肩関節におけるカフマッスル

肩関節のカフェマッスル
上肢挙上位からの下制における作用



カフマッスルの作用や必要性について、今更と思うほどに、論じるまでもなく市民権を得ている。

されど肩関節と思うほどに、その難しさは際立っています。

肩関節の難しさは、自動で動かした時生じる痛みになります。ストレッチやカフエクササイズをしても、やはり痛い。可動域制限が、なかなか改善しないとなります。

肩関節の特徴は、その構造的な不安定性にあります。

おさらいになりますが、胸郭の上に肩甲骨が乗っかり、ハンモックのようにぶら下がった状態といえます。

つまりは、肩甲骨を吊り下げている筋群は肩甲挙筋、僧帽筋、菱形筋、前鋸筋、などになります。一つ一つの筋をピックアップしてもわかるとおり、頭頸部から骨盤帯まで多様な関わりがあります。つまりは、パターン化した機能障害は、肩関節機能障害の治癒への妨げになります。

非荷重関節であるがゆえに、全身のあらゆる部位から影響が及ぶのです。

よって、肩関節機能障害の難しさは、動作からのアプローチをするならば、挙上動作だけでなく、降ろす時も動作として分析しなければいないのです。
ただ、痛いから、かばった動きになることも確かなので、これは痛みの機序として筋肉のアンバランスのパターン化を解消しなければいけません。

つまりパターン化とは、動きだけでなく、目に見えない筋肉の活動も対象となります。

この、パターン化も、いくつかのカテゴリーに分けられます。
⑴末梢からの連鎖、中枢部からの連鎖
上行性、下降性パターン
⑵インナー、アウターパターン
⑶身体感覚、意識のパターン化

これは既に実行段階のレベルであり、いわゆる筋連結などの物理的なつながりだけの観点にとどまらない。

つながりは構造的、物理的には必要だが、あくまで実行機関としての役割である。コントローラである中枢神経役割である、歩行などの潜在的知覚、身体イメージなどの潜在的知覚がリンクしてくるのである。
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