頸椎と胸椎の連動性

頸椎と胸椎の連動性

(質問)
頚椎と胸椎の運動連鎖のことでお聞きしたいのですが、連鎖としては頚椎の回旋に伴って胸椎も同方向に回旋してくると捉えてよろしいでしょうか?

(回答)
そのとおりですね。頸椎の回旋と胸椎の回旋は同じ方向に副運動レベルで動いているといっていいと思います。頸椎回旋~肩甲骨連鎖で破たんがみられる側の肩甲間部に痛みがでやすいですが、胸椎の棘突起そのものにも圧痛がみられます。分節的に相当負担が集中していることを物語っていますので、頸椎の回旋に伴う胸椎の逆回旋が強要されている結果と考察しています。では圧痛のある胸椎のmobilizationなりをすると改善しないのか?という疑問がわきますが、答えはあまり効果がありません。若い時に?結構胸椎や周囲筋にアプローチをしてみましたが、顕著な結果は得られませんでした。何かほかに原因があるはずだ!そこで肩甲骨の動きに着目し連鎖の法則を発見したといういきさつがあります。
 では頸椎と胸椎は同方向に回旋するとして、リバースの動きは無いのか?という疑問にぶちあたります。これは腰椎の側屈と回旋は頸椎の法則と違うあたりは、本当にうまくできているとしかいいようがありませんね。同じ側屈でも回旋は頸椎と腰椎は反対ですのでリバースという真反対の動きは本来は必要ないんだと思われます。胸椎はどうか?これは回旋と側屈のカップリングは頸椎と腰椎の要素を兼ね備えていますが、実際は側屈時に並行に変位している図版も多く見受けられますので、頸椎と腰椎のキャパを超えた動きの時にはどちらにもシフトできるような干渉作用を有しているものと思われます。しかしながら、並行に変位することを主とし、回旋は従ですので、胸椎に回旋要素が強要されると痛みやコリといった機能障害を引き起こすものと考えられます。
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