「臨床応用コース」の概要 発表

運動連鎖インソール®合宿講座in南房総 


いよいよ11月に開講されます。

今回、基礎と臨床応用コースに分かれています。

具体的には臨床応用とは何か?

今回はその疑問を紐解いていきたいていきます。

まず焦点は

臨床で使える!がテーマですが、その中でも一般病棟や回復期などの入院患者に焦点を当てています。

一般的なイメージは
⑴外来にて歩ける人のインソールを作る、
⑵健常者の健康のために専門店にてインソールをつくる、
⑶スポーツ選手がパフォーマンスや痛みの除去のためにインソールを入れる、
 といったケースとなります。

もちろん入院患者においても一般のインソールは応用できますが、むしろ退院してからといったタイミングが多いものです。つまり入院中は装具であったり、補高であったりと、ダイレクトに麻痺や脚長差といった、明らかな病態や形態に対して身体のパーツを補う装具のような観点となります。

これが外来になるとアライメント動きに対しての量的な観点よりも質的な視点に移ってきます。

そして第二の焦点は「高齢者」であるということです。もちろん中高年の方々も入院して、リハビリをしている人はたくさんいますが、外来との違いは明らかに立って歩くという初期の段階でのリハビリであることが多いということです。外来では退院後になりますからADLはかなり回復していることになります。

つまり「立って歩くことに支障がある」支障も歩けるか歩けないかと言われると「充分に歩けない」「生活に支障がある」「退院に際して在宅に帰るには支障がある」このような段階の患者は、入院しているということから考えると、急性期は誰もがそうであり、しかしながら回復期のステージにおいても順調に回復をしていく患者さんばかりではなく、退院を見越した時にボーダーにいる人たちが必ずでてきます。やはり高齢者であると、体力や合併症などで回復が遅れることが多々有るからです。

そして三つ目の違いは、インソールを入れる時の姿勢や肢位の違いです。

外来においては長時間の長座位や、インソール入れて調整するときに靴を履いたり、脱いだりすることを頻回に繰り返しながら調整していきます。そして外来に来ることができる人の大半は独歩が可能です。
しかしながら入院患者の高齢者になると独歩ができたとしても短い距離であったり、方向転換や何度も繰り返し往復して歩くことは危険であることもあります。つまり基本は免荷や近位監視、歩行介助が必要であったりします。

よって理想は背もたれと肘掛のある、それでいて椅座位で、なおかつ平行棒のような安全に歩けるスペースで作成することが理想なのです。

そして最大のポイントは椅座位というとは、⑴膝を伸展位にて保持することが難しい⑵空中で保持することが難しい、ましてや高齢者の場合には⑶膝が伸びない、持ち上げられない、といったケースも普通なのです。

つまり確かに作成するための環境を整えればいいではないか?と言われそうですが、リハビリ室にそんな専用ルームもあるわけがなく、ましてや2時間も3時間もかけて作ることはリハビリの時間的にも無理となります。

つまりリハビリにおいては多くの時間を生活動作の自立のために使うことが目的であり、そこに何単位もインソールのためだけには割けないという事情もあります。できれば3単位内ぐらいで、簡易的であれば2単位内にて目鼻をつけたることが必須なのです。

椅座位のメリットは靴を履いて直ぐに立って歩けることです。長座位であれば一度足を降ろせるところまで、毎回降りてもらわないといけなくなります。足乗せ用の椅子を加えればというアイデアもありますが、脳卒中、高齢者になればなるほど、足を持ち上げてのトリミングや実際の立位歩行が反映した実戦的な評価がしずらいのです。理想は少なくとも手を後ろに付いた姿勢での長座位もしくは臥位となります。できるだけ直立に近い伸展位でみることが、抗重力下での状況と近似させることが理想だからです。

つまり椅子座位であれば、足をが付いた状態に近い膝90度屈曲位にて採形できること、それによって実際に足が地面についているときの想定もしやすくなります。

そして実はセラピスト側への配慮ということもインソールにおいても必要なのです
インソール作成姿勢は、地面に座り込んでの姿勢となりんますので、腰を痛めやすく、負担をかけやすくなります。
また椅子では高さが高くないため、足底を覗き込みながら正体するのは、相当背骨を丸くする必要がでてきます。

しかしながら、椅子は立位とは肢位が違うわけですが、そこを立位にてストラテジーを覚えておき、座位にて足底を観て触って確認してではなく、椅子座位で触った肢位のままに足底から感覚入力を入れて、評価するといったスキルが必要です。

足裏がほとんど見えにくい!、見えなくてもいいのか?

答えは、できるだけ患者さんに負担をかけず、セラピスト側にも足裏をみるために大きくかがんだり腰や背中に無理のない姿勢での触診となると、股関節膝関節がほぼ90度肢位にて触って評価するしかありまん。
つまり足底を座った姿勢のままに触って形やポイントを触診だけで評価判断するのです。

また介護用の靴であることも多いため、インソールが入っていないタイプの靴もたくさんあります。
改めてそこにインソールを挿入する余裕もありません、よってインソールの裏からパットなどを貼ることができないため、直接、足底面に貼っていきます。リハビリのための補助なので、屋外でどんどん歩くといった用途でないことも多いので表面でに貼ることでも十分効果があります。

また装具に直接貼らなければいけない場合においても、やはり直接表面に貼ることになります。また前足部などは直接入れる場合にはアッパーにて覆われているため入れにくいものです。それでも的確に目的とする部位に差し込む必要があります。

開催概要の日程は以下の通りです。

日 時:平成29年 「基礎コース」11月3日(金)〜4日(土)
         3日(金)13:30〜18:30 
         4日(土) 9:00〜12:00
        「臨床応用コース」11月4日(土)〜5日(日) 
         4日(土)13:30〜18:30 
         5日(日) 9:00〜12:00 
       
会 場:白浜フローラルホール(千葉県南房総市白浜町滝口6767番地1)
   白浜休養村管理センター(千葉県南房総市白浜町白浜2951番地)

興味ある方は改めてPKAAホームページ、ご覧ください。
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