顎関節へのアプローチ

頭頸部から顎関節へのアプローチ

少し前になりますが、9/15日曜日に鳥取県米子市にて道場のプレトレーニング、16日にくじら会といって、島根県浜田市にある、リハビリテーションカレッジ島根のOB会主催の勉強会でした。


鳥取県と島根県は隣といっても、そこは日本海を海沿いに長く伸びています。車でも軽く三時間以上かかります。

なぜ、くじらなのか?
特に鯨が特産というわけではなく、海から覗く岩がクジラに見える?ということらしいです。


くじら会はOB会としてPTOTST全てを対象にした勉強会ということで、顎関節がテーマとなりました。


日本海沿いの山陰は、緩やかに時間が流れており、私はどちらかというと瀬戸内よりの山に住んでましたが、空気が違います。

顎関節はどこの研修会に行っても、必ずといっていいほど、顎の痛みや頭部顔面痛のある人がいます。今回もクローズドロックや過開口など、かなりの不定愁訴を有しているセラピストがいました。

健康というカテゴリーにもちろん皆さん入るのですが、歯医者は虫歯にならない限り、病院には外傷や動けなくならない限りは受診しませんし、病院とは自らの不定愁訴を言っても診断名がつけられなければどうしようもありません。

不定愁訴はあらゆる原因がありますが、民間療法という方法論が先行するのではなく、診断技術としての域に進化させなければなりません。

機能診断学
その中に顎の問題も当然含まれるのです。
顎の開閉に関係する要素はたくさんありますが、理学療法で適応になる機能的要因を以下に列記します。

⑴外側翼突筋の筋緊張
⑵舌骨上筋群の左右差
⑶上位頚椎の変位
⑷後頭下筋群の緊張
⑸口角周囲の表情筋の左右差
⑹咬筋、側頭筋の左右差、特に筋量。



もちろん歯科領域では噛み合わせが問題になることは間違いありません。
参加者の中に、咬筋のベクトルが直立している人がいました。
普通は頬骨から斜め後下部に筋繊維が走行しているのですが、直立になっているということです。結果、後頭骨が後ろに傾き(いわゆる後傾位)、伸展制限と後頭部の違和感が生じてました。不思議なことに咬筋のベクトルを徒手的に補正すると、伸展制限は解除され、愁訴も無くなります。
咬筋や側頭筋は噛むための筋として、かなりの圧がかかっています。
相当の筋力を必用とする閉口筋は、それだけ毎日物凄い圧トレーニングしているわけです。当然、発達も良く、筋腹の左右差が生じやすい部位です。
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