運動連鎖道場15期スタート

本部海老名コース報告

 平成26年、2014年、運動連鎖道場もはや15期を迎えました。コースも平時2コースであったり、地方開催もプラス10カ所ぐらいでは開催していますので、30道場は開催しているものと思われます。

そんななかセンタリングアプローチというテーマとともに最近は開催している道場が、新年早々の1月8日から開催されました。もともと道場という名称は女性にはハードルが高いようで、覚悟?と決心が必要なようです。1月に一回の6回コースという継続性、そして運動連鎖というコンセプト、興味は男女ともあると思いますが、道場の響きはやはり男性のほうが惹かれるのかもしれません。
 1月に一回の半年というのは、連続して学ぶということもありですが、臨床にてアプローチしてみて考えて疑問が出てきてというプロセスがとても大切なのです。いきなり詰め込んでも、消化不良になるか、直に既存のものとの融合がいかなくなります。もちろんいろんなパターンにて学ぶことで、その善し悪しがわかりますし、柔軟性もつくのでどのような学びであってもマイナスにはなりませんが。

運動連鎖道場の先大の特徴は、触診による動作分析になります。いわゆる、内在的な運動連鎖!パルペーションによる動作分析になります。

プロトタイプのフォーマットではなく、個々の状態を見極められる、目に見えない営みに挑む!そんな世界が理学療法にはあるのです。
それは、よくなる方法ではなく、どのような機能不全があるか?機能診断ともいうべき、測定機器では分からない刻々と変わりゆく脳と身体の恒常性のダイナミズムを、運動連鎖の観点から評価するのです。
つまり、必ず良くなる方法と医療が宣伝できますか?このような誇大広告は、取り締まりの対象になります。
結果が出るなどの軽い言葉は、あまりにも不確かな論拠のないものなのです。
医療であれば、必ず成績を対外的に分かるように出すのが当たり前です。

つまりは正しい診断なくしては、治療方法の選択にはなり得ないのです。

しかしながら、理学療法やいわゆる機能的な保存療法は、脳を介する刺激による波及効果になりますので、その反応は多様性があるのです。そこに、治すではなく、楽になるという基準にすれば、方法論の幅はあまりにも多くなります。
民間療法も代替療法も、オルナティブメディスンと呼ばれる領域も選択肢になってしまいます。
そこに行ってはいけないとは言いません。しかしながら理学療法士ですから、医師には医師の果たすべき役割があり、看護には看護の役割があるように、違う視点を持った人がいてもいいですが、マイノリティであることを自覚して振舞わなければなりません。

あたかも理学療法よりも他の理論や概念が素晴らしいかのように吹聴するのは、その時に注目は浴びますが、長い目で見た時には何も変わらない、パッと出て消える歌手と同じ結末を迎えます。

それこそ他の理論や概念は、既に先駆者がいるわけで、文化圏の違うところにて生まれたものです。この情報化社会、コラボレーションやお互いの価値観を理解し合うことは不可欠です。
しかしながら、他の文化圏の紹介するぐらいのスタンスであればいいのですか、あたかも代弁者かのように勝手に振舞っている様を見ます。
誰のどこから、代弁者たる認定をもらったのか?東洋医学の第一人者は山程います。理学療法士か若くして少しかじったぐらいでは話になりません。
前脛骨筋が凝っているからといって、胃が悪いと短絡的に言えますか?確かに胃経ですから、あながち間違っているとは言えませんか、それは走ったからかも、靴が合わなかったからかもしれないでしょう。仮にそうであったとしても、胃経
を刺激しただけで、一発で胃潰瘍が治りますか?胃がんの予防効果はありますか?

何事も分別です。


さて運動連鎖道場では、機能的には見たり測ったりしてもしても分からない内在的な変化をとらえ、そしてアプローチ方法の的確な刺激の入れ方そのものも評価の対象となります。

既に悪い刺激にはならないことを確認してから、何らかの恒常性を促すことが確実な方法へのスキルを身につけることを目標ときています。
もちろん経過をみて、再考するという当たり前の検証作業は必須です。
一発で治すというような、そんなところで勝負はしていません。
要介護度が一発で改善しますか?
何を対象としなければいけない国家資格なのか?
その前提を押さえたなかで、やりたい専門性を高めるというスタンスを忘れないことです。
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