新ランニングボディワーク⑵

ランニングボディワークシークエンス

先の記事では概要だけでしたので、具体的な内容をお届けします。

コンセプト
⑴走るとは、重心を前方に運ぶボディワークである。

⑵効率良く走るためには、床半力を前方への推進性、慣性、加速度にいかに転換するかである。

⑶走るとは両脚支持期がなく、連続したロコモーションである。

⑷地面からの衝撃緩衝能力が不可欠であり、その衝撃を受け止めて、バネのように弾む力に転換しなければならない。
⑸腱や構造としての『たわみ』や剛性、粘弾性をいかに活用出来るかが鍵である。

⑹身体内に物理的な力を引き出す、生み出すためのメカニズムの解明と方法論が不可欠である。

⑺体内にかかる外乱を、いかにまとめて推進性に変換出来るかが鍵であり、観察すると結果的に重心の安定にともなう体幹の安定に集約される。

⑻つまり、筋肉の使い方という発想よりも、推進性が得られるメカニズムをあらゆる角度から解明し、ボディワークとして確立する必要がある。


巷で見られる、姿勢や足の着き方などの解説は、通り一遍等のフォームになりがちです。つまり、全ての人が同じフォームになってしまうのです。
それでは個性的なそれぞれのフォームへのイメージに繋がりません。
理学療法士がピッチングや姿勢や歩き方を論じる時に、教書的な一般論に陥りがちな側面と似ています。
つまり、観察的な動作分析という視覚的な評価において、人形を操るかのように修正しようとする思考の弊害なのです。

人間の外から見える動作は、脳内の身体表象の結果として表出されているだけなのです。
つまり外から観察していると、簡単に見える修正が、当の本人からすると、ドラスティックな革命に近いパラダイムシフトなのです。そのギャップを指導者側に立つものは、理解しておかなければならないのです。

では次に具体的なシークエンスを示します。
①動力源としての腕振り
両脚支持期を維持したまま、腕振りのモーメントを増減させる。
❶アッパー
❷フック
❸ストレート 打ち下ろし

②腿上げドリル
腿上げにおいて生じる、後ろ回転のモーメントを制御する。
❶上半身にてかぶせる
❷腕振りのアームを長くする
❸蹴り脚側の股関節伸展にて制御する

③ヒールロッカー膝

④ヒールロッカー骨盤

⑤ヒールロッカー前傾
カウンターウェイトによる代償パターン
⑥ヒールロッカー後傾

⑦ヒールロッカー胸郭

⑧ヒールロッカー頭頸部

⑨アンクルロッカー腰椎のたわみ

⑩サポートフェーズ後期
蹴り出し期、テイクオフ
大腰筋促通ワーク
❶フォワードランジ
股関節伸展から腰椎~胸椎~頸部~上肢への伸展につなげる。ヨガのポーズなとを活用。
❷振り出し
前後振り出しにて、鼠蹊部を伸長させる。
❸ジャンプ振り出しクロス
❹ジャンプ振り出しサイド
❺両脚ジャンプ四肢伸展

⑪足のたわみを作る

12.脊柱のたわみを作る
❶Cカーブ
❷S字カーブ



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