運動連鎖道場生からの質問

運動連鎖道場in沖縄の道場生からの質問を共有いたします。

質問1
①腸骨のASとPIを判断する際の指標としては、ASISとPSISの位置で判断していますか?それとも左右のASISの相対的な位置関係で判断した方が良いのでしょうか?
回答1
相対的な位置関係で判断します。つまりASISとPSISの高さでの表から骨盤の前後傾になるからです。あくまでASとPIは仙骨に対する腸骨の変位ですが、測定できるわけではないので、実質的には腸骨の相対的な左右差とお考えください。


質問2
②つ目は臨床において、股関節外転をTFLで代償する症例を多く経験しますが、殿筋群をピンポイントで促通する方法があれば教えて頂きたいです。
回答2
川平法を三月末に研修会参加したのですが、脳卒中患者に対する内転筋を抑制しての外転筋の反復刺激療法が、とても効果的でした。また、ピラティスの膝立て肢位からのヒップローテーションも有効です。原理としては外転運動における代償動作を抑制する考え方と、ダイレクトに狙った中臀筋に反復促通するかの二択となります。つまり両者の違いは運動会スピードにあるのですが、ゆっくりとコントロールしながら行う方法をとるか、素早く反射レベルにて運動方向に物理的なベクトルを作り出すかとなります。


次回への要望
次回の講義では、脊柱体幹の運動連鎖ということで復習の意味も込めて、下肢と体幹の繋がりを含めた評価方法を確認して行きたいです。
(予告)
下肢と体幹のつながりにおいては膝関節の回旋要素を見ることです。膝関節は運動連鎖と姿勢制御において、最重要ポイントとして機能しており、かならずと言っていいほど膝関節には身体内のどこであっても機能低下による代償として表れてきます。そしてこの膝関節のストラテジーは足関節と股関節のストラテジーの総和の中で配分されています。乞うご期待ください!


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