底屈運動

(質問)足関節底屈時に、足底の接地面が前足部よりになると足指の屈曲が強調され、施行側がかなり軽くなりました!ピラティスではチューブを用いて底屈し、そのまま足指屈曲をする方法を学びました。チューブでは底屈のエンドフィールが感じやすかったですが、ユーユーボールはCKCなので押している感じがつかみやすいかったです。ユーユーボールでは最大限底屈しようとすると踵部が離床してしまうのですが、エンドフィールは感じとれました。似たような感じの効果は得られましたが、自分のやり方は間違っていないでしょうか?

(回答)

足へのアプローチはピラテイィスでは独特の発想で得意とするところです。特に足のアーチを形成しながら全身に波及させていくというリハビリにはない発想があります。チューブでの方法に限らずリフォーマーや抗重力で行う方法もありますね。運動課題によってそれぞれ生起する感覚は違いますが、目的は足部と全身が連鎖をとれているかということにあります。どの課題が適しているかはクライアントによって違います。あとはセラピストが目的とする運動ができているかどうかを見極め、上手く誘導していければいいのです。これが良いインストラクターの条件になりますね。
リハビリの特徴は高齢者が多いということになります。あまり難しい言語教示は適しません。身体イメージという発想が当時はないのと、エイヤーと頑張る文化が高齢者には根付いているからです。そしてリハビリには患部の筋力強化という命題があります。よってリハビリ現場では当然ピラティスとは違った、もしくは応用しつつも日本独自のbodyworkができてしかるべきなのです。ボールの運動のメリットはただ押せばいいという単純化されたところにあります。難しい言語教示をしなくても、比較的難しい運動遂行のための要素が入っているということです。そしてふくらはぎに力が入っているという実感があります。endfeelが感じれるところまでボールでやる必要はありません。高齢者にはそこまでは難しいです。臥位ではなく座位のほうがendfeelを感じる目的ならいいでしょう。
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コメント:1

吉田 大地
日本人独自のbody workや動作は確かに重要で、もっと考えていかなけばと自分も思います。
また、ただボールを押すだけでできるというのは凄くいいですね!あまり考えずに必要な要素を賦活できるので、高齢者や自己訓練に向いていますね。エンドフィールも座位ではより感じれました、ありがとうございました。また更に自分なりに試行錯誤してみます。

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