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運動連鎖道場第一期生勉強会

運動連鎖道場第一期生第一回勉強会

第一期生勉強会


4月26日土曜日、PM6時~運動連鎖道場第一期生の卒業後の第一回目の勉強会が開催されました。道場生自らが発案して開催された勉強会で、それだけに価値があります。発表者は道場生の3名でそのうち2名は被験者の帯同となりました。実際に症例を前に、評価およびアプローチを説明していくリアルタイムの進行はなかなか味わえないリアリティーがあります。実際に症例を前にしたデモンストレーション形式の勉強会がないわけではないと思いますが、動きだけでなく痛みや違和感を即座に改善させていくことが求められます。参加者は一期生のみならず、二期生や学生、一般のセラピストなど15名あまりの参加でちょっとした勉強会らしくなりました。それだけに緊張感もあってよかったのではないでしょうか。一人目の発表は一期生芹沢さんからのプレゼンで筋膜の流れの模式図を提示していただき、内在的な運動連鎖がわかりやすくイメージがしやすかったです。二例目は小関さんからのプレゼンで、右仙腸関節の機能不全と右顎関節症の症例でした。私がみたところ右仙腸関節はinstabilityを呈しており、右脚での片脚起立ができない状態でした。アプローチは仙腸関節にもっていきたいところですが、触察により分析したところ治療ポイントは頭蓋であることが判明しました。それも右顎関節にからんで頭頂骨が上方にリフトしていることが、右仙腸関節の腸骨の下方への滑りを助長させていたのです。アプローチは右側の頭蓋の調整にて片脚支持が可能となりました。さらに右股関節屈曲がMMTで3以下であったのを、右第4肋骨を支点とした股関節運動パターンにあることをつきとめ、その第四肋骨が右後頭骨に起因しているこがわかりました。やはり頭蓋を調整してことなきを得ました。三例目は畠中さんによるダンスをされている症例でした。左肩甲間部の違和感が抜けないとのことで右頚部にも時として痛みがあるようでした。さらに右坐骨神経痛もしばしばみられるとのことです。本来であれば肩甲間部の違和感は頸椎回旋~肩甲骨連鎖の異常によるものなのですが、どうもそれだけではない感覚をうけました。なぜなら下位頸椎に問題があって連鎖が崩れるパターンででる痛みやコリに比べて症状が軽かったからです。だからこそ複雑なメカニズムがあるのだろうと推察されました。問題は右側の後頭骨の運動軸が2軸だったのです。ここでいう二軸とは、どの関節もあるニュートラルなポジションはあるパターンに集約されるのですが、そのニュートラルパターンを二つもっているということです。そうすると、頭のなかでは一番バランスのとれた肢位がどちらかわからなくなり、結果的に二つの軸のなかで右往左往してしますのです。そして筋の緊張と弛緩のリズムがくるってしまい、spasmをおこすことになります。まずはメジャーな後頭骨のニュートラルにアプローチし、次に残った軸に対して改善を促します。この時点で肩甲間部の違和感はほぼ軽減しているのですが、右肩が挙上して緊張している状態が気になります。これは首が問題なのではなく、恥骨結合のズレに問題がありました。右側の恥骨を下げるようなイメージにて改善し、さらには右の骨盤底筋を締めることによりことなきを得ました。この骨盤底筋の締め方として右の坐骨を外から中へ「ふっと移動させる感じ」という教示にてさらに改善を促すことができました。また左足のねん挫をいやすいという理由は、右の骨盤が内転位、右膝は外反という相反するベクトルの運動軸をもっているため、まっすぐに着地したり左足を軸に回転したりというパフォーマンスがうまくできなくなってしまうのです。よってまっすぐに着地してはかえってねん挫しやすくなるため、ややステップアウトするか思いっきり内側に着地するしかないという状況でした。これは足部に対してアプローチすることで改善することができました。
 また8月23日、第二回目の運動連鎖道場第一期生の勉強会がありますので興味のある方はご連絡くください。場所は同じく神奈川県のJR橋本駅前です。PM6:00開始予定です。
場所:杜のホール橋本8Fセミナールーム2
参加費:2,500円 参加費は当日集金いたします。
世話人:第一期生 広尾整形外科 小関泰一 hamakko-taichi4580@mail.goo.ne.jp
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コメント:2

顎関節症

ブラッキー
はじめまして。
勉強会お疲れさまです。

私は歯軋り三昧で顎関節症です。
顎関節症の事を調べていますが、
セルフケアを中心に、私のブログで記事を書いて
います。患者の立場で書いていますので、
何か参考になる事がありましたら幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

顎関節

山本尚司
ありがとうございます。運動連鎖アプローチ研究会では歯医者さんとのコラボで勉強会も開催してります。また貴重なご意見を拝借できれば幸いです。

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