ユーユーボール2

ユーユーボールシリーズ2 
足関節底屈運動


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 理学療法は元来、単関節の機能を重視することから始まっているんですよね。最近は筋膜や頭蓋などのコアな趣味ごとばかりのアップになっていますので、このユーユーボールシリーズで若い時を思い出して原点に返るいい機会ですね。私も、PTになりたてのころはス、ポーツリハビリを志していたので、部分の運動に着目してアプローチしていた時期があったんですよ~今ではスポーツリハビリが専門というよりは身体機能が専門といったニュアンスのほうがフィットしますね。そういえば、今は単関節が専門だとかスポーツが専門だとかいうのは、時代的に合わなくなっています。何故なら、昨今の身体の機能を司るセラピストとしての認識が高まったこともあり、身体機能を小さなカテゴリーに分ける意味が薄れてきているのです。部分と全体というのは今でも議論になることがありますが、議論することが既にナンセンスです。どちらも当たり前なのです。よってどちらから入ってもいいのです。
 若いセラピストは大変です。部分も全体も同時に勉強しなければいけませんからね。私がPTになったときは部分しかありませんでしたので、時代とともに段階を踏むことができました。
 さて、なんてことはない足関節底屈運動ですが、意外にもこのボールを使った効果を再現することが難しいものです。足関節は背屈運動はチューブやストレッチで注目をされやすいのですが、底屈はあまり強調されません。脳卒中においても底屈は悪者扱いです。しかしながら、足関節底屈の可動域制限にようる弊害は着目してみると機能障害としてよくみられます。背屈と違って可動域が大きい底屈はそれほど左右差が気になりませんが、問題は底屈の最終可動域のend feelにあります。あとは運動の軌道です。底屈の運動軌道は内反してくるものですが、この内反が少ない場合があります。あくまで左右の相対的な差としてend feelで見る必要があります。介護予防などで転倒予防でも背屈制限も転倒要因として挙げられますが、底屈制限および筋力低下も歩幅の減少につながるため重要です。calf riseだと何をみているのかわかりませんからね。全体重はかかっているし、これでMMT基準にされてしまうと他の運動とは趣が異になりますよね。ボールを使うと底屈運動の軌道をコントロールすることができます。内外反のバランスも大切ですからstability訓練にもなります。膝を曲げているのでsoleusへの刺激が多くなりますね。足部の内在筋も結構疲れます。足関節の最終可動域のend feelを是非着目してみてください。歩行も変わりますよ。
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吉田 大地
足関節底屈時に、足底の接地面が前足部よりになると足指の屈曲が強調され、施行側がかなり軽くなりました!ピラティスではチューブを用いて底屈し、そのまま足指屈曲をする方法を学びました。チューブでは底屈のエンドフィールが感じやすかったですが、ユーユーボールはCKCなので押している感じがつかみやすいかったです。ユーユーボールでは最大限底屈しようとすると踵部が離床してしまうのですが、エンドフィールは感じとれました。似たような感じの効果は得られましたが、自分のやり方は間違っていないでしょうか?

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