チーム中村格子 東北キャラバン報告

Category: 東日本大震災
支援活動報告

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8/2-3の二日間、目黒からチームロータスの一員として、一路いわき市に向かいました。
大人のラジオ体操にて、お茶の間に頻繁に出演されている、中村格子先生が主催するチームロータスというメンバーにて出発です。
中村格子先生以外は、初顔合わせのメンバーで、秘書さん、講談社の担当者、アスリートバンク代表の中野さん、そして現地合流のプロティアジャパンの中邑さん、などなど各々の関係性は深くは分かりませんが、格子先生ならではの人脈と交流の成せる技だと思いました。

なんといっても、ルノーのコレオという車が、どこからか提供されているというのは、一体どういうことでしょう?乗り心地は良かったですよ。足回りもいいですしね。途中、山間部を走り回りましたが、さすがの走りでした。
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いわき市には仮設住宅に設置されたプレハブの中に、Jvillageから移設されたマシンが所狭しと並べられたフィットネスジムがあります。ニュース記事でも見たことがあったので、直ぐにピンと来ました。Jvillageと言えば、日本のサッカーのメッカであり、言ってみれば日本サッカーの未来のような施設です。それが、今は原発作業員のための施設に様変わりしてしまったというのは、何とも複雑としか言いようがありません。スタッフもJvillageから、そのまま移って来ており、その心情たるや何とも表現しようがありません。
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また元のように戻すということは、余りにも先行きが見えないビジョンと言えます。
いわき市は福島の避難者の多くが集まって来ている街であり、三万人もの人口が増えているとも。
私も震災以降初めて訪れました。知り合いのPTもおり、フラガールが復興のためにキャラバンを組んで活動しており、営業も比較的早く開始されたと記憶しています。炭鉱の街から、新たな道を切り開くために、炭鉱の街からダンサーを育成していったという、当時も相当の風当たりがあったものと思われます。それが見事に原発というとんでもない事態においても、希望の光となっていることがこの地の潜在能力と魅力なのかもしれません。
いわき市は福島の復興のための拠点ともいうべき、被災地でありながら生活の再建の場でもある、境界線のような場所です。少しでも故郷に近いところでとなると、いわき市が選択肢として上がってくるのでしょう。フィットネスジムにて働いているスタッフも、いつまでこの施設が運営されるのかという不安もありながら、しかしながら「いつ戻れるめどが立つわけでもなく、jvillageから出てやることもないから」おそらくjvillageは誇りだったと思います。日本代表や全国から集まる選手達が集う場所。ここから日本が世界に旅立っていくわけです。じっくりとは話はできませんでしたが心中複雑な葛藤のなかで今に至ることが想像できます。

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ラジオ体操は仮設住宅の前の空きスースを使って開催されました。福島民報のメディアやコーディネートしていただいている代表、地域の保健師さんなどこの日のために多くの準備がされていることが運営面からもわかります。翌日の南相馬でのイベントもそうですが、まさにイベントを成功させるために、ありとあらゆる時間と準備が綿密に行われていることを学びました。つまり、今までは私はリハビリの同業者の中でのイベントでしたが、パブリックではメディアや広報、そして地域のあらゆる民間団体、後援や協賛などにて成り立っています。このウチワでの自己満足から社会の成熟したシステムに入っていかなければいけないとも思いました。

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ラジオ体操が終わってからフィットネスジムにご案内いただきました。この中のマシーンはjvillageから除染をして運搬してきたものが大半のようです。夕方でしたが多くの皆さんが利用されていました。この中にはパワープレートというマシンが入っているのですが、ストレッチ効果の高い振動板の上に乗ってスクワット姿勢をとります。振動刺激により筋肉のリラックス効果が得られるのがわかります。
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いわき市でのイベントが終わってから一路南相馬に入ります。常磐道が途中で切れているので、磐越道にて迂回していくりかありません。途中、何度も浪江町の周囲の行き止まりとなっている道を迂回しながら、飯館村を通って宿泊先に入りました。

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南相馬の鹿島区にある万葉ふれあいセンターという会場にて、午前午後の二部構成です。ロコモとはダイエットとは、生活の中で動くだけでも消費カロリーが全然違いますよという講話から、ラジオ体操の歴史や体操の留意点を説明、そして体操にて動きを確認という流れです。ラジオ体操は国民に普及している体操ですので、既に地元で精力的に取り入れている指導者や団体も多く、さらに正しく再認識するための普及活動はとても意義のあるものです。13個の体操ということで、流せばすぐに終わるという良さもあります。
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私も個別相談ということで事前に予定の中に組み込んでいただき、一人30分枠にて4名の予約を入れていただきました。南相馬に限らずですが、リハビリの普及といった観点からも、自らの機能障害に対して全国的にどうしたらいいかわからない人たちも多く、我々の活動ももっと広めていく必要があります。どのような観点にてアドバイスするか?各々のセラピストにより違いますが、やはりこのような一期一会の機会は、運動指導と姿勢などの自らの身体感覚などによる自覚、納得と理解が揃ってなくては満足度は得られません。
一人でも笑顔になって帰っていただければ、この上ない喜びです。ではリハビリ関係者、コメディカルだけでこのようなイベントや活動をするべきかと言われると、業界を取りまく全体的な空気を考えると、配慮しなければいけない事項は沢山あります。県や協会をバックに活動していくことで、初めて実績となっていくものだと改めて感じました。

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物販やサイン会、そして協賛品の提供など、イベントとしての活動もしっかりとされています。このようなキャラバンを不定期にでも継続していくことが、望まれていることは確かです。
また是非、活動を通じて現状をお伝えしていければと思います!!
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