ミラクルボディ

ネイマール

本日のNHKスペシャルにて最新の科学をもって動きの秘密を解析するシリーズ。華奢ともいってもいい身体から繰り出す変幻自在のドリブル。利き足に偏らずどちらの足でも自在に使っているとのこと。違う種類のフェイントを次々に繰り出すので相手は惑わされてしまうとのこと。
ペダラータ
エラシコ
カヘチーリャ
カネッタ
メイアルア
シャペウ
まど・・・
その他にも、いくつもあるようです・・・

無数のフェイントが無意識ででるのか・・・?
 脳はドリブルのイメージしたときに、どのように働いているのか?
 その結果、左脳に赤く染まる領域が多くみられた。ネイマールの左脳を分析すると、準備する領域、ベストの選択をする領域、実行する領域、が赤く染まっており、その一連の働きを繰り返していた。

alegria 楽しむ

父親から繰り返し聞かされたアドバイスとのこと・・・
困難を乗り越えれば、喜びと情熱が生まれる・・・
幼少期にフットサルチームに入ったときに、大きな身体相手にフェイントにて抜くことの喜びを見いだしていった。ネイマールはサッカーを楽しめるようになり、それが身体の動きを良くしていったとのこと。

細かくて速くて手数が多い、細かくボールを動かして揺さぶり、最後に一気に相手を抜き去る。
抜きさる一瞬の反応速度はスプリンターの反応速度に近い。

モーションキャプチャーにてディフェンダーとの重心の位置の変化を時系列にて辿っていくことで、動きの奇跡を見ていました。

どうして正確無比にボレーシュートを打つことが出来るのか?
 ネイマールはインパクトの瞬間に隙間がない、ボールを捉えているということらしい。
また膝の動きに特徴があり、シュート側の脚の付け根、股関節を支点に振り抜いている。
比較検討した乾選手は膝下から振り抜いていていることが解析の結果わかったようです。

相手の裏をかく、全てのめんで相手の裏をかくことを瞬時に判断してプレーする、そこにネイマールの凄さがあるのかもしれません。技はそこに思考過程があることで、確立を上げていく。もちろん瞬時ではあるか・・・

もちろん番組なのでネイマールの凄さを明らかにしなければならない。
しかしながら、メッシやCロナルドのように得点を量産しているわけでもない。
上手さはもちろんですが、ポジショニングや位置取り、そしてパワーが足りないことにより軸が定まらないと途端に不調に陥ってしまう。ペレもマラドーナもロナウドもロマーリオもある程度は身体の根幹の太さを有しています。それは偶然ではなく、姿勢制御の多様性を導きだすからです。加速と減速と切り返しの連続である、スポーツにおいてその立ち直りや平衡反応、何より加速は多大なモーメントを生み出すことで出来上がるのです。

ネイマールは足下の切り返し、そして体性が崩れないで一定のリズムでのプレーが約束されれば間違いなく威力を発揮しますが、一定のリズムを崩す状況を作れば、立て直す力の弱点が曝け出すのかもしれません。ロビーニョもそのタイプかもしれません。日本選手で言えば、柿谷ですね。天才と言われてるものの、止まっている、動かない、いや加速できないから動けないのです。足下にボールがくれば動くよと、線と点で合わなければ、そしてタッチのような触れることによるプレーであるため、強引さや力強さがそこには感じられません。柿谷の場合には、さらに骨盤が全く動かないのでフェイントもきかない。唯一は最初のボールタッチでの妙によって、その場面がはまれば「おーすごい」となります。

極度の緊張やプレッシャーによって、バックアップとなるのはボディの幅なのです。
よってネイマールは本当に楽しむことができれば、守りに入れずチャレンジすることができれば、活躍できるのでは?期待します!

楽しむことをベースに、相手の裏をかく戦略、そして多彩な選択肢を自由に導きだす。そこにフォーマットとなる相手の裏をかく戦略が加わることで、ネイマールたらしめているのでしょう。
インパクトの瞬間までのお膳立てができれば、それは加速して動きながらということよりも、フットサルのような狭い密集した中でこその真骨頂なのです。相手の陣形さえも崩して、さらにボールを引き出す力はあまり感じないですね。一対一の状況を作ることで初めて威力を発揮する。しかし加速のあるボールダッシュができるDFがいると難しいのではないでしょうか?

 モーションキャプチャーでは膝下の動きに差を見いだしていましたが、他の一流選手と比べてどうか?という疑問はおこります。それでは豪快というよりも上手いという印象になってしまうネイマールは、実は幹の細さと肩甲骨によるモーメントを生み出す力が弱点なのです。
 それでも日本相手だったら、楽々ちんちんにやられてしまうでしょう。
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