運動連鎖道場in岡山

3月13日日曜日運動連鎖道場in岡山の第三回目を開催しました。テーマは体幹です!!以下の質問が道場生よりありましたので回答をします。

(質問1)
 大腰筋の説明の中で、生理的筋緊張に筋を促通すると、説明がありました。つまり、伸縮性があり、必要な時にスタビリティが行える機能が必要だと、自分の中で解釈したのですが、実際に治療の中でどのようなアプローチを行い、生理的筋緊張を獲得すれば良いのでしょうか?どうしても実際の治療ではリリース、コンセントリックなエクササイズなど単純なものしかわからないです。

(回答)
 一番最適な刺激は腰部骨盤・仙腸関節のアライメントが保持された状態にて股関節を屈曲位に保持することにあります
つまり腸腰筋は腰椎前弯・骨盤前傾・AS腸骨保持の状態をスタビライズさせることが大切となります。
運動連鎖アプローチ®においては、座位にて上記の姿勢を保持し、そこから他動的に下肢を屈曲位に挙上させます。
その角度を保持できるかどうかをテストとしてみます。よってあくまでもその姿勢やアライメントを保持するために作用させるということになります。このテストでは抵抗を加えなくても自覚的にも大変であり、十分に効果があります。
つまり本来のMMTのように抵抗を加えての股関節屈曲は、腸腰筋の筋力の絶対値からいうとそこまで必要がないということです。一般的に座位から抵抗を加えての股関節屈曲は腸腰筋だけではなく、いわゆる股関節屈曲に関わる関連筋群全てが
働きます。つまり股関節屈曲筋力と腸腰筋をisolationしてassessmentするということとは、方法を変えなければいけないということです。純粋に腸腰筋だけを抽出して腰部骨盤のアライメントを保持することで、本来の意味での促通がされるのです。

(質問2)
②呼吸時の仙腸関節の動きについて、ドローインを行った状態で呼吸運動をすると、仙腸関節の動きが小さくなるというのは実感しました。これは胸式呼吸が優位になるからと解釈してよろしいでしょうか?
また、骨盤後傾位での呼吸では仙腸関節の動きが優位になるのでしょうか?生理的な動きと閉鎖力の関係性について、イメージができていない状態です。

(回答)
ドローインしたときに骨盤が後傾位であれば呼吸が妨げる感覚は少ないと思いますが、姿勢制御が働き骨盤が直立位になるとドローイン時に肩甲骨が挙上位になりやすく骨盤の開閉が制限されてしまいます。つまりドローインにおいては肩甲骨が挙上しないまでも下制が制限されてしまいます。つまり重心が上がってしまうと骨盤からウエストあたりはキュッと締まった感じになり、結果的に開閉が制限されてしまうということです。直立姿勢そのものが骨盤の後傾を制限しますので、腸骨の後傾(PI腸骨)運動も抑制されることになります。つまりは普通に直立すると姿勢制御の関係で骨盤は呼吸にともなって後傾はしにくくなり前傾が保持されやすいということです。逆に骨盤が最初から後傾していてお腹の力が抜けている場合においては、腹圧をかけられる場合は骨盤の開閉が呼吸にともなって連動しやすくなりますが、単に骨盤後傾位であってもお腹に力が入りにくい場合は仙腸関節の動きはでにくいでしょう。
スポンサーサイト

コメント:0

コメントの投稿

トラックバック:0