予防とは何か?

理学療法が提供できる予防とは何か?

自助、互助、共助

今後の地域リハビリテーションを考える上で、この三つのキーワードを覚えておいてください。

地域リハビリテーションに限らず、理学療法全般に関わる目的とも言えます。

理学療法がニューロリハビリテーションの進歩とともに、治療へと確固たる地位を築いてきた経緯がありますが、その治療の先には自助、互助、共助があるのです。

目の前の患者さんが、良くなるという現象は瞬時の変化にとどまることも少なくありません。

予防という言葉のニュアンスから浮かぶイメージは、能動的です。
そういえば、朝ドラのアマちゃんも能年さんも、能がついてますね。
あまり関係なかったですね。
しかし、脚本家の通称クドカンさんは、幾つもの伏線を張り巡らした、ものすごいストーリーを書きますね。
一体、幾つのラインを敷いているのか感心してしまいます。

さて、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドローム、生活不活発病などは能動的な要素が無ければ成り立ちません。
もちろんそれぞれの立場にて関わり方は違いますが、少なくともじっとしていていいわけはありません。
自らの優位性のみを誇張しても、自助、互助にならないわけで、ましてや一人の専門家にて何かを完結出来ないことは明らかです。

昨今の、若くして成功という定義にフィットする経営者の自伝的な書籍がコンビニにも並んでますが、投資家やマネーロンダリングしているゲーム感覚の思考ですね。
現在の価値観の中でのツールを上手く操れる人。そこが、基準になっても時代と時期によって巡り合わせがあります。ガリレオがそれでも地球は回っていると、今では当たり前にノーベル賞ものですが、時代に翻弄されたように、産まれたそのタイミングにより、社会的な評価がズレるのは仕方ありません。
しかしながら、使命と宿命は時代とは関係ありません。
そこは普遍的なのです。
ゴマをすればガリレオも牢獄からは出られたでしょう。
しかし、生き方として彼は使命を全うしたのです。後悔はなかったことでしょう。家族や身内には申し訳ないと思ったとは思いますが、葛藤の末に貫き通したのだと思います。

昨今の成功の定義は、ビジネスであり人の心をどのように先導するかにかかっています。
ビジネスとはテクニックであり、そのための努力と苦労も並大抵ではないでしょう。
しかしながら、やたら成功のみが誇張される経営者群と、生き方そのもので感銘を与えられる、これもいわゆる成功ですが、成功という言葉そのものが既に表現としてフィットしないです。
イチローはすごいであって、多額の契約金を貰っていることが先行することはありません。
誰もが認める活躍と感銘と、多くの人たちの生きる勇気と一つのことを極めていく矜恃に魅力されるのです。

お金は必要です。
評価は賞賛だけでなく、現代における価値観に即した評価もついてこなければ、モチベーションも上がらないのは確かです。
しかしながら、プロスポーツ選手がストーブリーグばかり物議を醸し出して、ゴネる選手が記憶や記録に残る選手にはなりにくいはずです。

満足したら成績は一気に下がり、あっという間にレギュラーの座は奪われます。
ビジネスも常に責めの姿勢、つまり成長と同義でなくてはいけないはずです。成功が自らの成長と共にあるならば、身の丈に合った立ち位置と言えます。
演技や誇張やフェイクも女優さんなどの芸能人には不可欠な要素ですが、他の領域のいいところ、学ぶべきところ、取り入れるべき部分を、どのように解釈して噛み砕いて、新たに自らの領域に応用できるかを、必ず吟味しなければいけないのです。

現代の年収成功何ならというひけらかし方は、若い人には魅力的でしょう。
しかし、世界の創業者や時代をリードしている偉人が、そんなことをひけらかしているでしょうか?

個人ではなく、その企業名や貢献が先ず印象としてあり、そこにリーダーとしての矜恃が感じられます。
若くして成功というステージは賞賛されるべきものでしょうが、ビジネスのテクニカルが突出し、時代をリードする気概とステージには立てないのではないでしょうか?
そうすると、ある一定のビジネスにおいてランディングすると、やることがなくなってきます。つまりは、暇なのです。忙しく飛び回っているようで、何と無く暇な退屈な感情は拭えないように見えます。
会えば賞賛されるのの、一人になれば不安になります。また確認作業をしたくなります。自分はすごいんだと思われているのかどうかと?
その不安による確認作業は誇張と粉飾を繰り返し、いつの間にか仮面を被った、ロボットになりまふ。

駆け出しの頃の本来の上昇思考を持って、もがき苦しみ、光を見出したその時点で止まっているのです。
過去の栄光!

稼げるネタは全て出しつくせ的な、身売り状態です。
結果的に自伝がでるのはいいですが、自伝がビジネスそのものになり出したら、そこは嫌らしくなってきます。

さて本論に戻りますが、予防のカテゴリーを分けてみます。

①介護予防:最もリハビリにおいてはイメージしやすい。予防といえば介護。
②特定高齢者:各市町村において委託事業などで実施されている。
       生活動作アクティビティの評価により、要介護前の高齢者が対象。
③メタボリックシンドローム:特定検診にて、腹囲などで基準値を越えた場合に運動や栄養指導が推奨される。
④スポーツ選手:動作指導やリカバリー、コンディショニンングなどハイパフォーマンスを念頭に考える。
⑤一般健康人:学童も含めて体力の推移や学力とともにとても大切な視点です。ただ、一般健康人の何をもって不健康かという指針と、何をすれば将来に結びつくのかが難しい。最近の新聞でも出ていましたが、日本食が本当にどのような効果があるのかもこれから予算を組んで調査するそうです。感覚や経験ではなく、本当の効果検証をするためには、本当に健康とは何か?我々、理学療法士もこの視点をもって臨む必要が有ります。

①〜⑤において共通した理念と法則は何か?そのことを考えていくことが、普遍的な断片ではない専門性が生まれてくるものを考えます。

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