パーソナルセラピストという新しい考え方②

スポーツトレーナーとマッサージ

 続編です。
治療家としてのスキルを活かしながら、パーソナルトレーナーとしてどのような取り組みをしていけばいいのか?
 パート②ではそんな展開にて進めていきたいと思います。

 スポーツトレーナーの世界においては、理学療法士の若手が本当に随分興味をもって入っているように感じます。スポーツリハビリは業界のなかにおいては、明確な進歩も発展も理学療法ならではのツールもできていない、現在は個人任せになっているといっていいでしょう。確かに老舗としてのスポーツリハビリテーションの考え方はありますが、もはや日本全国にちらばった理学療法士の個々の行動や衝動をコントロールすることは不可能です。ただ理学療法士の特筆すべきところは突飛なことをしないという保証です。何か特別は機器を売ろうとか、なんとかの方法を売り出そうとかの売名行為ではなく、あくまで選手主体の考え方です。サポートしていくというその視点はクライアントを有するあらゆる業界において共通したものであると思われますが、個ではなくあくまで理学療法士として理学療法を提供する、病院に所属する、士会員としての考え方を全くゼロにすることはできません。それが教育であり文化であるからです。最終的には必ず理学療法士を名乗っているはずです。理学療法士だけども理学療法士らしくないという表現であったとしても、結局は同じことです。例えば理学療法士ではなく、何の免許もない整体師と名乗っていたとして、その信頼性について理学療法士があるのとないのとでは、大きくアドバンテージが出てくるはずです。何もしなくても医療従事者であるということの事実は常に背負っているのです。

スポーツトレーナーにおいては、理学療法士であったとしてもその場で治すということのパフォーマンスは確かに現場では求められます。何と言ってもスポーツ現場ではそれが全てといってもいいほどに、インパクトがあるからです。このあたりは理学療法とは理念が違いますが、そこはそれようにパフォーマンスを出すようにしています。ただしあくまで摑みです。それがメインではありません。私も現場経験が長いので、地方ではいろんな治療家と遭遇します。それは誰もがゴッドハンドであり、達人として君臨しているのです。理学療法においてはそのような自称名人はいるようですが、外の世界でそんな達人の治療家を山ほど見てきたので、このリハビリ業界においては驚きもしません。理学療法における達人ははっきりいってスケールが小さいのです。薄い浅い、井の中の蛙、しかしながら業界10万人をとっくに突破した一大勢力です。
 この数の原理は侮れません。発信力、説得力、そして人材が集まってくるわけです。また医療従事者ということで既にある一定の信頼と、王道であるレールに乗っているのです。つまり世の中に出やすいルートにいるということです。これは、個人の力でも何でもありません。背景として理学療法士10万人の存在感と個々の社会貢献が評価を上げているのです。1人の力で秀でているわけがないのです。そこまで自信があるなら理学療法士の免許を返上してやっていけるか!といわれれば応えはノーでしょう。普段はリハビリや理学療法を否定的なアンチテーゼを唱えることで、プロパガンダを展開して注目を浴びるという手法なのです。例えば理学療法士でないリハビリ関係者でない人が口撃していたとしても、それは先ずは口撃する意味がないということと、口撃によるメリットがないということであり、また賛同も得られないのです。内部の人間が言っているから賛同を得ているのです。必ず自己紹介するときに理学療法士ということの話題がでるはずです。治療家ですと言い張っても、医者は医者であり看護師は看護師なのです。

 スポーツトレーナーとしての理学療法士にはジレンマがあります。現場では圧倒的にパッサージが推奨される、選手が求めてくるという事実です。マッサージは理学療法の法律のなかでもしっかりと名言されている技術であり、本来であれば堂々と語るべきことなのでしょうが、実際にはそのことの呼称がマッサージ師との混同を招くことにおいて避けられている事実があります。しかしながら、実際には臨床においてマッサージを活用している理学療法士は大半であり、その事実はあるもののあくまで筋肉をほぐすためにという治療的な意味合いにて用いている、そしてその施術姿勢においても、明らかにマッサージを受けていますといった患者さんの気持ち良さげな光景がない絵図らを描きたがります。全身を使ってマッサージしていると、これは明らかに揉んでもらっているとなりますが、部分的に徒手的に施術しているとそのように見えないということになります。
 しかしながらお互いの動きが少なくまったりと触っているだけという現象は、我々にとっては合理的な理由があったとしても、対外的にはじっと止まっていて何をやっているかわからないというように見えるのです。
 揉んだないよ、押してるんだよといってもそれは指圧であり、マッサージなのです。トリガーポンントを代表とする押すアプローチはそれこそ鍼灸の世界こそが中心であり、そして口腔顔面痛における最重要ポイントです。効果のあることは分かっているのですが、トリガーポイントではなく、皮膚や筋膜そして、筋肉、筋紡錘に腱紡錘などのレセプター、脳内における運動連鎖の効果が重なりあっての効果なのです。一元化して理論ではなく、複合した論理体系にて臨むことこそが理学療法なのです。いずれ私が本当の理学療法としてのマッサージ、軟部組織の階層性からみた軟部組織アプローチとしての指圧、そして指圧の概念のなかに含まれるトリガーポイントを全て網羅したものを提供します。

長くなったのでパート③にいきますね・・・
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