運動連鎖道場13期スタート

運動連鎖道場13期スタート

2013-01-09 12.12.13


 今年最初の運動連鎖道場13期が海老名の運動連鎖アプローチ研究所にて始まりました。徳島や新潟から多くの参加者が集っての開催です。回数を重ねる中で、私の中でも確固たる思いと理念がふつふつと積み重なってきます。今年蛇年となって、明らかに私の中での心境の変化があります。年末年始の番組を見ていく中で、30代いや20代いおいても次代を語るものとしての、発信を行っているということです。思えば坂本竜馬も33歳にて道半ばにて絶たれたことを考えると、決して若くはないのかもしれません。また新世代として1970年以降生まれの人達にて集っての番組などを見ていると、すでにその前の生まれである私にとっては若手というには時が経ちすぎているといえます。すでに社会に出て何かしらの動きに参道するべき立場であるのです。今の歩みが遅いのか順調なのかはわかりませんが、おそらく決して早くはないということははっきりしています。
 あとは、今までは自分というフィルターを通じて、つまり色眼鏡にて見ていたり解釈していたのですが、実は見えているものや考えていること、そして価値観はそのここによって全く違うということがはっきりと認識できてきました。往々にして自分の考え方や価値観に賛同してもらっていると思いがちですが、実のところはかなりの差異があるのです。一人一人は全く違う色で物事が見えている。そう思えただけでも年越しをした意味があります。

 そして今年からはブラッシュアップコースが開講と新たな展開をする年となります。本当に次代に残していく、そしてそれは常に世間や協会や日本という視野にて見ていかなければいけないということです。また世界という箱の中の真のグローバルリズムからの遅れを実感できてきたことも大きいです。自らのことを基本を見るこの日本においては、それは私も例外ではありません。その思考そのものを疑いをもつ術をもっていないのですから、他の考え方や価値観があると知ってはいても、本当の意味での脱皮はできていなかったのです。これほどまでに世界がフラット化している時代に、これほど垣根とハードルを心の中に設けている日本は、相当遅れていることになります。すでに先進国としての立場であることを認識してきたらこそ、そこに慢心と胡坐をかいてしまう土壌ができてしまったのです。ゆとり世代とかゆとり教育の時代に世界はよりグローバルリズムへと脱皮を図っていたということもあるようです。基本は開かれていないのです。物事はすべてフラットに世界的視点にてみていくこと、それによって職能団体としての理学療法士としてその一日どのような心境にてどのような行動をとるかが見えていきます。

 運動連鎖道場は、日本全国に知られてきた中で、本当に勉強をしたい人が洗練されて来ます。その一人一人があらゆるジレンマを抱えつつ、その歩みを進めている中で、どこかに道しるべがほしいと思うのは当然です。さらに勝負の年として教育に尽力していきたいと思います。

さて初回の内容はセンタリングアプローチの概論と感覚入力そして呼吸システムになります。

センタリングアプローチとは何か?
センタリングアプローチとは抗重力下において、人が機能的に動くための、また人が適応していくための行く獲物法則がるなかでの最上位に位置する原理原則になります。重力という不変のなかにおいての絶対的になければいけないシステムです。姿勢制御においての立ち直り反応へ平衡反応はもちろんのこと、その一つ一つのパーツが感覚受容器となって恒常性を保つためのツールとなります。その恒常性というのは人が重力下における、いわゆる軸や身体を中心化させるためのシステムなのです。このシステムのためのエクササイズと評価と解釈が今回の道場の一つの大きな目標となります。

感覚入力とは何か?
エクササイズとしてのバランスなどは雑誌も含めて珍しくないぐらいに出ています。このバリエーションにおいてはトレーナーやイントラには敵わないでしょう。つまりは、エクササイズのツールを覚えての提供というだけでは患者レベルのクライアントを見ることはできないのです。スポーツ選手や健常人レベルにおいては、エクササイズの項目を課すだけでもいいいでしょう。しかしながら、不定愁訴のあるクライアントや患者さんにおいては、さらに詳細な繊細なさじ加減が不可欠です。そのさじ加減を運動連鎖道場においてはパルペーションテクニックとして提供しているのです。今回は筋膜と関節の内圧という観点からの実習です。実は我々が認識していないレベルにて人は恒常性を保つための営みが内在的にあるのです。その内在的な運動連鎖をみることにおいて、リスク管理と個別化にいたれるのです。皮膚は外胚葉系になります。その外胚葉は脳と同じです。むき出しの脳が皮膚ということになります。実際に触る全ての部位は皮膚を介さなければいけないのです。
この皮膚として筋膜においては理学療法の世界においては少々混在しているようです。そのあたりを整理して述べます。筋膜のアプローチにはリリースがあり、ソフトとハードな施術がみられます。そのどれもが筋膜へのアプローチといい、ソフトはリリース、ハードは人の名前であるロルフィングとされています。何れにせよ広義のリリースと言えます。このリリースもソフトであればそっと触っているレベルになります。これは明らかに進達性がなければ皮膚レベルの脳を介したアプローチになります。筋膜リリース言ってしまえば手っ取り早いのですが、実際には皮膚を介しての、そして筋膜や筋肉も含めての混在した効果がでているといったほうが正しいのです。

 関節内圧においては、腫れや急性期の炎症を抑えることを目的として調整します。圧勾配がある一定の値の上限があって、それを超えると恒常性が破たんしてことになりましす。よってその圧勾配の破たんはできれば避けたいところです。この圧勾配や筋膜の流れが、偏りすぎていると怪我をしても治りにくい、または手術後の腫れが引かないなどの現象がみられます。よって前提として既に有している身体条件にさらなる破たんの機能障害が加わることで、遅延してしまうのです。このあたりの理解と実践ができるには、その理学療法にはない発想と切り口であるがゆえに、習得に時間がかかるかもしれません。

 いずれにせよ現在の理学療法は世間に認知されていないということを、強く認識することです。自らの興味に没頭しすぎた50年であったゆえに、世間へのアピールとわかりやすさに欠けてしまったのです。未来を共に作り上げていきましょう。
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