運動連鎖道場in京都START

関西初の運動連鎖道場!
膝の運動連鎖❗️


先月の6/11木曜日より、関西初の運動連鎖道場が京都にてスタートしました。
京都は私にとっても生まれの関西ということで、特別な思いがあります。空気がやはり懐かしいのです。関西といっても、私は播州赤穂であり、実際には大阪や京都とはかなり離れています。東京から考えると、近く感じますが学生の時には別段、出かける用事もありませんでした。同じ兵庫県の神戸でさえも行ったことがなく、せいぜい東京に出てきてからその帰省時に途中下車するぐらいでした。

身の上話はいいとして、京都ではひざ関節の運動連鎖からスタートです。膝は回旋要素があり、この回旋は左右差があります。回旋とは水平面であり、ある運動軸が有意に働くということは、実は不均等であることを意味します。

矢状面
前額面
水平面

それぞれの運動軸は、1軸だけでは緩衝できない身体に対する負担を軽減させるために、前後左右そして上・下、回旋運動が連鎖として絶妙に重なり合っているのです。

時に回旋要素に左右差があるということは、そのモーメントと拮抗する何かが別の身体部位に生じていることを意味します。

ということは膝の回旋の、左右差の是正は他の身体部位の回旋要素との相殺として考えなけらばなりません。

身体の回旋要素とは、足部の回内外、膝の回旋、股関節の回旋、仙腸関節の回旋、背骨の回旋などなどがあります。

足部は回旋の結果、足底の内外則部の荷重動態に左右差が見られます。つまり、足部となると前後左右の影響を強く、一概に回旋という要素だけでは語れません。
距骨下関節は水平面というよりも、前額面の内外反となります。もちろん距骨化関節にも水平面の回旋はあります。

足部は余りにも多様な運動軸が備わっており、それゆえにどの運動軸が身体部位と相関があるかを見極められると、その奥深さを知ることになるでしょう。

もう少しわかりやすい回旋となると股関節になります。この股関節は実は仙腸関節とかなりの相関があり、また仙腸関節は変位固定しやすいため、カウンターとして受ける部位が必要となってきます。変形性股関節症となると、確かに可動域制限が起きますが、そうでなければ日常生活の中ではかなりの可動性を有しています。つまり制御として機能することに、かなりの比重を有する関節なのです。よって仙腸関節の不動性であったり、変位固定は股関節である程度は緩衝できるにせよ、やはり限界がありそれが下肢の末端に影響が及ぶことになります。その時に膝関節の回旋や、外側へのスラストとして表象されます。

よって膝関節を戻せば骨盤の変位もある程度は連鎖する可能性は高くなります。しかしながら、ことはそう簡単ではなく継続と繰り返しと、日常生活場面にて適応の機会を積み重ねなければならないのです。あらゆる全ての場面にて、新たな身体環境を維持して、さらに運動時に新しく再編できるか。
そこに全てはかかってきます。よって姿勢制御というバランスにおいて、アライメントを維持しながらの、そのためのスタビリティとしての合目的な筋活動が起きるという状況を作り出すのです。

その最も有効でおり、再現性や意識性を保ち続けられる身体部位が腰椎であり仙腸関節なのです。例えば胸椎の正しいカーブを保持し続けながら動き続けられますか?と言われると、これはコントロールが難しい。頚椎でもしかりです。つまりは腰椎という椎間関節と仙腸関節という骨盤の開きや閉じるという作用は、他の身体部位に比べると意識しやすいのです。

足部もアライメントを意識しながら、歩く時に踵の内側を意識しながらなど、さらには前足部においては母指球から荷重が抜けるようになどと考えていると、それはぎこちない歩きになることでしょう。

膝の姿勢制御における作用を高めるためには、固定側としての促通が必要です。例えばSLRのエクササイズにおいて、普通は挙上側の下肢のエクササイズになりますが、姿勢制御においては固定側の下肢のアライメントに留意します。どういうことかと言いますと、固定側の下肢骨盤帯は、反対側のSLRが高く上がれば上がるほど、外に開いてくる傾向にあります。そこで開きを抑えながら運動を遂行することで、その運動によってある意味幅という基底面積を広げることによるバランスを、より狭い状況に追いやるのです。1人ストレッチポール状態ですね。

つまり本来は安静から運動へと転換する時に、人は姿勢制御のために基底面積を広げたり、先ずは労力を使わないで重みを使ってのバランス作用を働かせます。
寝ている時にわざわざ筋力を使ってのスタビリティを効かせるストラテジーは用いないからです。つまり、就寝時にストレッチポールでは寝られないのと同じで、寝ている時には基底面積を広げるために四肢をひろく使う、脱力するという組み合わせになるのです。

これはうつ伏せや側臥位、四つ這いなどでも同じことで、この時に何かを規定すれば、自ずとスタビリティというストラテジーになるのです。

この規定する一つの方法が、アライメントということになります。そしてアライメントも分かりやすい指標が必要で、それが腰椎であり、仙腸関節となるのです。

本来はここに筋肉の使い方にフォーカスを当てるという戦略を採ることが常でした。つまり体幹の前に、腰部のスタビリティという観点が選考したため、腹横筋をいかに効かせるか!そこにしばらく長きにわた時間を費やしてきました。そして多くの恩恵をもたらすとともに、少しばかりの弊害も見られるようになりました。それが、姿勢でありアライメントなのです。このアライメントについては四肢のアライメントをエクササイズの中で意識的にコントロールする事は難しいです。アライメントというのは関節間の関係性ということです。これが四肢の肢位ということであれば、視覚的に分かりやすのでエクササイズのなかでトレーニングツールとしてよく見られます。

アライメントも肢位という視覚的に分かりやすい、トレーナーが指導しているマクロな視点でのエクササイズと、関節運動学的な変位やモビリティなどの治療に通じるミクロの観点があるのです。

アライメントのコントロールにおいては、バンドやサポーターなどのアイテムを使うことにおいて、つまり自由度を狭めることで達成するという方法もあります。

アンバランスな環境設定ということで、ストレッチポールやバランスボール、ムービングディスクもあります。このツールを使うことで、スポーツ選手などは体幹のエクササイズとしています。

センタリングとはより中央に集約するための修正能力であり、アンバランス系のトレーニングによって、実は膝の整合性が良くなるのです。不安定なバランスにおいては、グラグラと揺れながら姿勢を保持します。そのグラグラこそが筋の見事な働きを体現しており、予測不能なその動きは、神経系が自動的に働いている表象なのです。
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