さがまちアミーネット at相模大野【PDcafeを知ろう!】報告

全てのやりたいことができる社会

(専門職が)世間や社会に溶け込む一人となる

コニュティを作ってサービスとして何を落とし込めるか?

6月7日水曜日、さがまちアミーネット主催で第二回目の報告会を開催いたしました。

さがまちアミーネットは、地域での活動に関わる・関心があるリハビリ職の集まりです。医療にとどまらない小児・介護・障害分野などの情報共有と創造を考えます。

成り立ちは、リハビリデイサービスONE+主催のPT佐藤正務さんの理念でもある、地域のなかで真の自立のあり方を醸成していくことになります。長い年月がかかります。あらゆる人の知恵と尽力が、目に見えない紡ぎのなかで形成されてくるものなのです。

地域での活動に関わるとなると、非常に幅広い領域となり、もはや学問として特化した方法や手段はなきに等しく、地域や行政区によって、いかようにも創意工夫ができることになります。テクニック論に走りがちで、短期的に成果を求める世の中の風潮から、いかに流されないでじっくりと取り組めるかということがカギになります。取り組むという気持ちそのものがすでに肩に力が入っており、継続するためにはできるだけ自然であること、頑張らないでもできることである必要があります。

続けられること、

柔軟に受け入れること、

そして活かすこと、


プロジェクトには確かに期限があり予算がつき成果が求められます。多くの制度がエビデンスという名の下に、きっかけとなるデータがあり、そこで制度化されていきます。
これは実際に成果が有る無しとは、実はあまり関係なく、その時の手続き論として必要なだけなのです。
手続きというのは、その時代の取り決めであり、それが本当に『生きる』ということの営みに照らし合わせた時に、核心をついているか?ということとはまた別問題です。今現在の手続き論に則ることは確かに大切ですが、しかしながら新しい時代に合わせて提言をする段階では、その手続き論を飛び越えたところの力が働いてきます。

 集団コミュニティとは、単一の職能の特化した部門といった専門分野としての狭い領域ではなく、横断的な人の関係性こそがカギとなります。

多様な人材に

多様な職種に

多様な価値観


を持った人たちが集まることにより、そこに一種の世の中の縮図ができあがります。社会は、多くのあらゆる分野の人たちが関わって成り立っています。何か一つ欠けても回らなくないわけで、専門分化されたものは、社会の1ピースでしかないのです。昨今はこの専門分化したものが、個として際立とうとして、歪にバランスが崩れているのです。

科学は専門分化されたなかでのエビデンスを求められます。しかしながら、真の意味での共生とは、文化と歴史の上に成り立つべきマインドなのです。

社会構造についてのあり方への提言は、机上の理論だけではどうしようもなく、雰囲気や空気や時代の流れなど、ある意味宇宙のダイナミズムそのものでありエネルギーなのです。


PDcafeはパーキンソン病(Parkinson's disease)の方が運動を継続できるコミュニティです。2013年より活動開始、現在は全国に展開しています。
1つのモデルは、1つのシステムとして法則性を反映したものであれば、医療のなかでだけの他職種連携だけではなく、患者や利用者という線引きされた関係を超えて、社会の中の摂理に沿っていれば、細胞分裂のように広がってきます。

今回、小川順也さんをお呼びしてのPDcafe活動の報告でしたが、見事に自助と互助のあるべき姿が出来上がっていました。
公助や共助に頼らない、いわゆる住人主体の自主グループを作っていくことが、これからの時代には必要不可欠な形となっています。

仕事や介護といった入り口ではない、住人としてフラットなつきあいのなかで、自然発生的に湧き出てくものを集約させていくファシリテーターとしての役割を果たすことが理学療法士としてできる新たな活動の形であることを示してくれています。

いままでは、医療と介護の制度のなかでの適応を繰り返してきました。その結果、いかに上手く点数をとることができるかという経営として効率よく点数を積み上げていくかということのテクニック論ばかりが話題になっていました。

改正のたびに繰り返したこの行為は、社会保障費の限界という明らかな財源不足に直面した結果、どんなに素晴らしい成果として示していったとしても、それは天井が見えているわけです。確かにそれを言ってしまっては何もできないということでもあるので、必要だと考えられることは医療と介護の枠の中でも諦めずにアピールしていくことは必要です。こう一方で公的資金に頼らない、自費でのサービスも両輪として考えなければいけない時代になりました。

私も今回初めて知ったのですが、
リー・シルバーマン療法(Lee Silverman Voice Treatment:LSVT®BIG)というパーキンソン病に特化したリハビリプログラムになり、以下の効能が期待され、理学療法士,作業療法士,言語聴覚士向けの国際資格認定講習会も開催されています。

・大きな動きを集中的に訓練することで、動きの遅さや動作 の大きさに代表される運動障害を改善する。
・運動の適切な大きさを認識・修正する能力を改善する正常と感じている「小さい動作」を、大きいと感じる
「正常な動作」へと改善する。

小川さんの取り組みは、まずは住人や対象となり当事者が集まる場所を提供し、そこから自然発生的にでてくるアイデアやニーズを拾い出していきます。対話のなかででてくるアイデアを、お互いが作っていくモデルケースとして形にしていく、ナビゲーター、ファシリテーターとしての役割!新たな理学療法士像を創造しています。

誰もがリハビリを意識できる社会を作る
リハビリの概念をグループやコニュニティ落とし込んで、理学療法士がいなくても仕組みとして動くようにしていきます
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